Waigaya Riders Club

Waigaya Riders Club(1998年1月発足)の発起人、タロウのブログ。
ドゥカティが好き。

スクランブラー1100を気に入った訳。(シットオンとシットイン Part3)

2025-02-11 14:58:53 | スクランブラー1100スポーツプロ

11ヶ月位前、ドゥカティの試乗会にモンスターSPを注文する気満々で行ったっけw
実際はシートの低いノーマルモンスターしか無く、それはそれで良く曲がるバイクで軽くて振り回しやすくて、それが私には気に入らなかった。
曲がるバイクより、曲げる(操り概の有る)バイクが欲しい、的なw
それにしたって試乗したのはノーマルのローシートでしたから、もし、オーリンズサス&本国仕様の高いシートであったなら、別の印象だった可能性も有るんですけどね。

モンスターのルーツはSBKのカウルから取ったバイクです。
現行パニガーレV2のカウルを取った物ではありませんが、その根底にはやはりSBKのDNAが入っていると想像します。
具体的な一例としては、高めのシート高でライダーが、重心から離れた高い位置から倒し込めるので、ちいさな入力でよく寝る、曲がる様に造られてます。(シットオンタイプ)
ドゥカティ916が出る前って、世界のバイクのシートはどんどん低くなっていたんです。(シットイン)
メリットは足付きが良くなる事では無くて、低重心化による高速安定性を上げるためでした。
その流れを、916が待ったをかけた。
それ以降、ヤマハ車のシート高はどんどん高くなっていった、、w
ホンダは少しだけで、スズキは殆ど影響は受けてなかった気がしてます。
私は古いタイプのライダーなので、旋回効率が高いシットオンより、低重心でライダーがバイクにうずくまるシットインのバイクの方が好きなようです。
実は新モンスターも、私はカウルの無いdb1のハンドリングを想像してました。
はい、実はdb1も低重心なシットインタイプのバイクでした。
ところが、、実際はシットオンタイプでした。
今だから言える事ですが、なのでイマイチ気に入らなかったのだと思います。
でも、スクランブラー800はシットインだったので気に入り、パワー的に物足りない800ではなく1100にした。
先週のツーリングで、スクランブラー1100で久し振りに気持ちの良いコーナーリングをして、「このバイクはシットインタイプだ」と実感したのです。






気持ち良さを隠し持っていたスクランブラー1100

2025-02-09 18:48:47 | スクランブラー1100スポーツプロ
オーリンズサスが付いたドゥカは、サスが高速度向きにセットされている。
全部ではないにせよ、過去に試乗したドゥカはみんなそうだった。
特にSBKはその傾向が強く、中には「街乗りには不向きだろ」と感じたモデルも有った。
なので、今の愛車スクランブラー1100スポーツプロはどうだろう?と思っていたのだけど、まあ街中は普通以上に軽く走るし、「これも時代だろうねぇ。。」と思っていたのだけど、 、、。
まあ実際、3000以下は使えなかったドゥカエンジンが、2000くらいでも平気で走るしミッションタッチは極上だったから、サスセットも乗り易くなって来たのだろうと。
しかし、これが、、、。
先週末のツーリングで、高速インターの定常円旋回(ん?)で、ちょっと(そして超久々に)本気で遊んで見たのですけど、これがまあ、水を得た魚の様な気持ち良さを隠していたんだ、と判明w
やはりオーリンズサスの本来の良さは高速度域で発揮される様です。
具体的には、街中でゴツゴツしていて跳ね気味だったのに、ぴたーっと路面に吸い付く様になったし、深いバンク角での旋回力の立ち上がり方と言ったら、、、♪♪
まあ、F18なのでSBK(スーパースポーツ)並みとまではいきません。
フロントからクイっと曲がるのではなく、車体全体で曲がっていく感じ。
が、軽くてよく寝るけど基本はクルーザー的なキャラだな、と思っていたのは、完全に勘違いだった様です。
となると、次回からは革ツナギで走りたい所ですが、もう10年くらいは着てないし、ダイエットをしないと着れないんじゃないかな、、💦

それとエンジンのパワーモードの件。
一番上がACTIVEでカッ飛び用、真ん中がJOURNEYでツーリング用。一番大人しいのがCITY。
なんですが、確かにCITYは馬力も下がるしアクセルレスポンスも穏やかなので、市街地の渋滞気味の時は、スロットルコントロール的に楽が出来るし、下げているとは言っても下からのトルクには余裕が有るので、意外に峠なんかも気持ちが良いんです。
疲れてきた時は特に良いかもw
で、ACTIVEは速過ぎるだろうから普段はJOURNEYだろう、と思って多用していたんですが、どうも、アクセル閉じ側のレスポンスに違和感を感じる。
ギクシャク、までは行ってないんですが。「あれ?」となる。
可変排気バルブを閉じるのが速過ぎるんじゃないかなぁ?と、勝手に想像。
で、更に過敏になるんだろうなぁ、と思いながら最強のACTIVEモードへ。
ところが、これが開け側も閉じ側も自分の感性に合う。
確かに過激にはなるけど、全然じゃじゃ馬じゃない。
なので、合わないだろうと思っていた市街地低速走行も、むしろJOURNEYよりは楽に走れてしまう。
うーん、益々革ツナギの必要性が、、、w


スクランブラー1100、2000km超えました

2025-02-03 18:07:09 | スクランブラー1100スポーツプロ
上州名物からっ風が凄すぎて、通勤車の原ニでは横風で危険な思いをしたので、先週金曜日はスクランブラーで通勤でした。
さすがフロント18インチ、横風を気にせず走れます。

