以前、シットオンとシットイン という話を書いたのだけど、それの続編、というか、1つの解答が出た気がしたので記します。
それは、モーターサイクルジャーナリストで有り週刊バイクTVのMC等で活躍中の、REIさんのYouTube動画 新型XSR900とHAWK11の共通項とは。 を見た時に気が付いたのです。
正直、私くらいの年齢だと、レース(否草レース。選手権or国際格式のレースやラリー)に参戦経験が有るとかじゃない人が語ってもなあ、と思っちゃいます。
偉そうにモーターサイクルジャーナリストなんて名乗るんじゃないよ。精々ライターくらいだろ?
という気持ちも有るんですが、彼の話には共感を持つ場合が多く、最近は「彼がそう言うなら、たぶん自分も乗ったらそう思うだろうな」と思ってます。
例えば、スズキというメーカーの立ち位置の話。
ドゥカティは大好きだけど所有しない話。
そしてテネレ700が大好きで、しかもオフで使う気がまるで無い所等。
上記動画、別にXSR900vsHAWK11でもなければヤマハvsホンダ、と言う直接比較の話では有りません。
ただ、この2車(2社でもある)のハンドリングが意外に似ている所、そうは言っても違う部分等を語っている動画です。
その中で彼は、リーンさせた時のハンドルの舵角の付き方が違う、という話をしてます。
具体的には、HAWK11(と多数のホンダ車)は舵角が付くレスポンスが早く、ヤマハ車(ほぼ全車種。名言はしてませんが、ホンダ車以外の多く、みたいな)は遅い、と。
どっちが良い、優位か?と言う話ではなく、どっちで育ったか?で変わる話ですね。
で、本題。
私が気が付いた部分の話。
つまり、ホンダ車で育ってない私の場合、ホンダ車って言うのはフロントの舵角が付くのが早く感じ、それが逆に安心して振り回せない、振り回せると感じない要因だったのではないか?と。
そう仮定すると、バイク重心から近い位置からの入力であるローシートの方が、本来高効率位置のハイシートよりバイクを操りやすいと感じたり、後に荷物を載せていたり(ベストは空パニアケースを付けている時くらい?)、リヤサスのプリロードを落として少し後下がり姿勢にした方が、「よく曲がる、曲げられる」と感じている事の説明が付くのです。
本来よく曲がるサスセッティングは、前下がり&後上げ方向に振るのが普通なのに私の場合は逆でしたから、実は不思議に思ってました。
また、納車された当初のサスセッティングも、フロントを重くした(舵角が付くのを鈍くする方向)のだった。
全て符合するやんw
じゃあ私はホンダ車とは相性が悪いのか? と短絡的に結論は出せません。
今のアフリカツイン、ハンドリングも含めて気に入っているのですから。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます