yuyuの日々

yuyuの日々の出来事です

インディジョーンズが行く日光 霧降滝(の手前)

2020-01-31 03:22:57 | yoyoの日々
霧降滝は、日光三名瀑の一つであり、日本100名滝でもあります。


これは、霧降滝の2kmほど下流にある頭龍の滝です。

ここは車で行くことができます。

こちらの中禅寺湖の頭龍の滝よりも迫力があるように感じます。


華厳の滝は、落差と水量は多いですが、ただ落下するだけです。

(母親から聞いた話では、エレベーターの2号機を作った親戚からテープカットに招待されて始発に乗せてもらったようです)

雲竜瀑は見に行くのにかなり苦労するので、日光三名瀑に選ばれなかったのかも。

特にここまで来れる人は限られているので、このアングルでの画像は貴重だと思います。

高原山にある「おしらじの滝」は幻の滝として有名です。

平素は枯れているのに、この時は珍しく水が流れていました。

2019年の台風の後の豊富な流れ、奥日光の湯滝。


群馬県になってしまいますが、吹割滝も好きです。


ちょっと前置きが長くましたが、霧降川には床滑があります。


この上流を歩いて霧降滝の滝壺まで行ってみたいと思いました。


霧降川に沿った林道の最終地点まで来ると、すでに崖の下です。


この峡谷を進むことにしました。


すぐに滝がありました。


しかし、この先は足を濡らさないと進めません。

で!
足を濡らさない方法があるのがお分かりでしょうか?

実は、この日は、鳴虫山の修験者の道でインディジョーンズをやってきた翌日だったのですが・・・
またしても、同じシュチュエーション。

そうです!

丸太と藤蔓です。

さあ、丸太に登ります。


で、崖の上に出ました。


少し進むと、また行くてを阻まれました。


が、お助けの藤蔓です。

すっかりインディジョーンズ気分。

藤蔓のお陰ですんなりと崖に登れました。


ここを越えると、こんな滝がありました。


しかし、下に降りる道がありません。


どうやら隣にある沢を越えることができないようです。


仕方がない、この斜面を登ります。

200mほど這いつくばって登りました。
ほぼ草つきですが、頼りになる草もほとんどありません。

落ち葉がめちゃめちゃ滑ります。
気を抜くと滑るので、まず落ち葉を払います。
最低限の足場を確保してから、右手でストックの柄を斜面に刺して、左手で掴めるものを探します。
木の根っこがあればラッキー。
低木でも生えていれば何とかなります。
(木を抜くと滑りますが)

何もなくなると困ります。
やもりさんの気持ちになって、お腹の摩擦も大切に、全身を斜面につけて、ひたすら指を斜面に食い込ませます。
手袋の指先がボロボロになってしまいました。
滑ると、運良く木に引っかからないかぎり沢のそこまで行きそうです。

う〜〜〜ん、こんなところだと、ピッケル欲しいかも・・・
すでに、インディジョーンズのちゃちゃちゃちゃあ〜んを口ずさむ余裕がなくなりました。
「滑るなよ、滑るなよ」の念仏にかわっています。
(もちろん、このあたりで画像を残す余裕などありません)

