Waigaya Riders Club

Waigaya Riders Club(1998年1月発足)の発起人、タロウのブログ。
バイクの話がメイン

やはり居心地が良いのです。

2009-03-17 18:15:00 | 999

約2年半前くらいから、毎日ではなかったけどTS200を通勤で使うようになった私。
それまでは公道では殆ど乗らず、年に1~2回のモトクロスをする為に持っていただけで、年間走行距離はせいぜい300Kmでした。
いや、MXコースだけの年だと、100Kmくらいだったかも。(^。^;)

それが今では月に450Km。
年間約5500Kmくらい走ってます。
最初の3ヶ月は、溜まっていたカーボンが燃えてる臭いでマフラーが臭かったっけ…。
それが今では、カラッカラ。
1991年製とは信じられないくらい、「パァァ~~ン!」とフケ上がってくれます。

私自身も、それだけTSに乗るようになると、たまに999に乗った時に違いをはっきりと感じるようになりました。
いわいる、朝からいきなりノレてる訳です。
「どんどん上手くなってるな」と言う自覚、と言い換えても良い。

ドゥカとオフ車、全然違うやん!
と言う意見も有るでしょうが、それも考え方1つなんですよね。
まず、車体(エンジン幅)が共にスリムである事。
比較的エンジンの重心(ダイナミックな重心、いわゆるクランク軸中心)が後ろに有り、前輪の荷重のかけ方で操縦性を変えられるのも同じ傾向。

もちろん、オフ車の方が圧涛Iにお気楽に乗れます。
「荷重移動」とか「1枚の板」とか、「肩の入れ方」、「膝の使い方」等、ハイパーな前傾バイクではやらなくてはいけない事なんか、全然お構いなし。
極端な話、腕でエイ!ってバイクを唐オても普通以上に曲がれる訳です。
突っ込みでリヤがハネても少しくらい流れても、ぜ~んぜん平気だし、タイトな下りなら下手なリッタークラスをブッチするくらいのペースで走れてしまう。しかもお気楽に。

それで一昨年からは、仕事の関係でなかなか999に乗る事が出来ず、TSばかり乗るようになって…。
999には乗れないけどバイクには乗ってるから、以前の様に、なんとか時間をやりくりして999に乗る時間を作る、という努力もしなくなってたような…。
その内、ハイパー前傾バイクでやっていた事をだんだんとやらなくなってしまってました。
やってもあまり変わらないから。

でもたまに、全然華麗に曲がれていない自分にも気がつく訳です。
あ、なまってる…、こんなんで999に乗って大丈夫かな? とも思いましたね…。
なのでたまに、TSで無意味にいろいろやってみたり。

どっちが良いのかは、一概には言えないと思います。
あまりストイックになりすぎると、「レースならともかく、公道で何やってんだ?俺?」となりますし。

特に去年は、そんな感じで1年過ぎてしまった感じですかね。
たまたまか、実際にそうだったのかはわかりませんが、たま~~~に999に乗っても、もちろんTSとは違った楽しさも有るのですが、なにかこう、純粋に没頭出来ないと言うか、コントロールしようと意識しすぎと言うか。
そんなに大げさでは無いのですが、少なくても「乗れてる状態」ではなかったと思う訳です。

でも、15日は純粋に楽しかった。
高速主体で、ハングオンフォームをとったのは数回。
フルバンクに至ってはたった1回だけだったんですけど、結局、アクセル開ける、ブレーキかける、クラッチ握る、ちょっと唐オて行く、向き替え&切り返しをする、また、ちょっと背骨をひねる等の事が、なにか、去年とは違って楽しかったのです。
やはり自分の居るべき場所はココか…。
ちょっと下半身の使い方を変えてやるだけで、ころころと反応をしてくれる999に乗りながら、そんな風に思ってしまいました。

20代の頃と比べたら、明らかに「走り」から「旅(景色&温泉&食事)」に志向がシフトして来ているのは自覚してましたから、「数年したら、旅バイクかな…」とも思ったりしたのですが、999のシート上は、やはり居心地が良いのです。(笑)
レプリカバイクでツーリング満喫。
かっ飛びもするし温泉も入る、美味いもんも食う。
さあ、何歳までやってられるかな。(笑)