言わなければならない事は言わないと前には進まない

生活する中において言わなければならない事や、他の記事で共感したことなどを中心に。今その時の思いを表す。

家を買う / 買わない 八つの理由

2012-02-29 06:18:40 | 言いたいことは何だ
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Yahoo!アバター  トンビ母: 日本では家もマンションも不動産は買わない方が良い。
 
次は 何処の原発が爆裂するかわからない。
次も、核汚染廃棄物を押し付けられるかもしれない。
第一、建築資材が核汚染している。
近くの原発が爆裂したとき、素早く逃げるには、借家の方が良い。
 
一戸建ての家にせよ、マンションにせよ、不動産を買うのは原発・全廃が決まってからでも遅くない。それ以前は、日本国内の不動産を買う金があるなら、放射能汚染が殆どない海外へ逃避する資金にしたほうが長生き出来る。
 
 
 
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120226-00000004-pseven-bus_all から

「家を買う8つの理由」を『自宅を買うな』著者がすべて論破



NEWS ポストセブン 2月26日(日)7時6分配信
 

 これまでは政府が持ち家政策を推進し、それが日本の経済成長を支えることにつながってきたが、バブル崩壊でデフレ時代に突入。資産価値の目減りが進むなか、借金を負うことが最大のリスクといわれるようになっている。ましてや国債暴落に伴う今後の金利上昇懸念や大地震発生の危険性まで高まるとあっては、「持ち家信仰」こそ見直すべきという考え方が広がっている。
 
 そこで、今回は「持ち家」と「賃貸」ではどちらが得なのか。あらためて検証してみたい。
 
 以下は『サラリーマンは自宅を買うな』(東洋経済新報社刊)の著書がある、コンサルタントで不動産投資家の石川貴康氏の意見だ。同氏によれば、持ち家派が「買う理由」に挙げる代表的な意見はおおまかに以下の8通りだという。
 
【1】家賃を払っても賃貸住宅は自分のものにならない。
【2】年をとると収入が減るが、自宅ならお金がかからないから安心。
【3】年をとると賃貸住宅が見つけにくい。
【4】金利が低く不動産価格が下がっている今が買い時だと思う。
【5】何かあった時に売却してお金にできる。
【6】自宅の方が設備もいいし、自由にリフォームできる。
【7】賃貸住宅は世間体が悪い。
【8】自宅を持っている方が一人前に見える。
 
 確かに、【7】や【8】のような価値観はかつては強かった。自宅を持つことはステイタスでもあり、子どもの間でも「持ち家」か「借家」かは いじめのきっかけになるほどだった。ところが、津波によって家が流され、原発事故によって住むことすらままならなくなる悲劇が現実となった。首都圏湾岸部でも液状化による被害が広がり、今やそんな価値観も崩れつつあるのが実情だ。
 
 石川氏が残りのそれぞれの「理由」について論駁する。
 
「まず【1】についていえば、家賃とローン支払い合計を比較して『あまり変わらないなら買った方が得』と結論付ける方が多いですが、そうではない。これは【2】にも共通していえることですが、自宅を購入すると購入時にローン手数料や団体信用生命保険料などの諸費用のほか、ランニングコストとして火災保険料や固定資産税、さらにマンションの場合は管理費や修繕積立金なども別途かかってくる。そこまで考えたら、自宅ならお金がかからないとはとてもいえません。
 
【3】ははっきりいえばウソです。私自身、賃貸住宅の大家ですが、年齢にかかわらず部屋を貸しています。高齢化社会になればサービスは一層充実していく」
 
 そして、最も誤解されやすいのが【4】だという。

「『今が買い時』というセールストークをよく耳にしますが、そもそも安いから買うのはきっかけであって理由ではない。人口減少社会では今後地価が上昇する確証はないし、値段と金利の『底』と『天井』は神のみぞ知る世界です。【5】と【6】はほぼ同じ意味で、特に新築の場合は買った時が値段のピークになる可能性が高く、設備がいいのも買った時だけ。すぐ陳腐化が始まるし、リフォームするためにお金がかかることを忘れてはいけません」

※週刊ポスト2012年3月2日号
 
 
では、トンビ母の論駁。
 
【1】家賃を払っても賃貸住宅は自分のものにならない。
だから、高放射能地域から低放射能地域へ引越しやすい。

 
【2】年をとると収入が減るが、自宅ならお金がかからないから安心。
これは、事実。もし、住宅ローンを払い終えていて、修繕が不要なら。
でも、住宅も住人と同じように老朽するから、、、

 
【3】年をとると賃貸住宅が見つけにくい。
そうかもしれない。

 
【4】金利が低く不動産価格が下がっている今が買い時だと思う。
もっと、下がるで~ぇ~!

