電力会社は、スマートメーターの危険性やデメリットに対する一般大衆からの批判や警戒心が欧米諸国のように高まらないうちに、さっさと “取替え” を済ませてしまおうという魂胆で、現在、全国津々浦々で取替工事を急ピッチで進めている。
下請けの無数の電気工事会社にとっては、数十年に一度の、笑いの止まらない “スマメ特需” なのだ。 (スマメ = スマートメーター)
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あなたの家はどうだろうか? その家のご主人が知らない間に、無邪気な奥さんが了承してすでに取り替え完了というケースもよくあるそうだ。
この記事の最初に、「工事会社に電話をして、取り替え工事を拒否した。簡単であった。」 と書いた。 そうである。拍子抜けするくらい簡単であった。以下がその際の電話のやりとりである。
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「あの、 “スマートメーターへの取替工事のお知らせ” というチラシがはいっていた、△△市 ◇◇町 の ### ですが、うちはスマートメーターへの取替を拒否します」
「は?」
「家族に電磁波過敏症の者がいますので、取替えはせず、今までのメーターでお願いします。」
「はい」
「今電話に出られているあなたのお名前をお聞かせ下さいませんか?」
「はい、 %%% です。」
「はい、それでは、取替工事はしないようにお願いしますね」
「はい、わかりました」
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これだけである。 実にものわかりのいい担当者であった。 実は、ザウルスはいろいろと “押し問答” になることを予想していたのだ。 幸い、そうならなかったのは、どうやらわたしのような “スマートメーター反対派” に対する “応対マニュアル” がすでに存在していて、「無理強いはしない」 という原則になっていると思われる。
<注 意>
チラシが入ったら、とにかく、すぐに電話して上記のように拒否するのがいちばんである。放っておけば、不在でも取り替えられてしまう。電気のメーターは家の外壁にあるので、家人が留守でも取替工事はできてしまう。
いったんスマートメーターに取り替えられてしまったら、従来のアナログメーターに戻すのは困難である。下手すれば、一生 強力な電磁波源 を背負いこむことになる。 24時間休むことなく一定の間隔で強力な電磁波を放射し続けるのだ。
WHO(世界保健機構) でも、スマートメーターは “クラス2Bのガンを引き起こす原因” として分類されている。
当然、家の壁もらくらく透過し、住人は不断に “被曝” することになる。 これは避けようがない。
昨今、ただでさえどこの家庭でもスマホだの、WiFiだの、オール電化だの、スマート電化だの、電波(電磁波)を出す電化製品が増え、電磁波の発生源は増えるいっぽうである。
しかし、このスマートメーターは家の中からこそ見えないが、おそらく どこの家庭でも “最大級の電磁波源” になるであろう。
当然、あなたとあなたの家族の健康水準がガクンと引き下げられることになる。さまざまな健康障害が家族にじわじわと出てくることになろう。何も出てこないわけがない!これは時間の問題である。幼い子供ほどダメージは大きい。当然だろう。
考えてみて欲しい。従来のアナログメーターに、あなたは何か不満があったであろうか?何か不便を感じていただろうか? どうだろうか? 何か思いつくだろうか?
従来のままで何の問題もなかったはずだ。 “検針のおばちゃん” が来たってかまわないだろう。 従来のままで、あなたが損をすることも何もないのだ。
むしろスマートメーターになってから電気代が上がったという報告すらある。電力計を従来型からスマートメーターに交換したら、電気料金が急に上がったという苦情が、海外からも国内からも噴出している。
電磁波研会報・第105号(2017.3.26発行)