《 女媧伝説之霊珠 》 第19集(後編)
陛下と仙楽のやり取りを見ていた魔音は、陛下が薪を取りに行った隙に仙楽に近づき
「荣狄を南越国に帰して!あなたは堂々たる南越王を奴隷のように使ってるのよ

「まだ荣狄を愛してるの?」 と聞かれた魔音が 「そうよ」 と答えると仙楽はどこかに去ってしまう...
そこに戻って来た陛下は、仙楽の代わりにいた魔音を見て唖然...

魔音に 「陛下、どうか城にお戻りください」 と言われた陛下は、すごい剣幕で魔音に詰め寄り

「オマエが仙楽を追い払ったな



魔音は 「仙楽は陛下が良い君主になる事を望んでいました...国家の大事を重んじて欲しい...
そして、全てが済んだらあなたに逢いに南越国に戻る...と言い残して去りました」 と話し
疑う陛下に1本の簪を渡して 「仙楽があなたにと...彼女は滅多に自分の物を渡したりしないわ」 と...

そして、何ヶ月ぶりかで南越宮に戻って来た陛下

あぁ...ワイルドな陛下可愛かったのにな~


宮殿に戻って来た陛下を見る魔音は、心の中で
「陛下が仙楽の面倒を見なければ仙楽は死ぬしかない...仙楽が死ねば陛下もあきらめるわ...」 って

陛下を想うが故の魔音の腹黒さはなかなか怖いな...

そして、玉座に座っても浮かない顔の陛下は、みんなを下がらせて仙楽の簪を手に取り
「仙楽...どこにいるんだ...」 って悲しそう...


魔音...ウソをついてまで強引に陛下と仙楽を引き離したけど...(たぶん簪もウソだけど)
このやり方だと陛下は余計腑抜けになっちゃうんじゃないの~?
案の定、仙楽の簪を眺めてはタメ息をついてばかりいる陛下...


でも魔音は 「どんな状態でもとりあえず帰って来てくれてよかった」 って言ってたけど
いつも仙楽の簪を肌身離さず持ってボ~ッとしてるのは、かなり重症だと思うぞ~


一方、魔音より先に霊珠を集めたい鬼帝は、何者かが封印されてる場所に行き
「霊珠集めに手を貸してくれるならここから出してやる!」 と言い...

封印を解いたら1匹の龍が出て来て人の姿になったけど...またショボい妖怪だワ...


コイツは龍族の無道と問天を恨んでいて、2人を殺すって言ってたけど...こいつが殺られるに10万点

その頃听琴から 「陛下はこの数日朝議も開かず、上奏文にも目を通さず、ずっと物思いに耽っています」
と聞かされた魔音...(ほら~