【5】何かあった時に売却してお金にできる。
何かあるとーーー原発爆裂事故などがあるとーーーその近くは、タダでも売れない。

 
【6】自宅の方が設備もいいし、自由にリフォームできる。
設備は、そうとは限らない。リフォームは する金があれば出来る。

 
【7】賃貸住宅は世間体が悪い。
賃貸住宅の質・値段によりけり。世間体が悪いのは寧ろ安月給。低年収。

 
【8】自宅を持っている方が一人前に見える。
言えてる。けど、持ち家がアダで、高放射能地域にヘバリツイテいる人達が居るのも事実。
 
 
買う、借りる、何処に住むか、何を食べるか、全て自己責任の自己判断。
良い方を選択したいものです。

「原発事故の責任取れ!」 第五福竜丸元船員が批判 ●やった!怒りの声を挙げてくださった●

2012-02-28 18:18:17 | 言いたいことは何だ
 
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画像 徳岡さまより拝借
 
 
 
 
被爆者の怒りが 理不尽な【被曝】とねっこは同じです。
プルトニウムが核開発とねっこが一つ。これも常識でしょう。
 
私たちは日本全体が被爆者被曝者・被曝難民の危機にあります。
子どもたちが真っ先に犠牲になっていく・・地獄に在ります。
 
【怒り】を声にしましょう!


 
 
 
http://www.kyodonews.jp/feature/news05/2012/02/post-4866.html
↑より抜粋 転記転載↓

「原発事故の責任取れ!」 第五福竜丸元船員が批判



 
1954年に太平洋・ビキニ環礁で米国が行った核実験で、
放射性降下物「死の灰」を浴びた静岡県焼津市の
マグロ漁船「第五福竜丸」の元乗組員大石又七さん(78)が
 
25日、東京都内で講演し、
東京電力福島第1原発事故について
 
 
「これだけ大きな事故の責任を、なぜ誰も取らないのか」と批判した。
 
 
 講演は、核実験が実施された3月1日の「ビキニ・デー」を前に、
第五福竜丸の船体が保存されている展示館近くの施設で行われた。
 
 大石さんは
「私たちは内部被ばくし、たくさん病気を抱えているが、
政府が当時、原発導入を急いでいたため、
被害が過小評価され切り捨てられた」と指摘。
 
 
「福島の人びとが苦しんでいるのに、
事故の責任という中心部分に手を付けず、
 
原発輸出を進めることに怒りを感じる。
核という恐ろしいものはなくしていくべきだ」
 
と訴えた。
(2012年2月25日)
 

◆サンデー毎日さらなる衝撃記事!『小沢事件の深層スクープ!最高裁の「官製談合」疑惑』最高裁はもう聖城でない!◆

2012-02-28 18:10:35 | 言いたいことは何だ

サンデー毎日鳴海崇記者がまた書いた。
 鳴海氏は骨太だ。
 彼は一市民Tにこう言った。
 「市民がメディアを動かす。メディアが国会議員を突き動かす。国会議員が世の中を変える。玉突きのようにね」

サンデー毎日3月11日号、必読です。
 サンデー毎日3月11日号.pdf

表紙見出し
 『小沢事件の深層 スクープ!最高裁の「官製談合」疑惑』

記事見出し
 裁判官人事牛耳る司法官僚の総本山「最高裁事務総局」
 "超"高落札率、一社入札...

