Waigaya Riders Club

Waigaya Riders Club(1998年1月発足)の発起人、タロウのブログ。
バイクの話がメイン

転梼膜フ現場目撃にて思う事

2008-09-16 20:29:26 | バイク エトセトラ
 
 
本日朝の通勤時に、バイクの転梼膜フを目撃しました。

小降りの雨。
私の100mくらい前を走る250くらいのスクーター。
運転そのものは、飛ばし過ぎもなくムチャな事もせず、乗り慣れている感じ。
側道からクルマがこちらの本線に進入してくる。
スクーターは車線を1本右に変更して、問題無くやり過ごせるタイミング。
ところがそのクルマは、さらに車線を右、つまりスクーターが避けた車線に。
もう距離が無い。ヤバイ!と私は思った。

それでもスクーターはブレーキをかけつつ左に進路変更。
後ろから見ていて、なんとか避けられそうだな、と思った瞬間にフロントロック、結局「握りゴケ」…。
滑ったまま、そのクルマの後部に衝突。

私は即座に救助。
とは言っても、ライダーさんはヒジ付近を強打したくらいだったので、私は転唐オたバイクを起こして端に寄せ、粉々に砕けた樹脂パーツを拾い集めたくらいですが。
事故の当事者同士は、お互いが業務車らしかったし、本人の意識もしっかりしていたので、もめる事も無いだろう、って事で私はその場を去りました。
朝は忙しいしね。

で、走りながらその事故を考えていたんですが…。
スクーター君は、乗り慣れている感じだったし無謀な走りは全然してなかったんですよ。
側道からクルマが出てきた時の避け方も落ち着いていたし。
でも結果は握りゴケ。
もちろん路面がウェットだったからで、ドライならあの逃げ方で避けられたんじゃないでしょうか。
また、あるいはスクーターではなく普通のスメ[ツ車だったらロックしなかったかも。
スクーターは小径ホイールなのでロックしやすいですから。
さらに言うなら、ABS付きのスクーターならコケなかったんじゃないか?とか、さらに深く考えて見ると、彼は普段はビッグなスメ[ツ車なんかに乗っていて、とっさなので、そのタイミングでブレーキかけながら左に逃げようとしてしまったのではないか? とか。
もちろん推測ですが、彼のその前までの走りが、そう思わせるほど卒がない走り方だったのです。

私は基本的にスクータには乗りたくありません。
そしてその理由の1つが、上の「小径ホイールは安定してない、ロックしやすい」からなんです。(まだまだ有りますが。)
TSのフロントは、オフ車では普通の大径21インチホイール。
これが今日は、とても頼もしく思えました。

それともう1つ、「ブレーキング時のシーソー運動(これを意識して出来るようになると、握りゴケはもうしなくなる話。)」も考察したのですが、それはまた後日。