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4月12日
当地の朝は曇り
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「アオキ」、ミズキ科、の花
和名 : (アオキ)・枝の青い事に基づいて付いた名前
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生育地と分布地
日本原産で、本州 (関東地方以西)、四国、九州の林地に普通に生える
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林床などの日陰か半日陰で、やや湿気の有る肥沃地を好み
乾燥を嫌う、又多くの園芸品種が栽培されている
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アオキ属はヒマラヤから東アジアにかけて、3種が分布している
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類似植物
ヒメアオキ : 北海道と日本海側の多雪地帯に産する
シナアオキ : 中国の中部~南部および台湾にかけて分布する
ヒマラヤアオキ : 東部ヒマラヤ地域の海抜1,500~3,000mに分布する
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薬用部位と採集
生の葉を必要な時に採取して使用する
薬理作用 ・抗炎症作用
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薬効
解毒・活血去痰薬
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薬用法、 ( 民間薬 )
民間では、生の葉を金網の上に乗せて、弱火であぶる、黒く変色した葉を
霜焼け・火傷・おできの患部に貼る事により
痛みを和らげ膿を出すことが出来る
※ 胃腸薬として有名な「陀羅尼助」や「百草丸」はキハダのエキスで作るが
アオキを加えて制する事により、より色艶が良く真っ黒となる
参考文献 日本薬草全書
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アオキの赤い果実は3~4月に落ちるが、落ちずに初夏頃まで付いている木も有る
赤い果実と花が一緒に楽しめるので、庭木として人気が有り
日陰 (庭木の陰)の方がよく育つので喜ばれている