書き出し
 『どじょう政権打倒に舵を切った民主党の小沢一郎元代表。成否の鍵を握るのは4月下旬にも言い渡される判決の行方だろう。しかし、「小沢裁判」から見えてくるのは、それだけではない。司法権力の唯我独尊ともいうべき疑惑が浮上した。』

結び
 『「小沢裁判」で見えてきたのは特捜検察のデタラメぶりだけではない。国民の目から避けられてきた司法のトップの怪しい実態だ。聖域にしてはならない。』

 われわれが信じきってきた最高裁が官製談合とは!
 世も末だ。
 戦後65年司法の世界でどんなことが行われてきたか、国民は知らなければならない。
 このサンデー毎日は歴史的な一冊になる。

売り切れの場合は、下記に連絡してほしいとのことです。
 営業出版部
  03-3212-3257、03-3212-3257

 最高裁事務総局を裁けるのは、国民の世論と国会しかない。

国会議員の先生方、頼みます。
 
2012年2月28日|個別ブログ記事
 

2月26日 検察審査会事務局職員全員の前で、手嶋課長に「早く白状して裁きを受けた方がいいよ」!
 
2月23日は最高裁事務総局に押しかけた。
 http://civilopinions.main.jp/2012/02/224.html

翌24日は一人で検審事務局を訪問した。
 請求していた開示文書の閲覧・謄写のためだ。

手嶋第一検審事務課長と橋村第五検審事務局長の二人が出てきた。
 開示文書閲覧の前に、二人とカウンター越しで1時間ほど話しこんだ。
 いつもなら長瀬第一事務局長が「カウンターでなく打ち合わせ室でお願いします」と云って来るのだが、もうその元気も消えうせたようだ。彼は奥の机に座って見つめるのみ。

 <「"イカサマ発覚"とある。これってどういうことですか?」>

サンデー毎日2月26日号と2月15日日刊ゲンダイ新聞をカウンターに広げ、タイトルや記事の核心部分を読み聞かせた。
 そして質問開始。
 一市民T 「"イカサマ発覚"とある。これってどういうことですか」
 手嶋氏「記事の内容わかりません」

 <「貴方達は、訴えるべきでしょ」>

一市民T「"イカサマ発覚"ということはイカサマやったと公にしたのです。貴方方はこれに対し、反論するなり訴えるなどしないのですか?」
 手嶋氏「......」

その後、一市民Tが一方的にしゃべる時間が続いた。手嶋氏は体を強張らせ、殆んど無言のまま。
 職員は全員耳をそばだてている。

一市民T「全てが分かってしまった。イカサマしていないなら、そのことを説明する必要がある。貴方達は審査員の個々の年齢はおろか、個々の"生年月"すら明らかにしていない。どうしてだ」
 手嶋氏「ご意見受け賜わりました」
 一市民T「"ご意見承った"ではない。私達はイカサマやった貴方に怒っている。全国民に"イカサマやりました。ごめんなさい"と謝りなさい」
 手嶋氏「イカサマやっていません。法律に則ってやっています」
 一市民T「だったら、法律に則ってやっている証拠を見せなさい。そもそも一回目と二回目の平均年齢が34.55歳と重なる確率は100万回に1回。偶然でも発生しないこと、ありえないということ。最初に呈示した30.9歳は、貴方たちが恣意的に選んだ審査員の平均年齢ですね。」
 手嶋氏「......」

 <「早く事実を公表したほうがいいですよ」>

一市民T「早く事実を公表した方がいいですよ。そのうち、国会で追及されるようになりますから。後ろで貴方達を指揮している人達はもっと悪い人達ですね。この方達もいずれ追及されますよ。」
 手嶋氏「法律に則ってやっているので、心配しないで下さい」
 一市民T「心配などしていないよ。怒っているんだよ」
 橋村氏が助け舟に入る。
 橋村氏「イカサマやっていないはずだ。もし、やっていたら大きな問題だから」
 一市民T「貴方は当時いなかったからわからないではないか。貴方がいうようにとてつもなく大きな問題だ。ゲンダイはそれをやったといっている」
 橋村氏「ゲンダイだけですよね」
 一市民T「サンデー毎日も。一市民Tもずっとそういい続けてきた。ゲンダイもサンデー毎日も証拠を積み重ねた末イカサマやったと決め付けている。ウソだと言うなら訴えたらどうですか。手嶋さんイカサマやったでしょ」
 手嶋氏「長瀬が説明している通りです」
 一市民T「長瀬氏は審査員選定当時いなかった人。彼は関係ない。手嶋さんは国会で追及を受けますよ。早く自供しないと大変になります。人生はやり返しがききます。社会的な影響は計り知れず、罪は大きい。しかし、刑としてはそう大きくないですよ」
 手嶋氏「罪なんて。罪など縁もないこと」

