言わなければならない事は言わないと前には進まない

生活する中において言わなければならない事や、他の記事で共感したことなどを中心に。今その時の思いを表す。

ウーマン村本がよしもと社長からの圧力を激白!「百田さんや高須さんのこと、どうにかならんか」と

2019-03-31 06:41:32 | 言いたいことは何だ
昨日、ウーマンラッシュアワーの村本大輔が3年にわたって月曜MCを務めてきた『AbemaPrime』(AbemaTV)を卒業した。この番組でも政権批判を展開してはネトウヨから攻撃を受けてきた村本だったが、降板にあたって最後に村本がカメラに向かい、語ったことは、芸能界において政権批判がいかにタブー化しているかということだった。
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 まず、村本は、この3年の変化に言及し、「ニュースに触れてしまって、知ってしまって、気づいてしまって。そっからもうなんというか、急に『漫才師』から『活動家』って言われたりして。他の芸人には『お前、おい辺野古ちゃん』って言われたりして」と、社会問題に関心を示したことで周囲の芸人からも色眼鏡で見られていたことを滲ませた。
 しかも、それはただの空気だけではなかったらしい。なんと、所属の「よしもとクリエイティブ・エージェンシー」から直接、沖縄の発言をやめるように言われたらしい。
「なんかこう、ちょっとでも僕が沖縄のことを書くと、いままでだったらスルーされていたことが『すごく許せない』ということで会社とかに電話があって。吉本という会社もちゃんとした会社なんで、やはり1件、2件とかで、社員さんなんかが『沖縄の発言、あれはやめたほうがいんじゃない』とか。毎回ですよね」
 たった1~2件の抗議だけで「やめたほうがいい」とは、過剰反応としか思えないが、村本への働きかけはこんなレベルではなく、政治発言をするたびに毎回、幹部から直接、詰問されていたらしい。
「番組終わった後、楽屋に毎回、吉本の社員とか偉い人が待ってて、そのまま取り調べみたいなの受けるでしょ? そうなんですよ。僕、最近、吉本の社員のこと、「公安」って呼んでるんですよ。治安維持法でね、ちょっと僕がつぶやいたらしょっぴかれて」
「この前なんか『ガキの使い』で『アウト!』って言う藤原(寛)さん、(よしもとクリエイティブ・エージェンシーの)社長ですよ。社長が楽屋に座ってるんですよ。アベプラが終わったら、『ちょっと来てください』って言われて、『こないだのTwitterの件やけども、これはどうにかならんか、百田(尚樹)さんや高須(克弥)さんのこと』ということで、楽屋に30~40分も閉じ込められて、ずっと藤原さんに言われたんですよ。『ホンマにあかんときは「アウト!」って言わへんのや』っていうくらい(笑)。ほんとにもう、ずーっとね。とんとんと言われつづけるんですよ。僕も『あー、すみません、すみません、すみません』つってね。で、また書いちゃって言われて」
 そう、よしもとの藤原社長までが出動して、村本がTwitter上で百田氏や高須氏とバトルを繰り広げていた件とについて、クレームをつけたらしいのだ。
村本の口調はけっして告発調ではなく、漫才師らしくギャグとして笑い飛ばしていただけだが、これは明らかに圧力だろう。

よしもとが露骨に圧力をかけたのは、村本の発言が政権批判だから




 いったいなぜ、よしもとはこんな露骨な圧力をかけているのか。百田氏や高須氏とのバトルにしても、ひどい発言をしているのは、ヘイトやフェイクを繰り返す百田氏や、ナチ肯定発言の高須氏であり、村本氏はそれを批判しただけだ。それを自社タレントを守るどころか、社長が乗り出し、抑えにかかったのだ。
 いったいこれはなんなのか。たしかに高須氏はCMを大量出稿する高須クリニックの院長である、百田氏は関西の一部テレビ局にもパイプがあるが、だとしても、これは異常だ。
 これは、村本の発言がただの政治発言だからではなく、明らかに安倍政権の政策批判や、ネトウヨから支持を得ている安倍応援団とのバトルだからではないのか。現に、よしもとにも、松本人志を筆頭に、小籔千豊、千原せいじ、たむらけんじなど、政治問題にコメントしているタレントは山ほどいるが、彼らに対して、こうした圧力は加えられていない。
 まったく、唖然とする状況だが、しかし、村本の政権批判抑え込みをやっているのは、よしもとだけではない。よしもとほど露骨に出ないだけで、テレビでも同じことが起きているはずだ。村本は、沖縄の問題を語っただけで吉本に抗議電話があったという話をしていたが、テレビ局や番組にその何倍もの抗議があったことは想像に難くない。そして、テレビ業界全体が「村本を使うといろいろ面倒くさい」という空気に支配され、どんどん村本を使わなくなった、そういうことだろう。
 実際、村本は今回の最後の挨拶のなかでも、こんな話をしていた。
「こないだ別の番組のスタッフさんと飲みに行ったときも、『ちょっと色が付いてる。クイズ番組とかバラエティ番組出たとき、そういうこと言いそうな感じがするっていうのは、正直あんまりプラスじゃない』っていう話なんかされたりして」

この岩手の新聞社の活動は素晴らしい!

