昨日、誰かが「絵が解り難い」と言うので(自分だろ!)
拡大してみました。
コーナー柱の上の手摺笠木の納まり(やっぱり解り難いm(__)m)です。
笠木の片方の木口を45°に斜め切りして、
その木口を柱の木口の対角線に沿わせて合わせ
昨日書いたように、柱面からの出(チリ)を25.5mmに合わせて
笠木の切口に沿うように、65mmのコーススレッド二本を
下にある柱の木口からこぼれない様に注意して打ち込みます。
特に、内側、入角側は、コーススレッドを打ち込むスペースが
かなり微妙なので、つい斜めに打ち込んでしまいますが、
気を付けないと、以前に何処かで触れたと思いますが
斜めに打ち込んだコーススレッドに引っ張られて
笠木自体が動いてしまったりしますので、ご注意を!!
で、コーナー柱の上で確実に笠木の斜め切りと、
柱の木口の対角を合わせて固定してから
コーナー柱の左隣の柱へ「チリ」を合わせて固定してやれば
この柱の前後の立もそこそこには出ます(そこそこです。)
後、この部分の笠木の長さ取りですが、
数字的には、昨日の木口の伸びと同じ
75.5+柱根太スパンの870+笠木の2x6の幅の1/2の70で
1015.5mmと言う事になりますが、ここはまず
片木口を45°に斜め切りした≒1100or1050位の材料を作って
先の様に柱の上に固定してから、真直ぐな木口の方を
先に止めた左側の笠木の伸びと同じになる様に
切り落としてやれば、間違いが少なく、楽かと思います。
(なぜここでアングルが変わったのか?)
で、最後にこの面、手前から奥へ向かう笠木を取付けますが
今度は、壁が有るので、先の様に荒切りしといて
と言う訳には行きません、只 この笠木を外壁に当たった状態で
取付けると、外壁に傷を付けたり、建物を傷める事になるので
少し隙間を開けて止めます。
なので、現物を実測して-5mm,10mmで長さ取り、斜め切りして
先と同様にして取付けます。
因みに図面上では、70+870+725+95てな感じで
≒1760mmと言う事になります??
おかしいですね?当に「JARO」な感じですが
図面に描いてあるこの部分の寸法は
あくまでもデッキ面の幅ですので、騙されない様に
ご注意を!! ?
てな具合ですかね、勿論、こちら側の柱も
スパンの確認修正と、柱の立の確認修正を
怠ることなく(チョッと強め)やって下さい!!
では、今日はこの辺でm(__)m