 <「貴方のやったこと犯罪でしょ」>

一市民T「貴方のやったことは犯罪ですよ。イカサマソフト使って、候補者でない人を審査員にしてしまったのだから」
 手嶋氏「法律に則ってやっている。そんなことやっていない」
 一市民T「私も、国民も、そしてここにおられる職員も全員、貴方が罪を犯したと思っています」
 一市民T「165の検察審査会に配布された審査員ソフト操作マニュアルのほかに裏マニュアルがありますね。その裏マニュアルにだけ、100人の候補者以外の者をハンド入力する方法が書かれていることを確認した。また、欠格事項などにレ点を入れた後、選定のボタンを押すと、レ点を入れた画面が消えてしまうそうですね。全て意図的です」
 手嶋氏「その辺は、私にはわかりません。最高裁が作ったものだからわかりません」
 一市民T「ソフトを操作している人がわからないはずないでしょ。貴方が分からなくても第一検審の職員のどなたかは知っているはずです。そこにおられる方達はね」(第一検審の職員が座っているところを指差して)
 一市民T「もう覚悟決めた方がよいですよ。遅くなると国民の暴動が起こりますよ。法のジャッジをするところで審査員選定のインチキをやるなんて」
 手嶋氏「検審は不起訴処分を判断するところです。選挙人名簿から無作為に抽選で審査員を選んでいます」
 一市民T「もう苦しむのはおやめなさい。貴方は、議決した人の平均年齢をそのまま30.9歳と発表して疑われてしまった。あまりに大胆なことをやりすぎるとばれるものです。苛まれているでしょう」
 手嶋氏「そんなことありません。法に基づいてやっています」


(*_*;上記記事は、一市民が斬るブログよりの「転載」です。(+o+)





うれしい♪小型で安価な放射線測定器開発 信大理学部教授と学部生★セシウムやストロンチウムなど放射性物質の種類も分かる★

2012-02-28 07:11:19 | 言いたいことは何だ
 
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パーカー山にて
 
そびえる岩山・ガードレールなんて見たことないよぉ!
ライダーは爆音と共に来て、駆け抜けた♪
 
 
何ごとにも恐れぬ不屈の前進☆
テクニック・体力さして精神集中力がすごい☆
 
お若い人に励まされますぅ・・・ぉらっちも若かったのにぃ(はらほろひれはれふぅ♪
 
 
 

嬉しいニュース♪れふ
http://www.shinmai.co.jp/news/20120224/KT120223SJI090018000.html
↑信濃毎日新聞より 抜粋転記転載
 
 
小型で安価な放射線測定器開発 信大理学部教授と学部生
 
 02月24日(金)
 
 
信大理学部(松本市)物理科学科の
竹下徹教授(57)=素粒子物理学=と同4年生の小倉隆義さん(25)が、
従来より小型、安価で高性能という放射線測定器を開発した。
 
すべて市販の部品を使っているため費用は約3千円で、ポケットに入る大きさ。
 
放射線の持つエネルギーも測定できるため、
セシウムやストロンチウムなど放射性物質の種類も分かる。



 今回開発した測定器のポイントは、
放射線が当たると発光する「シンチレーター」という物質と
「半導体光センサー」の組み合わせ。
 
放射線がシンチレーターに入ると、
中にある電子をはじき出し、それが光に変わる。
その光をセンサーで捉え、放射線の数を数えて表示する。
 
コンピューター・シミュレーションで検証した結果、
感度は市販の5~10万円の測定器と同等という。
 
この数を1時間当たりの放射線量に換算して
表示することもできるようになる。

 開発のきっかけは東京電力福島第1原発事故。
 
竹下教授は放射線の専門家として何かできないかと考え、
素粒子物理学の実験などに開発・利用してきたシンチレーターや
半導体光センサーを組み合わせ、測定器を開発することに決めた。
 
 
同教授のアイデアを基に、小倉さんが卒業研究として開発に取り組んだ。
 

 現在の大きさは縦7センチ、横10センチ。
5個あるICチップをまとめるなどすれば、より安価で小型化できるという。
同教授は「部品はすべて市販品のため誰でも作れる。
 
