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何故に「さんま弁当」なのか?

2018-01-09 08:14:11 | 2017年キャンピングトレーラー旅
山に持っていくお弁当。


お弁当ならば、焼肉、揚げ物系ならば順当なので、それはそれであり得ます。
魚であればシャケでしょう。
しかし、何故に「さんま弁当」なのかというお話です。

さんまは、フライパンで焼きます。


蓋をすれば、煙が出ません。


油は、バターです。


実は、これ。
エジプト人から学んだ方法です。
彼らの食事は単純です。
たっぷりのバターで牛肉を焼いて、その肉汁からモロヘイヤのスープを作り、パンと一緒に食べます。
肉は、鶏肉を使うこともありますが、とにかく大量のバターを使います。
そして、食後に気が遠くなりそうなほど甘いお茶を飲みます。

以前、大学の研究室にいた時に、たくさんの外国人の世話をしてきました。
その中で、カイロ大学の教授が、1%しかいないクリスチャンでした。
日本に来て、日曜日の礼拝で、元アメリカ在住のfarmerと知り合いになったようでした。
そのfarmerのバーベキューパーティーで、焼き魚を食べることを知ったことから、彼らも魚を焼いて食べるようになったようです。

寿司のつもりで、raw fishは?
と聞いたら。
digest?
と言われてしまいました。
彼らは、肉もかなり強く焼きます。
恐らく、砂漠の世界で、生ものなどあり得ないのでしょうね。

とにかく、網焼きではない、グリルでもない、フライパンでさんまを焼くという調理に。
さんまは、煙と匂いが・・・まさに眼からウロコ。

で、さんま弁当なのですが。
定番ならシャケですが、甘シャケは、製品により塩の濃度にバラツキがあるので、ご飯とのバランスを予測しにくいです。
サバは、油ののった美味しいのと、パサパサした不味いのの区別が困難で、せっかくの楽しみであるお弁当に落胆したくありません。
アジは、骨が多くて食べにくいです。

さんま弁当には、梅酢漬けの生姜が合います。

そして、ゆで卵つき。
お昼に多量を食べると、その後の行動がきつくなるので、まめにオヤツで糖分を補います。

何重にも、保温材で巻きます。

バターで焼いたさんまは、生臭さがなく、ご飯に染み込んだ塩味がいいです。

ダウンで包むと、お昼に湯気の立つご飯を食べることができます。

保温弁当箱と違って、コンパクトです。
そして、保温材は非常用の防寒着として使用できます。

だから、さんま弁当なのでしたとサ。





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1 コメント

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yoyoさん♪ (サンマ弁当♪)
2018-01-09 10:01:10
昨晩、その同じサンマをいただきました。
ほんのりバターの風味の焼きサンマがなかなか美味しく
山での楽しみなお弁当、これならば焼き魚でも
ふたを開けたときに生臭さもかんじないで
美味しくいただけますよね!
保温の仕方も合理的、私も何度か山で
こうして保温されたお弁当をいただきましたが
本当に湯気の立つくらい温かくて美味しかったですよ~♪
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