雲が厚くなると、ほとんどのトンボが休止状態となってしまいます。エゾトンボは高い枝に止まることが多く、休止状態の個体を至近距離から撮影することは出来ませんでした。写真、下に♂個体、上に交尾体が止まっているのが分りますか?こんな感じで時間は過ぎて行きます・・・・・・・・
やはり雲っているせいか?例年と比べ活動しているエゾ属のトンボが少ない!しかし、なぜか?交尾体は多く、頭上を多くのカップルが横切っていきます。さすがにエゾトンボの交尾体は近くに止まってくれても高い木の枝に止まってしまうので、なかなか近づくことができません。
今年の北海道は全道的に7月下旬からずっと悪天候が続いており、せっかくの連休もほとんど撮影に出れませんでした。ちょっとでも期待の持てる地域にと、私が選んだのは道東の湿原でした。天気予報では午前中は晴れということだったのですが終始薄曇りの状態で、時折ごく短い間に日が差す程度。しかし気温/湿気が酷く、滝のように流れ出る汗と大量のアブに悩まされました。