で、なんとか尾根まで出ることができました。


出たのはいいのですが、帰る方向とはかなり離れてしまいました。


尾根の先には林道がありました。


高原山が見えました。


林道を大回りして帰ります。

毘沙門山から茶臼山が見えます。

駐車場近くまで来たら、先ほど登った尾根道が見えました。


どうやら、こんな地形を歩いたようです。

足が濡れるのを嫌ったので、霧降滝の手前までしか行けませんでした。
地形図を見るかぎりでは、沢を濡れながら歩かないと霧降滝の滝壺までは行けないような気がします。

なんとかして霧降滝の滝壺まで行ってみたいです。


ま、今回は霧降滝(の手前)、インディジョーンズ気分で楽しめましたが・・・・

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今日の女峰山

2020-01-30 17:47:34 | yoyoの日々
1月30日の女峰山です。

日差しが強く、気温も高めです。




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日光 大渡の白鳥越冬地

2020-01-30 04:03:14 | 鳥 と 生き物 たち
鬼怒川に架かる国道461号線の大渡橋の下流に、毎年白鳥が飛来します。

かつて大渡は、鬼怒川の渡し船の船場がありました。

松尾芭蕉が、奥の細道の途中で大渡を渡ったそうです。


聖徳太子が来られたかどうかは分かりませんが。





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日光 修験者の道 行きはヨイヨイ帰りは怖い・その6

2020-01-29 17:21:47 | yoyoの日々
日光鳴虫山の修験者の道を歩きました。


歩くコースは、一般登山道の内側に位置する二本の尾根になります。


今回は、中曽根から入り、まず岩屋観音を訪ねました。


通常であれば、中曽根から入れば鳴虫山を通過して合峰から山王二宮へと下ります。


しかし、今回は中曽根の終点付近の分岐を志度淵川の沢に下り、少し上流に戻って二宮尾根まで登るコースです。


画像は、中曽根の終点付近の分岐ですが、修験者の道の尾根にはたくさんの指標が貼られています。


しかし、その尾根ではなく、沢に降りる尾根を進みました。


ここにはたくさんのクマさんが住んでいます。


クマさんの地図を作成しています。

この中のクマさん団地を通り抜けないと馬頭岩には行けません。

一度沢まで降りてから、また上流まで戻るのですが、行くてを阻む峡谷を抜けなければなりません。


そこで丸太から藤蔓を伝って崖の上に出たのですが。


さらに難関が待っていました。

この上部は、鹿さんも登れないツルツル斜面。

左回りに、足つきの悪い3mの岩を、ほとんど指の力だけで回り込みました。

この時の画像は、もちろんありませんが、バスタブに落ちたくないネコちゃんと同じ気分でした。


クマさんちを避けながら崖をトラバースしました。


目的とする尾根にたどり着きました。


クマさんちを避けて尾根を登ります。


そして、やっと馬頭岩にたどり着きました。

馬頭岩まで来る人も少ないと思いますが、このコースで馬頭岩に来る人はまずいないでしょう。

ピンクリボンのない道から、ピンクリボンのある道に出るとホッとします。


この道はすでに通っているので、安心です。

多分、銭沢不動の前を直登すると、この場所に出るのではないかと思います。

ここを尾根伝いに帰ります。


前回は登りだったので気がつきませんでしたが、降り側には金谷ホテルと市役所を区別する標識がありました。


なぜか、鉄塔も下りで見ると新鮮です。


死ぬ思いをしてたどり着くと、妙に女峰山が神々しく見えます。

ヤマレコを使っていたら、このような感動はなかったと思います。

昔の修験者の気持ちに触れたような気分になりました。


鉄塔を下ってから、人里付近にもクマさんちがありました。


でも、このクマさん異常です。


丹念に木の皮を剥がしています。


何本もの爪の跡が残っています。


多分、強迫症のクマさんです。

自身は、ここまで執拗に剥がさなくても良いのにと分かっていながらも、剥がさずにはいられないのかも。

芸術的な藤蔓ですが、暗くなってしまいました。

ピンクテープに沿って歩いていたら、民家の脇に出てしましました。

民家のおじさんが外でタバコを吸っていました。
あれ、道に迷ったの?
迷った訳じゃないですが、ピンクテープで降りたらここに出ました。
ああ、それ東電の印ね。
車どこに置いたの?
氷屋です。
そしたら、ここ右に下ったトコだよ。
いつもだったら、一回目の氷が出来てる頃だけど、今年はねえ・・・

徳次郎の氷は、まだ全然凍っていませんでした。


最後にコースを外したので、今回もイノシシ像を見ることはできませんでした。
「日光 修験者の道 行きはヨイヨイ帰りは怖い」シリーズ(完)

しかし、山の放浪者の放浪はつづく
(実は、その翌日もインディジョーンズをやってしまいました)

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女峰山「いないない・ばあ」

2020-01-29 16:46:44 | yoyoの日々
いないない・・・


ばあ!


ほな、さいなら

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日光 修験者の道 行きはヨイヨイ帰りは怖い・その5〜このお話は本当にこわ〜いぞ

2020-01-28 07:38:49 | yoyoの日々
さて、もしもあなたがこの光景を目にしたら何と思うでしょうか?

滝の段差は人の身長程度ですが、見かけよりも滝壺は深くなります。
1月の沢に腰まで(または全身覚悟で)水に浸かって、この段差を乗り越えますか。
それとも、諦めてここで引き返しますか。
(後から思えば、濡れる覚悟で左側の岩に取り付くのでしたが・・・)

沢登りの人にはなんでもないことですが、冷たいのが嫌いな私は丸太橋を渡って引き返してきました。


でも、この崖の上に出ない限り、あの段差を越えることはできません。

崖はツルツルで登ることは不可能です。

しかし崖に登れるルートを見つけました!

