yuyuの日々

yuyuの日々の出来事です

南洋真珠のペンダント

2017-02-28 16:02:22 | 宝石のこといろいろ
真珠にはいろいろな種類がありますが
今デザインしているのは
南洋真珠を使ったペンダントです。。。



白蝶貝がつくる真珠には金色をしたものもあり
その大小を使ったデザインなど考えています


一粒使いでは
黒蝶貝の真珠~黒蝶真珠などでも製作予定


真珠がどんなふうにネックチェーンに下がり
身に着けた時にネックラインや胸元に馴染む形はどんなものか…
そんな事をイメージしながら考えています

イメージしているこの時間が好きです
あれこれやってみます


南洋真珠
白蝶貝の白と金色、そして黒蝶真珠

全く同じといえるものの無い自然の姿
手にとる度に一つ一つの美しさに見いられます

そういえば、先日行ったティッツアーノとベネチア派展で
描かれていた女性たちは、首から下げるペンダントの形では
真珠を使っていなかったように思います
イヤリングのピアススタイルで下がるもの
もしくは糸に通されたネックレスです
ペンダント~下がっている形のものは近代のもの?
なのでしょうねきっと
時代が変わると装飾品の在り方も変わるということですね。。。

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ベネチア男の野望・その2

2017-02-28 13:06:55 | 美術館・絵画
ダナエです。



この絵の最も特徴ある描写は、女性の開かれた両足です。



ここまでは、NHKの解説で紹介されたので、後を続けます。
要するにダナエは、男を迎え入れるポーズをとっています。
この絵が宗教画とは、誰も思うわけがありません。
もう! Countachで御座いますよ。
これは、キリスト教の観点からすれば信じられない描写であり、例え羽の生えた天使がいても、この絵の中では全く意味を持たない存在です。
ルネッサンスが異教徒的だという解説文は適切ではありません。
ユダヤ教やイスラム教は、さらに厳格です。
したがって、異キリスト教的なのがルネッサンスなのではないでしょうか。
でも、反キリスト教的ではないと思います。
キリスト教的に許容される範囲を、どんどん押し広げたのがルネッサンスだと思います。
作者の凄いのは、男女の関係を金の雨によって正当づけてしまったことです。
この発想は斬新であり、それまでの10世紀の暗黒時代を、一気に飛び越えて世の中をひっくり返すアイデアだと思います。

もしも、ここに男性を登場させてしまうと、それは反キリスト教的でしょう。
一線を越えないギリギリのバランスが絶妙です。
その描写が金貨です。
本の解説者は、「これは男女の関係が金銭である」との意味合いがあるなどと言っていますが、そんなのは当たり前で、陳腐な解釈です。

端的に言って、これは性交を描写しています。
これはダナエの表情で示しています。
頬は上気しています。
慎ましい表現ですが、性的な興奮で鼻翼を広げています。
もしも、ここで唇を開いた描き方をしてしまうと、それは結合してしまうことを意味してしまいます。
だからここまでが、ギリギリの一線を保つ限度だと思います。


最も重要なのが目です。
行為の最中、女性は何も見えません。
何も見ていません。
それを堂々と表現しています。
うっとりとした表情で、金貨によって全身が愛撫されている感触を楽しんでいます。

NHKの番組で、某大学の教授なる方が、「この絵は女性の美を表していないので、顔をちゃんと描くべきだ」とおっしゃっていましたが、まったくお門違いです。
多分、描くのであれば、こんな顔でしょう。

もしも、ここに美人画が描かれていたとしたら、まったくの価値がなくなります。

どんな美人でも絶頂感を迎えた時に美人でいる人など存在しません。
この描き方は、芸術のふりをしたエロスそのものです。

この絵を見てミケランジェロが、「もっとデッサンに励むように」と言ったそうです。
それは、この色彩に嫉妬したからの捨て台詞もあったかとは思います。
が、それだけではないと思います。
何故ならば、具体的な筆使いについては言明していないので、技術的な意味だとは考えにくです。
つまり、デッサンの質が低いと言っているのではないということです。

正解です。
デッサンでは、絶対に性交の場面を描きません。
つまりミケランジェロは、デッサン(の技法)を基本とした絵を描けと言っているのだと思います。

で、この絵を買ったのは誰か・・・。
それこそが、ベネチア男の願望でしょう。








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水仙の花はどこ?