2019-03-12 20:42:53 | 言いたいことは何だ
こういう新聞社の行動が社会に訴える活動じゃありませんか。
東京新聞 社会面より
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岩手日報社(木)盛岡市)は十一日、東日本大震災からの復興の現状を伝え、南海トラ フなどの巨大地震、頻発する豪雨災害への備えを呼び掛ける特別号外(十二㌻)を一 万九千二百四十部発行し、東京など七都市で配布した。


 紙面では、インフラ整備の進展、岩手県 釜石市の釜石鵜住居(うのすまい)復興スタジアムがラグ ビー・ワールドカップ(W杯)の会場になるなどの明るい話題がある一万、二千八百人余りが仮設住宅暮らしを続けている現状を紹介。


県と北海道地震や西日本豪雨の被 災地の人々とのつながりも取り上げた。
東京・有楽町駅前で号外を配った東根千万億(あずまね ちまお)社長は「復興の支援に感謝し、被災地の現状をみなさんにお知らせする。


南海トラフ地震など災害が予想される中、備えておけば恐れることはないという思いを込めた」と話した。


号外を手にした千葉県柏市の主婦宮地静さん(60)は「被災地に元の生 活が戻ってほしい。現状がどうなっている のか、しっかり読みます」と話していた。



安倍4選が囁かれた中でさく裂した森友疑惑に関する文春砲

2019-03-02 07:21:43 | 言いたいことは何だ
安倍4選が囁かれた中でさく裂した森友疑惑に関する文春砲

2019-02-28
 天木直人のブログ



二階幹事長に次いで、今度は側近の加藤勝信内閣府特命担当相まで言い始めた。

安倍4選もありうると。自民党のポスト安倍の連中も、そして野党も、舐められたものだ。しかし、こんなことは、たとえ冗談でも言わせてはいけない。

安倍政権をこれ以上放置するわけにはいかないからだ。そんなことを許せば、今度こそ日本が破滅する。ならば野党は森友疑惑を再び持ち出して安倍夫妻を追及し、今度こそ内閣総辞職に追い込むのだ。

すっかり逃げ切ったと思って安心したいる森友疑惑の追及が再燃すれば、人間の心理として、その打撃は安倍首相にとってはかりしれないほど大きなものになる。その追及の格好の材料を、今日発売の週刊文春(3月7日号)が提供してくれた。

今日発売の週刊文春に籠池夫妻のインタビュー記事が掲載されている。聞き手は、森友疑惑を追及してNHKから追放された相澤冬樹氏だ。

言うまでもなく、相澤冬樹氏とは、NHK退社後に「安倍官邸vsNHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由」(文藝春秋)を出版し、安倍首相に忖度するNHKの内情を告発した元NHK記者である。

役者はそろった。そのインタビュー記事の中で籠池氏が暴露した。安倍昭恵夫人から受け取ったお詫びの文書が検察庁に没収されたままであると。

その文書とは森友学園のPTAの前で安倍首相が講演することになっていたが、(2012年9月の)総裁選に入ってキャンセルせざるを得なくなった、次は必ず行かせていただきます、という安倍昭恵夫人から籠池氏宛てにゆうパックで送られてきた詫び状だという。

これは安倍首相夫妻が森友学園に関与していた動かぬ証拠だ。森友疑惑が指摘され始めた時、安倍首相は国会でこう答弁している。

「私や妻が関係していたら、総理も議員も辞める」と。ならば今度こそ辞めてもらわなくてはいけない。おりから、籠池被告の初公判が3月6日から始まる。

森友事件が再び国民の記憶に蘇る。野党は、このさく裂した文春砲に書かれた昭恵夫人の詫び状の国会への提出を求め、安倍首相に総辞職を迫るべきだ。

野党の国民に対する責任は、解散・総選挙で安倍政権を倒す事しかない。私は森友疑惑が国会で追及されていた時、森友疑惑で安倍内閣を総辞職に追い込めないようでは、逆に野党が潰される、と警鐘を鳴らした。

そしていま、野党は潰されようとしている。