????
あなたは判りますか?
????

あるんですね〜〜

インディジョーンズをやっちゃいましょう!

まずは丸太で4mの距離を稼げます。

ちゃちゃちゃちゃ〜ん、と歌いながら濡れて滑る丸太に両腕で取り付きます。

次は藤蔓をつかめば、2つの岩を越えることができます。


丸太から藤蔓に移ったところです。


ここまでは余裕がありました。


上の岩を越えるまでは、まだ良かったのです。

(先ほどの暗かった画像を処理して見やすくしてみました)

ところが、ところが!!!!!

藤蔓の先は、落ち葉の崖でした。
ここは鹿さんでも無理ですね。

が〜〜〜ん。
ここで引き返す?

引き返すということは、今回の計画を諦めることです。
この崖を高巻きするルートは存在しないからです。
そうすると、沢まで降りて濡れても行くのか、沢を下り別の尾根から修験者の道まで登り直す・・・

そう思うと岩にしがみついて根性で登る!
滑ると沢まで落ちるけど。

失敗したらyuyuさんゴメンなさい。
発見されるのは遅いでしょうね・・・・

足つきがほとんどないので、10本の指だけで、3m程度の岩を回り込みました。

必死で岩を超えたら、この景色!

再び、が〜ん。

うん!
岩〜んかなあ。
だって、ここまで来ちゃったら、もうさっきのルートを逆行して沢に降りれないんですよ。
山で最も怖いのは、登れなくなって降りれなくなることです。

安全なところでブログ見ているあなた!
もう、戻れない人生を歩み、再び困難な場面に出会う。
そんな人生を繰り返してくると、なんかこの場面に納得しちゃうんだよね。

そういえば、こんなことありました。
小学校の頃・・・
家の近所に貯水池があるのですが、そこから横浜水道とよばれるルートで横浜まで水を送っていました。
その水道道の起点には不思議な建造物がありました。
そここには梯子がありました。

「いつか登ってやる!」
と思っていたのです。

直径10m程度の円柱のコンクリートです。

多分、草地の土台が5mで、円柱のコンクリートが10mとすると、高さは15mかなあ。
ある日、囲いの鉄条網のすきまを掻い潜って、錆びてボロボロになった梯子を上ってみました。
さて、上まで登って、ちょっと振り返ってみると・・・
「が〜ん」
ビルの3〜4階かなあ?
はっきり言って「怖かった」です。

上まで登り切って、屋上に手をかけたら・・・
『ずご〜〜〜ん」という水の音がしていました。
怖くなって、屋上に上がり切ろうとしたところ・・・
そこには、直径10mの水流が渦を巻いていました!

それを身を乗り出して見てしまいました。
小学生にとって、この衝撃的な体験は、今になっても忘れません。

多分、この圧力を利用して相模原の水を横浜まで送っていたのだと思います。
もしも、もう少し余分に身を乗り出していたら、今の私は横浜の沈殿池の泥でしょう。

ま、行くしかない。
落ち葉で滑る斜面(かなり崖に近い)をトラバース。

でも崖は続く。

コワイ。
けど、気をぬくと沢に落ちる。
だから怖いとは絶対に思わない・・・

でも、
さらに怖いのは、クマさんち。

崖の向こうはクマさんち。
人が来ない(来られない)クマさんの安全地帯。
下は崖、上はクマさんち。

だけど、避けては通れない。
見つからないようにしたい・・・

そして敵中突破に成功!
やっと次の滝(?)まで到達しました。

ここは、向かって左側を巻くことができそうです。

相変わらず崖が続きます。


やっと沢のY字路まで来ました。


何故ゆえに、この困難なルートを選んだのかというと、ちゃんとその理由があるのです。

この尾根の先には、馬頭岩があるはずなのです。

修験者の道と岩屋観音の場所、馬頭岩を推定した場所をまとめます。

修験者の道は一般登山道の内側にありますが、さらにその内側は崖が続くのでインディジョーンズの道となります。
特に、このコースはクマさん団地を突っ切るので、それなりの覚悟が必要です。
クマさんちは、尾根に挟まれた唐沢にありますので、水の流れている沢と尾根を歩けば出会わない(はず)です。

これは、東照温泉のそばの小百という所で見つけた「馬頭尊」です。

修験者の道(瑠璃堂に続く二宮尾根)には、馬頭岩に向かう指標は存在しません。
馬頭岩までは、あまり人が入ってこないようです。
しかし下り側の尾根は明確なので、山王二宮に向かわずに直進すればすぐに見つかります。