1日土曜日は、群馬県渋川市の道の駅こもちで、美味しいと評判のカツ丼を食べに行って来ました。
渋川市やお隣の沼田市は養豚が盛んな様で、美味しい豚肉料理店が多いらしいです。

また、今回も高速を使ったのですが、使う区間も長いのでフルフェイスメットで。
そうしたら、前回のジェットヘルで感じた煩さも無く、変に頭が持っていかれる事も無くて、普通レベルの快適さ。
つまり前回は、スクリーンとジェットヘルの相性が空力的に悪かったのだとw
それでもまあ、もう少し背の低いスクリーンに、いずれ替えます。(スタイル問題)

それと今回走っていて、具体的には高速インターの定常円旋回をしていて乗り方が少しわかって来たかも、、。
スパッと寝かせても、F17インチ車の様に鋭く曲がらない分、むしろ大きな安心感を感じるので、いろいろ楽しくなっちゃったと言うか、、w
私は昔から、公道ではあんまり寝かさないで走る(曲がる)方が上手い、カッコいい、と思っているんですが、スクランブラーはバンクそのものを楽しめるバイクなのかな、と。
だからと言って常にフルバンクをするとか、そう言う事では無いんですけど、、バンクを楽しむ走り方も良いな、と。
純正タイヤのMT60RSのブロックパターンで、少し剛性が低くいので安心感をもたらしている。
強グリップだけどいきなりグリップを失うタイヤは怖いけど、限界は少し低い代わりに、ズルズルとなるタイヤの方が全然怖くない。
限界を狙ってないスクランブラーには、合うのではないかな。


スクランブラー1100の立ち位置は

2025-02-02 18:26:49 | スクランブラー1100スポーツプロ
先日もスクランブラーのフレームについて少し書いたけど、一&二枚目の画像を見ても、一部はトラス構造だけど、どこがトレリス?と見える。
安心して下さい、ちゃんとトレリスですよw
ネオクラッシックなスタイルの為、ドゥカティ特有のトレリス構造は、タンクで見えなくなっているんです。
「ドゥカとは違う」を出したくて、ワザと隠す演出なのかも。
尚、1100は800と違いサブフレームは一体型ではなく、見るからにぶっといアルミ鋳造物でボルト締めされている。
恐らくは、大幅に増大したパワー&トルク、少々重くなったエンジンに対応する為の措置と推察。
二枚目は、迫力が有るエキパイ。
この取り回し自体はディアベルや旧モンスター1200でも採用されていたり。
考えられるメリットは、前後気筒で等長エキパイに出来る事&トータルでのエキパイ長さを稼ぐ事。
長いと大径にして抜けを良くしても、低中速トルクが細くなりにくいのです。
ドゥカティの排気系としては、私個人は最良と思ってます。
マッシブで良いよねーw(親バカモード展開)



ドゥカアティ

2025-01-29 17:54:28 | スクランブラー1100スポーツプロ
「ドゥカアティはライダーの甘えを許さない」
この台詞でニヤッとした方は、古くからのドゥカティファンです。
それも「甘え」の部分ではなく、「ドゥカアティ」と日本では使われないイタリア語の正式な発音の部分にそう思った人は、変態級のネモケン信者です(ヲ

自分に取っての最初のドゥカティは、89年型の900SS。
29歳の時だったか30になってたか、くらい。
ローンの契約の時、当時の婚約者も連れて行った。
今思えば、結婚式が近い状況で、よくOKを出したなぁ、とw
「働いてるんだから、欲しかったら買っちゃえ」という家だったらしいw
購入した当時はまだドゥカティジャパンは無く、輸入総代理店は村山モータース。
今の様な専門店じゃないと買えない事は無かったから、自宅から30分のバイク屋さんで買えた。
因みに999も、当時ココに勤めていて独立した人から買った。
そんな感じで、割と昔からドゥカティは買い易い環境が有ったんです。
今だと、ホンダやカワサキよりも買い易いかなw
「優等生にはマネできまい」とは、良い見出しだねぇ♪

1年前だと、このファンティックのキャバレロ700は購入候補だったんですよね。
他はハスクバーナ ビットピレン701も。
要は、スロットル開け開けが楽しいバイクが欲しかった、という。
ただこの2車、ディーラー遠いので買い難い。
地域的にBMWディーラーも30分圏に有るから買い易い。
つまりドゥカティとBMWは、ホンダ、カワサキより買い難いのだ。
ヤマハは知ってるYSPから買えるけど。
なんかおかしいよねw

まあキャバレロ700はMT-07エンジンだから、買ってしまえばメンテナンスにあまり苦労しそうにないけど。
国産車も、ヤマハのテネレ700、ホンダのホーク11、スズキVストローム1050、GSX-8Rとか、候補はいろいろ有ったのです。
みーんなツイン、1台だけシングルw
結局、最初に試乗したのがドゥカティだったからドゥカティになったのだと思う。
買い易くよく知ってるメーカーだった、というのも大きいけど、例えばテネレ700に試乗出来ていたら買っていた可能性は高い。
いろいろ探したんだけど、関東では試乗(orレンタル)出来るショップは見つからなかった。。。
たぶん、テネレ700(同エンジンのキャバレロ700)以外のミドルは、やはりスクランブラー800で感じた「物足りない」と思ったとは思うけどね。
今のスクランブラー1100,非常に良いバイクです。
リッターバイクだけど軽いし、コーナーを攻めるよりも、交差点をひょいと曲がったり、そこそこで流すくらいがとても楽しいっ!
そして捻ればドッカンパワー!、なのもお気に入りw
それゆえ、タイミングという運命というか、ちょっとボタンを掛け違えたらどうなっていたのだろう?と考えると面白くてw