連結産卵

先週に引き続き、この日もキトンボの連結産卵を狙います。しかし、産卵に訪れるカップルが少なく先週以上に苦戦しました。
当然、被写体が満足に選べないほど少ないので、背景を選択するのも難しい・・・・・・・・結局、満足のいく写真は得られず、背景のごちゃごちゃしたものばかりとなってしまいました。

キトンボ縄張り

キトンボはほとんどの個体が水辺からやや離れた場所にテリトリーを移していました。
先週は水辺で見ることの方が多かったのですが、この変化には気温や日照条件など、何か時期的なことが関係しているようです。

ヒメアカネ交尾

テリトリーを張る♂個体は多いのですが、♀がなかなか産卵に現れません。
しばらく湿地内を歩き、ようやくヒメアカネの交尾体を見つけることが出来ました。産卵シーンを狙おうと思っていたのですが、♀には全くその気が無かったらしく、連結を解いた後はすぐに樹上へ上がってしまいました。

トンボが少ない！？

しかし、トンボが少ない！！やはり先週の寒波の影響でかなり多くのトンボが没してしまったらしく、先週に比べるとトンボの個体数が半分以下に減ってしまっていました。キトンボ、ムツアカネ共に数が少なく、最も個体数が多かったのはヒメアカネでした。

再び釧路へ！最後の遠征

前日の日本海側では良い成果が得られなかったので、２日目は全く正反対方向の釧路方面へ遠征してきました。
朝は深い霧に覆われ、少し不安にもなりましたが、１０時過ぎからは全く雲の無い穏やかな晴天に！気温も高く、最高のトンボ日和となってくれたのですが・・・・・・・・・・・・・

生き残り

先日はかなり冷え込み、ルリボシ系は全滅かな？と思いきや、マダラヤンマは意外とそこそこの数が生き残っていました。
アカネ系はタイリクアカネばかりが目立ち、あんなに沢山いたマユタテアカネはほぼ全滅状態、アキアカネも少数見られただけでした。
このまま終わるのは悔しいので（笑）、明日は先週あまり成果の無かった釧路遠征を強行しようと思います。今年は、明日が最後の遠征となりそうです・・・・・・・・

駄目だ～！！

連休初日の今日は、僅かな望みを賭けていつもの場所へ飛来種探しに行ってきました。
しかし、見事にスカ！何も目ぼしい種を見つけることが出来ず、全く成果がありませんでした（涙）。いや～残念！

消化不良

実際には、他にも生き残り組のエゾトンボやホソミモリトンボ、キバネモリトンボが少数飛んでいたのですが、結局この日はほとんどアカネ類の撮影で終わってしまいました。この後、気温は更に下がり続け、道内は今時期としては異例の寒さとなってしまいました。これで生き残り組も全滅かな～？

ムツアカネ休止

太陽が隠れ、気温が一気に下がったせいでムツアカネもご覧の通り。
トンボもこうなってしまうと、よっぽどの刺激を与えない限り動き（動け？）ません。それだけ、昆虫達にとっては、活動する上で太陽は重要な存在なのでしょう。

急変

午後からは急に雲と風が出てきて、天候が不安定な状態に・・・・・・・・・いきなり雨が降りだしたり、止んだかと思えば晴れてみたり、とにかく忙しい。気温も一気に急降下で、トンボ達も活動休止状態となってしまいました。

ムツアカネ交尾

意外と苦戦したのがムツアカネの交尾。結構すばしっこく、こんな写真を連発したでけでした。もうちょっと近づきたいですね。

マユタテアカネ連結産卵

北方のマユタテ♂の腹部にはやはり黒紋が多いですね。通常の個体であれば、成熟すると黒紋がほとんど無くなってしまうのですが、寒冷地に行けば行くほど、このタイプの出現率が上がるようです。ちなみに旭川市内では通常個体の方が多いです。

キトンボ連結産卵

去年は不発に終わったキトンボの産卵シーンを狙ってみましたが、な～んかイマイチ。
大きさ的には納得のいくものでしたが、肝心の露出が・・・・・・・シャッタースピードと絞りがうまくリンクせずに、不本意な結果となってしまいました。

黄色いお方はいまいち

気のせいか？年々キトンボの数が減っているような・・・・・・・その代わりにヒメアカネが増えてる。
やはり環境が少し変わってしまったみたいですね。３年ほど前までは、今時期の最優先種はキトンボで、ものすごい数が見られたんですけどね～。

黒い方もまあまあ

ムツアカネもそこそこの数が見られましたが、気温が低いせいか例年に比べるとちょい少なめ。
でも、皆元気に飛び回っていました。アカネのくせに相変わらず黒い・・・・・・・そういう種なので、当たり前ですけど（笑）。