それを逆に沢から登って見つけるというのが、今回の私の目的でした。

誰もやらないこと。
ま、ちょっとしたインディジョーンズ。

ここから登ることにしました。


が、この右側の沢はクマさんち。


左側の沢もクマさんち。


あのあたり怪しいなあ〜


古いマーキングの跡を選んで進みます。


向かい側の尾根から、鹿さんが呼びかけてきました。
私も「ピュー、ピュー」といって、鹿さんに答えます。

<鹿語>
「こっちの尾根ならクマさんいないよ〜」
「こっちの尾根も大丈夫だよ〜」

そして、
やっと尾根の上部まで登った所で祠を見つけました。


そして、その先に馬頭岩を見つけました。

と言うことは。
馬頭岩の正式なお参りコースというのは、安易に尾根を下って来るのではなく、苦労して尾根を登ってくるのが正解だと思います。

会いたかったよ〜、馬頭岩。

岩の真ん中が馬の顔かなあ。

尾根の上から見下ろすと亀だけど。


そして、そのまま尾根を登れば修験者の道に出ることができました。


「修験者の道 行きはヨイヨイ帰りは怖い」の最終回につづく
次は、強迫症のくまさんのお話です。

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日光 修験者の道 行きはヨイヨイ帰りは怖い・その4

2020-01-27 12:07:59 | yoyoの日々
鳴虫山の修験者の道である中曽根を登り、標識のないマイナーな尾根を志度淵川上流の沢に向かって下っています。


