最も個体数の多いのがマユタテアカネ、次いでタイリクアカネです。例年だと木道上にベタベタ多くの個体が止まっているのですが、今年はその1/3程度の個体数しか居ません。なんとも寂しい限り。仕方がないので、別の場所へ移動することにしました。
2日目は不覚にも私が寝坊してしまったため(汗)、午後から広瀬さんと現地で合流。実は前日にオナガアカネの♀を見つけたのですが、写真を撮ることが出来なかったので、飛来種が居ないか周辺を見て回りました。しかし、良く晴れていて最高のトンボ日和だというのに、やはりトンボが少ない!なんで!?
今回の遠征記は広瀬さんの「北海道ハイテクトンボブログ」でも紹介されていますので、合わせてご覧下さい。 写真:ヒメリスアカネ♂
今回の遠征記は広瀬さんの「北海道ハイテクトンボブログ」でも紹介されていますので、合わせてご覧下さい。 写真:ヒメリスアカネ♂
午後は15時頃から雲ってしまったので、週末の1日目はこれで終了。帰り際になんとかマダラ♂を撮影することは出来ましたが、イマイチ納得がいきません。ということで、次の日も再び天塩町に行くことに決めたのでした・・・・・・・・
こちらは別個体。この角度から見ると、胸の黒条が異常に発達しているのが分ります。ここは最北端の稚内にほど近い場所なので、このような面白い個体が出現してもなんら不思議ではないですね。トンボに限らず、昆虫には地域によって微妙な個体差があったりするので、本当に興味が尽きません!
午後は羽幌町から更に北へ、1時間20分ほどの場所にある天塩町へ向かいました。こちらはの天候は晴れ。しかし、例年に比べトンボの数が少ない!?8月はずっと雨続きで、晴れの日が非常に少なかったので、トンボの成熟が遅れているのでしょうか?
週末は唯一「晴れマーク」の出ていた天塩/幌延町方面へ遠征してきました。途中、羽幌町に寄ってみたのですが、今年は池のガマを総ざらいしたようで、マダラヤンマの姿もほとんど確認できませんでした。環境維持の為には仕方のないことですね。
写真:キトンボの連結産卵
写真:キトンボの連結産卵