ポタアン作成記


送られてきた部品や基板 & 真空管(サブミニチュア管)

さて、組立と行きますか!



で、いきなりの障害??(^^;
こういうのを作る方達はきっと抵抗のコードくらい読めるんでしょうね。
そういうのに無知な私めは、全部を測定します、、、
(ま、その方が間違いないでしょうしね。)

説明書はありますが、
「背の低い部品からはんだ付けする一般的な組み立て方で問題ありません。。。。。。」
という記載です(^^;
はんだ付けは好きなのですが、電子工作は無知です(自慢??)
電子工作キットとしては人生2つ目の製作となりますが、出来ますでしょうか。
なにせ、おそろしくピッチの狭い小さなはんだ付けがありますので。

はんだについては最近、hakkoの営業さん?にも教えていただいた温度でチャレンジ!
それが僕にしてみれば 『目から鱗』で、その日を境に一気にはんだスキルUPでした。
読む本やNet内ではいろいろと推奨される温度やはんだ自身の溶解温度が記載されていますが
教えてもらったのは、はんだステーションの温度を350~370度程度に設定するということ。
いままでは、300~320度くらいで試行錯誤、
あまり自慢できるようなはんだ形状になり切れてなかったのですが
温度を教えてもらった設定にし、はんだを行うと
実に、写真にでも撮ってUPしたくなるような出来栄えになったのです。
(もちろん、結構な高音ですので当て方や引き際など、あまりゆっくりしていると、
 部品はさっさと逝ってしまうことになりますので注意&練習は必要かと思います)

はんだコテの先もいくつか形状違いを準備し、部品の足と基盤のホール部分には
適切にはんだコテ先をあてられるよう選択も必要です。

では、いざ!!



はい!完成!  (笑)

個々の部品付けをしている間、集中しすぎて
一切の写真がありません、、、^^;
気になった個所としては、真空管の足部分のはんだピッチが恐ろしく狭い部分。
真空管はあとで交換できるようにソケットを付けたのですが
そのソケットを付けた後ではんだショートがないか導通チェックをすると
両方のソケット部分で、同じ個所だけショート(短絡)してるのです。
焦りました、、、
なんども導通テストをし直し、なんども虫眼鏡で状態を確認しました。

でも、どう見ても5本の足の内、1番2番?4番5番?(どちらか端)
の、2つは基盤部分でもつながっているように見えるのです。
ショートしていて正解だと信じて、次へ進むことにしました。

他にもコンデンサ部分は交換して音色変化を楽しみたいので
各コンデンサの足部分はソケット化しました。

また、はんだが少し困ったのは電池の金具でしょうか。
基盤部分には安易にはんだがのりますが、
はんだコテの上記温度では金具の方が素直に温度UPしないようでしたので
コテ先を大きいものに変更し、温度は400度まで上げました。
で、基盤面へ当てるというよりは、
電池の金具へコテ先をあてるようにし、はんだを流しました。
はんだは基盤面へ少し多い目にのせて、
表側を下にした姿勢でもう一度、金具へはんだをあてて
少しはんだが金具の表側へ流れ、補強となるようにしました。
(9Vの電池を付け替えする時には結構な力がかかりますから)


完成というよりは、部品全部を付け終わったという基盤の裏面
結構綺麗にはんだ付けは出来ているかと思いますが
写真では、なんかへっ込んだ感じに写ってますね、、、


さっそく試聴!!

大切なヘッドホンが壊れては嫌なので
テストは要らない昔のiphoneのイヤホンで!
って、今、書きながら気づきましたが、ソース側もiphoneでなく
別のにしておくべきでしたね。。。
ま、うまく音がでましたので、ほっとしました。
この写真を撮ったときは、実は夜中前??
完成した喜びのまま寝ようか、音出しを確認して寝ようか
すごく悩みました(笑)
完成の喜びのまま寝れば、とりあえずは嬉しさのままで寝られます。
(組み立て不良個所があるにしても、、、)
でも、上手く音が出てくれれば、寝心地は倍増するでしょう、、、

ということで、いきなりつないで音出しをしたわけです。
結果オーライで、寝心地は倍増となりました。


勤務先へも持参し、エージングを行っていたのですが
基盤むき出しのまま、iphoneと重ねて再生させていたのでノイズが気になる状態でした。
(真空管が繊細で、iphoneなどの電波?を拾うのが原因だそうです)
なので、養生をしたうえでアルミテープでぐるぐる巻きにしました。
こうすればかなりノイズはなくなりました。
で、数日、、、


一旦は某オークションへ出品していたヘッドホン。
一旦出品をやめ、このアンプの本当の音?を聴くことにしました。
(エージングすらまだですが。)

1、2、3、
または
『なんということでしょう!』
ってなくらいでしょうか。

ヘッドホン出力からのアナログ接続ですが
iphoneで直接聴くより、ヘッドホンが仕事しているって感じですね。
以前買った数万円のヘッドホンアンプなら、『iphone直で良いや』となりすぐに手放しましたが
この、今回作成のアンプは『早くケース作って持ち出そう!』と思うくらいです。
音にメリハリと力強さがあります。

ちゃんと作れたからか、古い大きな真空管アンプなどでありがちな
ボリューム0位置での音漏れもありません。

ん~、、、勤務時間開始、、、
続く、、、


【この真空管ヘッドホンアンプについて】
この真空管アンプは頒布されている物を購入し作成したものです。
もし、このblogを偶然拝見し作成などしたくなった方は下記へ!
頒布は【趣味関係のメモ帳】というblogの中にあるカテゴリー?で
【頒布物のページ】というページで購入できます。
似たアンプはまだありますが(私の他のページにも)、こちらの真空管のヘッドホンアンプは
暖かい音色で聴きやすいです。
作り方や工夫次第では組み立てを行う方々の音色に変えるなど、いくらでも楽しみ広がる工作かと思います。
僕はまず、ケースかな(笑)


数日~数週間?製作記は続くと思います。
完成までお付き合い下さいませ。^_^;
コメント(10)|Trackback()
     
?
?