正面には帰り道に使う修験者の道の尾根が見えています。


石柱がありました。

植林はされているので、いちお人が歩ける尾根道です。

藤蔓の古木がありました。

ブランコのように気持ち良くしばしの休憩です。

新しい鹿のフンがありました。


と思ったら、すぐ先にイノシシさんちがありました。

要するに、クマさん団地の1号と2号の両脇の沢はイノシシさんちとなるのですね。

これらの地図を作成中です。

別のブログでまとめます。

さて、この尾根の下りでは幾つかの分岐を経てきましたが、下りの判断が難しいという典型的な例です。

すでに右手には沢が見えています。

右手の沢に沿って尾根がありますが、どこまでも続いているように思えます。


ここで尾根が分岐して、左にはなだらかな尾根があります。


降りたいのは左の沢なので、こちらの尾根を降りたいのですが・・・

この先が崖になるような気がして引き返しました。

右手の尾根を進んだところ、やはり左手の尾根の先が崖であったことを確認しました。


尾根の下りはいつまでも続き、一向に沢に降りることができません。

当たり前だよね、沢も下っているのだから。

左手に沢が見えているので、ここを下ることにしました。

斜面の落ち葉がズルズル滑りますが、ここならば滑っても服が汚れるだけです。

沢に出ました。


渓谷よりも峡谷に近いです。


先ほどの左手の尾根を進んだ場合には、この崖の上に出ることになっていたはずです。

ザイルがないと降れませんが、ザイルを使って降るような山ではありません。

山で遭難する場合、尾根を降ると崖だった、また登り返して降ると崖だった。
1日疲れていた後に、200mの尾根を5回も繰り返すと十分に遭難できちゃいます。

ああ、これは峡谷ですね。

両側が崖です。

つまり、降る尾根を間違えると崖の上に出るので、沢には降りられないということですね。

だから今回下ってきた尾根道は、誰も歩かない(標識のない)尾根だったんですね。

さて、ここまで簡単に渡渉を繰り返して来たのですが、濡れないと越えられない段差に来ました。

なんだ!
丸太橋があるじゃん。

と思って、丸太橋を渡りました。
渡っている最中の画像はありません。

で、この段差を超えたら次の段差がありました。

ここを濡れずに超えることはできません。

さてどうする?
濡れて登るか、沢を下って引き返すか。

濡れるのは嫌なので、しかたなく、また丸太橋で帰ってきました。


ところが、ところが!
ツルツルの崖だって、インディジョーンズなら登れるでしょう。

次回は、インディジョーンズがこの崖を登ります。

その結果、クマさんちを強行突破することになるのですが・・・


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鬼怒川にある大日向山

2020-01-27 08:04:16 | yoyoの日々
大笹牧場から見た眺めです。

奥に見えている山は会津の山でしょうか。







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日光 修験者の道 行きはヨイヨイ帰りは怖い・その3

2020-01-26 12:11:57 | yoyoの日々
日光連山を眺めながら、鳴虫山の修験者の道を歩きます。


中曽根を登っていくと、一般登山道へと続く尾根が見えてきました。


修験者の道もちゃんとした登山道なのでピンクテープがあります。

一般登山道から入ってきても迷うことはないでしょう。

尾根に上がります。


振り返ると修験者の道へは標識が続いていました。


ここで尾根が分岐していますが、こちらは沢に降りてしまう尾根です。

間違った尾根にはこっちに来ちゃダメよロープはありませんが、ベタベタ貼ってある標識で間違えることはありません。

とりあえずは、一般登山道から修験者の道に入る場所を確認したいので、そちらに向かいました。


一般登山道に出ました。

出口には、こっちに来ちゃダメよロープが張ってあります。

登山道から見るとこんな感じです。

したがって修験者の道に入るには、こっちに来ちゃダメよロープが目標となります。

日光連山の眺めです。


再び修験者の道を降り、中曽根への分岐で、標識とは逆の左の尾根を進みます。

この尾根は、鳴虫山を良く知っている方は(鳴虫山を良く知っているから)入り込まない道です。

男体山を見ながら尾根を降ります。


こちらの尾根には一切標識もピンクテープもありません。


この傷は人為的なものではないとすると、クマさんの爪でしょう。


さて、次の分岐にきました。

左のほうが広くて歩きやすいですが、多分沢の上流の崖に出るはずです。

こちら右側が正解だと思います。


鹿さんのフンがあるので安心して歩けます。

鹿さんのフンがあるということはクマさんがいないということです。

先ほどは、反対側の尾根を登っていました。

お昼を食べた茂みの横を過ぎます。

山並みを眺めながら

多分、山王二宮尾根の化荘の宿あたりが見えているはずです。

ひだまりをヌクヌク歩きます。


さらに分岐は続きますが、これを右に降りると中曽根の沢に降りてしまうはずです。


今度は左側を選びました。


そして次の分岐です。

尾根道は登りは一本道ですが、下りは多数の分岐があるので難しいです。
山で迷ったら、まず登って尾根の登山道を探すのが原則で、迷うのは決まって下り道です。

どちらを選んでも最終的には沢に出るのですが、こちらの尾根は間違っているはずです。


明確なほうの尾根を選びました。


尾根を下っていて怖いのは、崖の上に出てしまうことです。

非常用のナイロンロープ(ザイルではない)を用意していますが、20mの崖までしか対応できません。

沢の向こうに二宮尾根が見えてきました。


一度沢まで降りて、再びあのピークまで登ります。


そんなことしなきゃよかったのに・・・

と後でちょっぴり後悔しましたが。

山の放浪者の放浪は、「修験者の道 行きはヨイヨイ帰りはコワイ・その4」につづく

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日光 修験者の道 行きはヨイヨイ帰りは怖い・その2

2020-01-25 17:46:28 | yoyoの日々
日光鳴虫山の修験者の道から岩屋観音を目指しています。


中曽根から登り、高度800m付近で岩屋観音らしき岩を見つけました。

この崖の向こう側に岩屋観音があるはずです

ところが濡れた落ち葉がめちゃくちゃ滑るので・・・、
へへへ久しぶりに秘密兵器使っちゃおう。

装着!
と思ったら、劣化したゴムがブチッと切れてしまいました。

では、こちら。

ところがところが、濡れた落ち葉と柔らかい土がめちゃくちゃ滑るので、ただ谷方向へ滑り落ちるだけです。

やっと這い上がってきて木を伝って登りましたが、そこには崖がそびえています。


仕方がないので、一旦尾根まで登り正規のルートで降りることにしました。

風流な松がありました。

ちゃんと登山道から来れば、標識だらけでした。


到着


観音様を拝み


尾根まで戻ると岩屋観音を記した石柱がありました。


そしてたくさんの標識がありました。

これだけ標識あれば、誰だってわかるよね。

ところで、このフンですが。

タヌキさんかも知れないが、むしろ他のフンを総合すると穴熊さんに近いです。

穴熊さんは、尾根の所々にしていくので、少しタヌキさんとは違うのです。

鳴虫山ではお猿さんを見ていませんが、お猿さんの可能性も否定できません。

そして、再びクマさんちです。


ここではクマさんのお食事どころと鹿さんの通路が交わっています。


少し先に陽だまりを見つけたのでお昼にします。

ただ日差しが陰っているので、クマさんの影がうまく出ませんでした。

つづく



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