稀に単独で産卵している♀を見ることもありますが、基本的には連結産卵です。通常は生きた植物組織内に卵を産み込みますが、春先の早い時期にはあまり選択肢が無いため、枯れた植物に産卵します。水中ではなく、水面上に突き出たスゲ類に産卵することもよくありますね。
交尾は午前11時頃からピークを迎え、午後になるとほとんどの個体がカップルになって産卵していました。交尾は水辺で見られることも多いですが、個体数の多い時期は縄張りを持てなかった多数の「あぶれオス」達が周辺の雑草地で♀を待つため、そちらに先を越されてしまうことも多いようです。