
中国では有名な実在の人物を描いたお話で、京劇の演目にもなってるというのに...
ちょっと突拍子も無いところもあるけど...内容は至って真面目な古装劇なのに...
邦題は...《 楊家女将伝~女ドラゴンと怒りの未亡人軍団~ 》 って...

誰だよ...こんな邦題にしたの...

これじゃ女ブルースリー(?)が未亡人を引き連れてカンフーで復讐をするお話みたい...
この邦題はちょっとひど過ぎます...
~あらすじ~
中国、宋の時代。楊宗保(任賢齊 リッチー・レン)が将軍を務める名門武家・楊一族の部隊は
宋への侵略を図る西夏軍を相手に戦いを繰り広げ
国境防衛の要である天門関を1ヶ月にわたって守り抜いた果てに全滅
悲しみに沈む楊宗保の妻・穆桂英(張栢芝 セシリア・チャン)のもとに
兵士1万人を束ねる大元帥に息子の文広(肖明玉 シャオ・ミンユー)を任命して
西夏軍と戦えという命令が下される
楊一族でたった一人の男となった文広を守るため、そして命を奪われた夫たちの復讐を果たすため
穆桂英をはじめとする楊一族の未亡人12人も戦地へと乗り込むが...
わ...私も未亡人の端くれだから(笑)未亡人軍団に入れてください


とにかく出てくるオナゴたちがとっても勇ましいんです

レッドクリフもビックリの兵法や陣立ても面白かったし...
竹で作ったド○ター中松のフライングシューズみたいなヤツとか...唐辛子爆弾とか...
いろいろな武器を手作りして敵と戦うのも面白かった~

未亡人軍団(笑)には、綺麗な人と...そうでもない人がいます(笑)
そのオナゴたちを紹介する時に、名前の横に使ってる武器の名前も出るんだけど...
何しろオナゴだらけで顔を覚えるパワーが出ない所に(おい

しかも...鎧兜を付けると、もう~誰が誰だかサッパリ...

でもまぁ...楊宗保の妻(セシリア・チャン)と母(若い!)と祖母(太君)だけ押さえとけば大丈夫です(笑)

穆桂英は、1人息子を守って勇敢に敵と戦う勇ましい女性...セシリアにピッタリ


趙雲様のような白銀の鎧姿の楊宗保(リッチー・レン)は、岸○五郎に似てると思う(笑)

(いくらタイプじゃないからって...感想がそれだけとは...

中国では有名で「三娘」とか「八姐」とか言うだけでみんな知ってるんだろうけど...
日本でこのお話 《 楊家将 》 (《 楊家将演義 》) はイマイチ馴染みが無いので...
敵(変なヘアスタイル多し)と戦って、オナゴたちが次々と死んで行っても
みんな死んじゃったな~


このオナゴたちのお話を、1人1人もう少し掘り下げて描いてくれたら...
きっと号泣するシーンになった事でしょう...
そんな訳で全編オナゴだらけで、出てくる男といったら楊宗保と息子の文広くらいなので...
そっち方面の萌えはちょっと期待できません...


でも...文広(肖明玉)の古装はちょっと可愛いので、タイプの方は唯一の萌えポイントかも

余談ですが...八姐はちょっと鈴○奈々に似てました(笑)

それから...ほんのワンシーンだけの出演でしたが...楊延昭役で、お久しぶりのこの人が出ておりました
おぉ~劉邦さんじゃないですか~



最近はトンと見掛けませんでしたが...今でも俳優やってたんですね~

そんなソックリさん(?)や懐かしい人も出てる 《 楊家女将伝~女ドラゴンと怒りの未亡人軍団 》
ちょっとワイヤーやCGを多用し過ぎで、ワザとらしいところもありましたが...なかなか面白いお話です
邦題でカンフー映画と勘違いして(笑)食指が伸びなかった方...
これは古装片ですので、一度ご覧になってみては如何でしょう?