目的の幼虫はオオシオカラトンボです。当ブログを見ている方には今更説明する必要は無いかもしれませんが、オオシオカラは道内では温泉地にのみ生息するという変わった生態を持つトンボ。本州方面では極普通に見られるトンボでも、北海道では生息地の限られる珍しいトンボということになります。更に興味深いのは、当生息地では写真の幅1.5M×長さ7M弱という極めて限られた場所でしかオオシオカラ幼虫は採集されず、この区間は奥に見える排水溝から絶えず微量の温泉水が流れ込んでいて、通年を通じて常に水が温かいということが分かりました。道内産オオシオカラトンボはやはり、温泉の恩恵がなければ生きてゆけないトンボだということを改めて認識した次第です。
更に驚いたことがもう一つ!実は、オオシオカラ幼虫に混じって多数のミヤマアカネの中齢幼虫も採集されたのですが、終齢幼虫が網に入ってびっくり!道内のアカネ類と言えば、通常はこれから孵化してくるもの、既に終齢幼虫が採集されたということは、いったい何時孵化したのか!?これは思わぬ収穫でした!さすが温泉地ですね・・・・・・・・・・・オオシオカラ幼虫、ミヤマアカネ幼虫は後ほどアップします。
更に驚いたことがもう一つ!実は、オオシオカラ幼虫に混じって多数のミヤマアカネの中齢幼虫も採集されたのですが、終齢幼虫が網に入ってびっくり!道内のアカネ類と言えば、通常はこれから孵化してくるもの、既に終齢幼虫が採集されたということは、いったい何時孵化したのか!?これは思わぬ収穫でした!さすが温泉地ですね・・・・・・・・・・・オオシオカラ幼虫、ミヤマアカネ幼虫は後ほどアップします。