《 ポリス・ストーリー/REBORN 》 (原題 《 机器之血 》 )
~あらすじ~
国際捜査官リン・トン(ジャッキー・チェン)は危篤に陥った幼い娘を病院に残したまま
本来、自分の任務ではなかった証人警護作戦に急遽駆り出されるが
ある陰謀に巻き込まれ、瀕死の重傷を負ってしまう...
それから13年。過去の事件を元ネタにした小説『ブリーディング・スチール』の出版をきっかけに
黒ずくめの犯罪組織を率いるアンドレ(カラン・マルヴェイ)や
謎のハッカー・リスン(ショウ・ルオ)ら事件に関わった者たちが次々と姿を現わし動き出す
一方、正体を隠して暮らしていたリンも、事件の鍵を握る最愛の娘ナンシー(オーヤン・ナナ)
を守るため再び立ち上がる...
やっと周りに迷惑を掛けないくらいに咳が治まって来たので、昨日観に行ってきました
しかし...感動した映画はみんなにお勧めしたいからレビューもサクサク書けるのに...
こんなにグズグズと筆が重いのは、やっぱりイマイチだったからでしょうか...
予告編を見て 「ジャッキー完・全・復・活!」 の文字に惹かれて楽しみに観に行きましたが...
これは全く 《 ポリス・ストーリー 》 じゃありませんでした...
確かにエンディングの、恒例NGシーンではポリスストーリーのテーマが流れてたけど...
原題は 《 机器之血 》 (機械の血)で、内容も人工心臓、人工血液に絡む陰謀や復讐がメインだから
そっち方面のタイトルか、ジャッキーと娘の親子愛を蓮想させるタイトルにした方が良かったのに...
完全に 「ジャッキー」、「ポリスストーリ」 という名前で釣る汚ったね~やり方ですワ
これから観に行かれる方は、全く別のジャッキー映画だと思って観に行った方がいいと思います
(以下ネタバレありご注意を...)
でも、若い頃よりは動きも遅いし、激しいアクションはちょっと辛そうだったけど...
ジャッキーは身体張ってアクション頑張ってたし、ちゃんとジャッキーらしいコミカルさもあったし
密かに娘を想う良きパパなジャッキーにもホロリとさせられたし...
序盤の、雨の中の激しい戦いや爆破シーン、オペラハウスでのアクションも見応えがありました
でも、本当はこんな若々しいジャッキーよりも...
こっちの方が実年齢(64歳)のジャッキーに近いんだろうな~ (とNGシーン見てて思いました)
あと、タコ兄こと羅志祥(ショウ・ルオ)が謎のハッカーで出てましたが...やっぱりお笑い担当でした(笑)
序盤では、コールガールに扮したタコ兄の女装も見られます
そして、ジャッキーの部下のオナゴ(エリカ・シアホウ)のアクションがすんごくキレッキレでした
ガッカリだったのは、生化学兵器の実験体にされたアンドレとか言う白い人と...
そして、アンドレの手下のクッソ強い女や、その配下のコスプレ感が引くレベルで...
その辺で、SF的な近未来感を出そうとした結果、却って安っぽくなってしまったのが原因でしょうね...
そして、いつものようにエンディングのNGシーンはとっても良かったんだけど...
ジャッキーが 「続編も作ろうぜ!」 みたいな事を言ってたのが気になります...
ジャッキー様...続編を作るなら、あのSF的な安っぽいCGはどうかご勘弁を...