 
企業が製品化に取り組んでくれればうれしい」と話している。


河村たかし名古屋市長「南京発言」一部修正などなど・・・・・・・

2012-02-28 07:06:35 | 言いたいことは何だ
 今朝は、まず、この問題から、実は、数日前にこの河村市長の発言があった時にアップしようかと迷ったが、低俗なこの手の論議を取り上げるまでも無いと無視する事にした。しかしながら、修正したと後日、言及するなら、国際関係を考えれば、元々、国会議員であった氏の良識を疑わざるを得ない。この河村発言に対して、確信犯である石原都知事も呼応する様な発言をし始めている。
 
南京事件は、無かったと言う発言は、明らかに間違いで、有ったことは、間違いのない史実である。以前、小生に渡ってこの問題を取り上げているので、そちらを参照していただきたい。
 
 まあ、歴史を研究したことの無い一般的な右翼思想者以外には、この手の論を信じる人は少ないと思うが、年間に数度の割合で、この手の確信犯的な政治家による発言で、どれだけ、我が国の信用が失墜しているか、理解しているのだろうか。被害国である中国や韓国の抵抗より以上に欧州などでは、この手の問題が起こるたびに、我が国の為政者の不勉強を笑われているのだと言う事実を、全く暴論が罷り通るこの手の、発言は、今後気を付けてもらいたいと肝に銘じて欲しいものだと思っている。
 
 今日の朝日新聞の朝刊に、自民党による憲法改正の原案が示された、やはりこの政党だけには、復権してもらいたくないと強く感じる。
 
 自民党による憲法改正ポイント
  ・天皇を「元首」と位置づける
  ・国旗、国歌は国の「表徴」。国民に尊重義務を課す
  ・自衛隊を「自営軍」とし「自衛権」を明記
  ・公益や公の秩序を害する結社は認めない
  ・公務員の労働基本権の制限を明記
  ・衆参の選挙区は、行政区画、地勢、交通などを総合的に勘案して定める
  ・財政の健全性を確保を法律で義務付ける
  ・外国人参政権を認めず「国籍条項」を設ける
  ・「緊急事態条項」を新設
  ・憲法改正の発議用件を衆参の過半数の賛成に緩和
 
以上は、朝日新聞に載せられたポイントである。今の憲法以上に公的な権力が補強されると言う状態になっている事に大変な危惧の念を持っている。小生は、元々、憲法改正、あるいは新憲法をするべきとしたスタンスを持っているのだが、それは、国家権力の抑制的で具体的な監視を目的としている。しかし、天皇を元首とするなら、まず天皇の有する国家権力への干渉をどう抑制するかが、議論されなければ、ならない。ただ、闇雲に君臨するが統治せずと言う英国流の真似ではあるまい。次に、国旗や国歌と言う言わば、偶像的な存在、唯物的な存在に対して、国家と言う権力に対する忠誠心や尊敬の念を持たせよと言う議論には、全く付いて行けない。国境がある意味、世界平和の足枷になっている事は、明白な事実である、これは歴史を鑑みれば明らかで、そろそろ、この国旗や国歌という存在から抜け出す国が現れても些かも不自然ではない。しかし一応、国連などで国旗を一種の国わ表す記号として必要とするなら、その記号程度の存在で構わない、それを敬うか、そうでないかは、国民それぞれの思想や信条で決めればよいことで、国が強制的に尊敬せよと言う前時代的な、イデオロギーの刷りつけに憲法を利用するのは、馬鹿げている。
 
 自衛隊を軍として認知せよと言う趣旨は、理解できるが、9条問題をスルーしてただ軍とするのは、恐らく、国民のコンセンサスを得られないだろうと考えている。しかし、ごく一部には、武力による外交と言うやはり前時代的な手段を持つべきとする戦争大好き人間が少なからず存在している事を考えると、この手の曖昧さは、残してよい訳ではない。集団自衛権問題など、どこまで考えるべきか、その前段階の議論をそのままに、この改正にいたる道筋は、あってはならないのである。
 
 公益や公の秩序を害する結社は認めない。実は、この自民党案の中で一番危険な条項がkろえである。国家権力からの視点で、団体を公益や公の秩序を害すると判断すれば、どんな団体も認めないと言う排他的な権力の暴走を加速可能であり、ともすれば、それが野党などの少数政党への抑制に繋がりかねない。つまり、この手の権力側が権力行使に当たり拡大解釈可能な条項は、絶対にあってはならない。
 
