きょう12月30日の早朝5時のNHKニュースが報じた。
政府は来年1月から始まる通常国会で共謀罪法案を通過させる方針であると。
これは特大のスクープだ。
いや、違う。
安倍首相の意向に沿った気球観測であるとみるべきだ。
このNHKのニュースを見て、民間テレビは後追い報道をし、明日の長官が大きく取り上げる。
野党共闘は激しく安倍政権を批判する。
それを見て、この程度なら大丈夫だ。
そう思って安倍首相は、いよいよ、長年の懸案であった天下の悪法である共謀罪法案を成立させるだろう。
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どうやら安倍首相は本気で独裁者になろうとしているようだ。
そして、いまの野党では、安保法もカジノ法も、何から何まで、阻止できなかった。
共謀罪法案の成立さえも安倍首相の許すことになるだろう。
しかし、この法案だけはつくらせてはいけない。
こんな法案が出来れば、誰も安倍首相を批判できなくなる。
日本は、安倍首相の天下で、本当に深刻な状況に向かいつつある。
誰かが阻止しなければいけない。
その時は、待ったなしに来ている(了)