花日和

恋ひわび しばしも寝ばや 夢のうちに 見ゆれば逢ひぬ 見ねば忘れぬ

「2046」

2010年03月14日 | 華流
今回観た中華電影は「2046」です

簡単なあらすじはこちらで...

2046 - goo 映画2046 - goo 映画

私がこの「2046」について知っていた事は...「木村拓哉が出ているらしい...」って事と...

「なんだか色々あって...完成するのに何年も掛かったらしい...」という事だけ...

だから...2046年の話だから「2046」というタイトルなんだと思っていました

そして...もうひとつ...トニー都督が主役なのも全然知らなくて驚きました...

出演者陣はとっても豪華でした

ピッチリ七三に固めた梁朝偉(トニー・レオン)は...「小喬一途」な大都督とは打って変わって(笑)

ジゴロ的なモテモテセクシー男(小説にのめり込む姿は...昔趣味で小説を書いていた頃を思い出しました

章子怡(チャン・ツィイー)や...アンドロイドの王菲(フェイ・ウォン)はとってもキレイだったし..

劇中に流れた「タク」(木村拓哉)の書いたラブレターもロマンティックでした...

でも...ハッキリ言って...木村拓哉はほんのチョイ役でしたね(主役はあくまでも大都督

しかも...頑固なほどに(笑)日本語オンリー

(「結婚したいほど好きな彼女が中国人なんだから...中国語覚えろよ」と思わずツッコミを入れました(笑))

でも...木村拓哉よりも...もっとチョイ役だったのが張震(チャン・チェン)...

この前「グリーン・デスティニー」を観て...萌えモードに入った張震の名前をオープニングで見つけて

ちょっと楽しみにしてたのに...たったあれだけぇ~~??と...豪華俳優の贅沢な使い方に唖然としました(笑)


観た感想をひと言で言うと...「美しいけど...私にはちょっと難しい」でしょうか...

過去と現在...現実と小説の中の世界をめまぐるしく行ったり来たりする感じで...

感情移入する隙間が無くて...ちょっと理解するのが大変でした...

(言葉も「広東語」「北京語」「日本語」が入り乱れてたし...(笑))

この映画を観る前に「花様年華」を観た方がよかったのかな~?(...ってもう遅いですけど...



そういえば...このDVDの前に「インファナル・アフェアⅢ」の予告編が入っていて...

黎明(レオン・ライ)確認しました~...ハイ...見たら思い出しました(汗)

でも...出る作品出る作品...みんな黎明の顔が違うので...なかなか顔を覚えられません...


そして...なんで私は...こんなにも今までDVDで観てきた映画を知らなかったのか??と考えました...

(私...結構映画は好きで...いろいろ観てきたはずで...たとえその作品たちを観ていなくても...

劇場のポスターで見かけたり...予告編を目にしたりしたはずなのに...


「インファナル・アフェア無間序曲」 「LOVERS」 「ヘブン・アンド・アース天地英雄」

「2046」 「藍宇」等々...って...2004年に日本で公開されているんですよね...

2004年って...PAPAが亡くなった年で...

...眠れない...食べられない...何もしたくない...誰にも会いたくない...

という...ドップリとウツに浸っていた時期で...

当然...「映画を観に行こう」なんて気分にもなれず...そういう情報さえ「どうでもいいや...」と見る事もなく...

寝てる間は何も考えなくていいから一番幸せで...起きた途端現実にガッカリする...という...

抜け殻のような生活をしていたから...知らないのも当然だという事に気付きました...

2004年~2005年頃は...本当にどうやって生きていたのかあまり覚えていません

でも...今こうしてその(抜け殻だった)頃の分を取り戻すべく映画を観まくる元気が出たのも

すべてはこのお方のおかげです

フー様本当にありがとう~~...これから一生...とても北京に足を向けて寝られません
コメント (4)
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