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過去の自分よりも未来の自分

2021-11-26 06:36:52 | 日記
坪田信貴氏は、脳科学者でもお医者さんでもありません。
でも、120万部を販売したあの「学年ビリのギャルが・・・」の作者です。
ですので、多くの生徒の偏差値を急上昇させた方でもあり、そしてそれらの指導は大人にも参考になる言葉や行動の数々だと感じました。
そんな氏の、特徴的な教えはこうでした。

◆人は結果に合わせて過去の解釈をもすり合わせる存在
 人間の記憶は、納得のいく形へと改ざんされていくものだ。
 それは、結果に合わせて過去の解釈をすべて変えてしまうということでもある。
 日本人の研究者がノーベル賞を受けたとしよう。
 記者たちはこぞって、その人の生まれ育った地元を訪ね、当時を知る人々にインタビューをすることだろう。
 当時の〇〇さんは、どんな子供でしたか。
 「小さなころから芯のしっかりした子供でしたね。
  ほかの子とは群れずに、一匹狼のような感じでした。
  長じては、自分で研究テーマを決めて、突き詰めていくタイプでしたね。」

 では、この人が例えば痴漢等の犯罪を犯したならばその評論はどうなるか考えてみよう。
 「あの人は、友達が一人もいない孤独な人でした。
  社会全体のルールにもまったく従いませんでしたね。
  自分の意志は、人に何と忠告されようとも、一切耳を貸さない人のようでした。
  周囲の評価や人の気持ちなんてどうでもいいと思っていたんじゃないですかね。」
 これらの評価は、おおむね同じところを見ているようですが、その評価はまったく違うものになっています。
 人はその結果に合わせて、事実を自分の信ずる物語に変えていってしまうのです。

 考えてみれば、ここにチャンスがあると思います。
 たしかに、過去はダメな人間だった。
 だが、過去の結果よりも未来の自分がどうあるかで、世間の評価は一変するという事だ。
 結局のところ、世の中というものは現時点や過去の時点での判断に過ぎないのだ。
 だから、未来は何かのきっかけですべての評価が劇的に変わるという事もあり得るのだ。

 →なるほど、未来の評価のためにもう少しだけ頑張ってみましょうかね。 

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