花日和

恋ひわび しばしも寝ばや 夢のうちに 見ゆれば逢ひぬ 見ねば忘れぬ

夢回唐朝 其之十八(後編)

2021年07月08日 | 譚耀文
《 夢回唐朝 》第18集(後編)

陶筑の舞をデレデレと見てる皇上(← 言い方に悪意を感じる(笑))



そこに 「媚娘が突然腹痛を起こしました」 と報告が入り、皇上が急いで行ってみると



大医は 「媚娘の脈は正常でお腹の子も無事なので安心してください...ただ妊婦に冷えは大敵ですが

梅ゼリーを召し上がって身体が冷えたのが原因かと...」 と言ったけど

まさか皇后は意図的に媚娘の身体を冷やして流産を狙ったんじゃないよね?

皇上は媚娘の手を取ると 「ゆっくり休んで無理はしないように」 と優しい言葉をかけたけど



こんな時も陶筑同伴なんだね

陶筑は 「姐姐、お身体を冷やさないように毛皮を持ってきました」 って

皇上の手前、親切なフリをしてたけど、うわべだけなのが見え見え~

皇上は 「用事があるから」 とすぐに帰ってしまい



「皇上の側にはいつも陶筑がいる...もう私に気持ちはないのね...」 と泣く媚娘



も~皇上ひどいよ 皇上...ていうかタムさまには一途でいて欲しいんだよぉぉ~

一方、皇后の元を訪れた袁大人は、皇后に 「あの陶筑という女には気を付けてください

あの女にはよくない顔相が出ています」 と言って、皇后を入内前の名前 「淑孝」 って呼んでたけど



キモイ... こいつストーカーじゃん

袁大人の言葉が気になった皇后は、陶筑を呼んで女媧の話をしながら様子を探っていたけど

この話の中で 「沈魚落雁」 って言葉が出てきて、私は初めて聞く言葉だったので調べたら

「水底に潜った魚、飛ぶのをやめて地に舞い降りた雁」...つまり

女性の美貌が並外れてることを表す例えだそうな...皇后はそう言って陶筑を褒めてたけど

え~この女が~?化粧が濃いだけでそこまで綺麗じゃないじゃん



私的には見れば見るほどキライな顔なんですけど~

陶筑は皇后に夾竹桃の花を贈ってご機嫌を取ってたけど



皇后が見てない時は、この冷酷な顔 (これがこの女の本性!)



皇后は花の匂いを嗅いでクラクラしてたけど、この女何か薬でも仕込んだのか?

そして陶筑が帰った後、媚娘が梅ゼリーのお返しにと亀ゼリーを持って訪ねて来て

陶筑が持ってきた夾竹桃を見て顔色を変え 「一般の夾竹桃の花は黄色だけど、この花の色は珍しい...

この花の意味する所は「忘恩負義」(恩知らず)よ!」 と...



まさか、陶筑は皇后に恨みでも持っていて、近付くために皇上に取り入ったのか?

そして、殷浩を待つ媚娘に侍女が 「今日は元宵節の祭で、皇上は陶筑を同伴して出席してます

殷浩は陶筑の舞の師父をやっているので大忙しで来られません」 と言うと

明らかに機嫌が悪くなる媚娘...



陶筑め 皇上の心を色仕掛けで奪い、媚娘の心の拠り所の殷浩まで独り占めしやがって

媚娘~ 早くあのケバイ女を殺って皇上の心を取り戻して~

コメント
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