素人投資家が参考にするマネー雑誌は、「日経マネー」と「ダイヤモンドZai」誌ではなかろうか。
そしておいらは、Zai誌を愛読している。
株式投資には情報とそのスピードが一番とも言われるので、
定期購読として書店に並ぶ日かあるいはその前日に入手して自らの投資戦略に活用している。
だが、それらの思いもよらない活用法があったのだ。
◆スピード感は大事なのだが遅れることのメリットもある
友人の一人にH君がいる。
かなりの慎重派でかつ吝嗇(りんしょく:けち)家でもある。
なので、おいらが読み終わったZai誌(2~3か月前のもの)を喜んで受け取ってくれる。
聞くところによると、その古いZai誌により、大成功を収めているそうだ。
東証には4000社程の企業が上場しているらしい。
その内、プレミアム市場は2000社くらいかな。
Zai誌では毎号、その内数十社を「買い」または「強い」と推奨している。
おいらは、雑誌発売後速やかにそれらの中から選抜して購入している。
その行動には、成功もあるが当然に失敗もある。
だが、思いもよらない活用方法があったのだ。
「買い」や「強い」と評価されたにもかかわらず2~3か月後に価格が下落した銘柄がある。
H君は、それらを購入し続けたのだ。
そして、ほとんど連戦連勝となり、ニコニコ顔なのだ。
株価は、本来企業業績や需給によって決まるものだ。
だが、純粋に統計学的視点だけで見れば、H君の投資戦略は極めて優れているものらしい。
真似てみるのもいいのかもしれませんね。