花日和

恋ひわび しばしも寝ばや 夢のうちに 見ゆれば逢ひぬ 見ねば忘れぬ

闘茶 ~Tea Fight~

2013年09月25日 | 映画
《 闘茶 ~Tea Fight~ 》



日本と台湾の合作映画です

京都で老舗の茶屋を営む八木圭(香川照之)は、先祖代々に伝わる「黒金茶の呪い」により
茶に関わると災いが起こると信じ込み、現在店を閉めたまま定職にもつかず暮らしている
そんな父親を心配する娘の美希子(戸田恵梨香)は、幼馴染の月彦(細田よしひこ)と
ある日家の蔵の古い書物に「黒金茶の呪い」を解く方法を見つける
その方法とは、2種類ある黒金茶「雄黒金茶」と「雌黒金茶」のうち
「雌黒金茶」から作り出したお茶で「雄黒金茶」に闘茶を挑み勝つことだという
さらに自宅にある古い茶木が「雌黒金茶」であることを突き止め
美希子と月彦は呪いを解くべく「雄黒金茶」を追って台湾に向かう
一方台湾では、闇の茶市場を牛耳る台湾マフィアのボスのヤン(周渝民 ヴィック・チョウ)と
謎の美女ルーファ(張鈞 チャン・チュンニン)が「雌黒金茶」を狙っていた
「雄黒金茶」を追ううちに、マフィアのボス・ヤンに捕まってしまった美希子と月彦、圭、ルーファ
そして美希子の「茶人なら茶人らしく闘茶で決着をつけるべき」という一言で
ヤン、ルーファ、圭の3人で闘茶が行われることになる...

最初は、曾志偉のナレーションで中華風のアニメが延々続くので...

もしかして間違ってアニメを借りちゃったのかと思いました(笑)

でも... 「雄黒金茶」 を飲んだ一族は狂暴になって 「雌黒金茶」 を守る一族を殺して

「雌黒金茶」 の木や茶葉を焼き尽くしてこの世から抹消する...って...

闇でお茶の取り引きが行われていて...まるで黒社会のヤクの取り引きのように

大金が動いて、殺ったり殺られたりの非情な世界...って...

癒しの為のお茶なんだから...もっと楽しく飲もうよ~(笑)(← それを言っちゃ~お話が...


中国茶の2人の茶道も、功夫みたいなオーバーアクションだったので...

「オイオイ...そんなんやったらお湯が冷めてしまうワ~ ホコリも立ってるし~

とか...ツッコミ所も多々ありましたが...

所々に出てくる台湾の古い街並みが素敵で、ものすごく行ってみたくなりました



最後の「雄黒金茶」 VS 「雌黒金茶」 VS 「日本茶」 の闘いでは...

日本茶だけでなく、中国茶もみんな石臼で茶葉を挽き出したので

中国茶にも抹茶のようなモノがあるのを初めて知りました



でも...日本の茶道や...工夫茶を淹れるシーンが何度も出てくるので



観ていてものすごくお茶が飲みたくなりました(笑)

で...久しぶりに工夫茶セットを出してみましたが...

すっかり手順を忘れてしまったので(大汗)本を見て思い出しながら淹れてみました



最近ちょっと心がギスギスしていたので、香りのいい 『 茉莉白龍珠 』 にしました 

茶壷(chahu)で茶葉を蒸らし中...



ちょっとお茶請けが多すぎだと自分でも思うけど...



ストレス解消の為だからいいんです(笑)

映画はそんなに「おもしろ~い」って訳じゃなかったけど...(迷の方対不起~

観ている途中から、無性にお茶が飲みたくなる映画です(笑)

ご覧になる方は、お茶を用意して飲みながら観るのもいいかもしれません
コメント (4)
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