 衆参議員の定数に関わる条項では、人口だけでなく、あらゆる条件を勘案して決めると言うのも大問題で、ある地域に住めば、一票が重くなり、別の地域では軽くなると言う事へのお墨付きとなる可能性があり、これは、昨今、定数是正の最高裁判決に対する悪意ある挑戦であると考えている。特別な行政区など、一人の国民として居住するのは、一票の軽重があってはならないのである。正にお手盛りの改正案である。
 
 財政の健全性を担保するのは、憲法ではなく、あくまで政治である。この政治の論議に直接関わる条項が憲法によって規定される事事態、不自然であり、一種の越権である。
 
 財政の健全性を担保した挙句に国家そのものが破綻したのでは、たんなるブラックジョークでしかない。この様な末梢的な行政手法や財政問題に関わる憲法の条項など、逆効果でしかない。
 
 外国人参政権を完全に否定してる事でも、判るとおり、自民党にとって、国際化は、選択肢にないと言う事になる、思想上、彼らは、鎖国していると言う事に他ならない。小生は、一定の規則を作ってその規則に当てはまる永住者に参政権を与えるのは、これからの国際政治於ける必要不可欠な能力であるとさえ思っている。良く、中国人が、人口に物言わせて大挙して我が国に押し寄せ、政治を牛耳ると危惧する論評を見るが、これは問題点のすり替えでしかない、何故ならば、それは移民法の問題で、我が国のように国土の狭い国であれば、抑制的に移民を受け入れる事は、必ずしも、諸外国から避難されるに値しない。つまり移民法を厳しくすれば、なにも国が乗っ取られるほどの移民を受け入れる必要は無い、あくまで、我が国に有用な国際的な知識を受け入れる必要性から、一定の要件を満たした定住異邦人への参政権付与は、我が国の文化や歴史を破壊するものではない。
 
 緊急事態への対応を憲法で規定するなど聞いた事がない。これは、有事立法を具体的に作り上げれば事足りるのである。万が一武力による諸外国からの侵攻を受けた場合、それに対応する決定は、首相や国会で決め、後は、現場責任者が判断すると言うのが一番で、何も徹底的に最前線の指揮にまで国家が直接関与する愚を国民もまた議員もまた反省しなければならない。つまり、発動したら、あとは現場が判断し、最終的にその是非を問うのは、国会であると言う意味である。これを憲法で細かく規定すると、それを根拠に軍が暴走する可能性があり、これは、戦前の統帥権に顕著に現れている。憲法と言うお墨付けを暴力機械である軍に与える事は、絶対にあってはならない暴論である。
 
 最後に憲法改正や停止などは、今以上に厳しくあるべきで、国会議員の過半数の賛成により、幾らでも改正できるとすれば、過半数を有する人気のある与党は、自らの権限で党の利益になる改正がお手盛りと言う事になる、権力に一定の枠組みを嵌める為の存在である憲法そのものの存在を否定した暴論でしかない。
 
 憲法は、確かに改正、もしくは新しい憲法の制定を目指すべきだと思っているが、具体的な論議が進まないのは、国民の過半数が、その必要性を認めない為であると思っている。大手新聞などの世論調査は、どこまで信用できるかわからないが、憲法改正すべきと考えている国民は、まだ30%以下で、現実に反対とする国民は過半数を超えている。9条問題もそうだが、日本国憲法にある種の誇りを持っている国民が少なからず存在すると言うことだろう。
 
 研究するのは一向に構わない、しかし、お手盛りの権力保持に憲法を利用するのだけは止めてもらいたいと思っている。
 
 やはり、自民党と言う存在は、官僚による行政の専有化に手を貸す売国奴である事がこの改正私案でも良く理解できる。権力に対してその暴走を抑止するのが憲法と言う存在で、国民の義務を 謳いあげるものではない。この根本的な事を否定する様な、議論は、戒めてもらいたいものである。
 
 憲法は、国の形を決める根幹である。それを一つの党や団体だけで考える不遜、もう少し、国民的な議論する場を作り上げて、国民全ての手で、新しい憲法、国のあり方を考えるべきであると結論して終わりにする。