2017-02-28 10:06:38 | 警察犬サム君
咲いている花はありますけれど
家の庭に咲く水仙の花、今年は少なめです。。。

なぜでしょう?

ねえ、サム君

サム:そうですか?

そうなのよ~心当たりはあるかしら?

:あるような~ないような…


あるんじゃないの?
君の寝転んでいるその場所にあると思うけど!



:ここは居心地がイイんですよ♪


なぜかサム君、水仙の芽が出てくる
その場所で寝転ぶのが好きなのですよね

それでも別の場所で咲いていた水仙
花瓶の中で仲良くしています
小さめな花と…
これから咲きそう
咲いたらきっと大きく黄色い花ですね♪。。。



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野菜の飾り切り

2017-02-27 12:23:09 | 楽しい食
家でのお料理、お馴染みの材料を使って
つくる事が多いですが、切り方を変えるとそれだけで
新鮮な感じがします。。。

台湾の料理本にあった飾り切り…ですが
かなり難易度が高かったので自己流にアレンジしてみました


サラダです~♪


皿の左側の白いものは
蕪です
黒い皿なので映えるかな~と思って
ブロッコリーの下には敷いてみました
丸い赤いものは人参
緑色のキュウリを葉に見立て花にしてみました
ポテトサラダの縁にも置いて華やかに、見えるかな?


単純な切り方ですが、少ない技術に短い時間でもできる切り方は
私などには良いです~!

こちらは別の日のもの

茹でたいんげんを並べた上、中央は数の子のサラダ
白っぽいその山の四隅のピンは生姜の紫蘇の葉漬け
黄色はタクアンの酢漬け
春らしい一皿になりました~♪

ピンク色はもちろん~桜
そして黄色はというと~サンシュユ!
実は最初この黄色はイチョウ切りにしてイチョウの葉
と、思っていたところyoyoさん
「それじゃ~季節感がないでしょ」と言って
器用にも、イチョウ切りにしたタクアンを
サンシュユに見立てられるように加工してしまったのでした!

形が変わると味わいも変わるみたいです

工夫次第ですね、また面白い切り方考えよ~っと♪。。。


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曇り空で寒い朝

2017-02-27 08:30:00 | 今日の空
昨日より気温、低めです。。。

雲優勢の空
雨は降らなそうですけれどね


三寒四温…その自然のサイクルを感じます


それに比べて部屋の中は暖かい春です♪
バラ色の女神~フローラ


先日行った、ティッツアーノとベネチア派展の
図録を買ったときにいただいたポスターを飾りました
花の色もフローラの頬の色、バラ色のよう…

バラではないですけれどね!


yoyoさんは外に仕事に出掛けますが
私はサム君と一緒に家で仕事をしながらお留守番です。。。
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ベネチア男の野望・その1

2017-02-27 05:14:38 | 美術館・絵画
田園の奏楽ですが。
羊飼いの場所を示しました。
二匹の羊が対称に描かれて、その中央に立ち、真っ直ぐこちらを見ています。


さて、そのベネチア男。
とにかくイタリア人は、女性を口説きまくる、と言うか、気安く声を掛けるのが当たり前。
北イタリアでは、フェラーリでも何でも、女を口説くアイテムとして存在しているかのようです。

ところで、二人の男。
もしかしたら、本当は一人なのかも・・・。

絵画では、当たり前の技法として、現実と非現実を同時に描写しています。
非現実は、神話的な要素が中心ですが、動物やどくろなどのアイテムで描かれています。
そして、もうひとつ、絵画から想像を楽しむための非現実が込められているように感じます。

例えば、この男。
現実が右で、こころの内面が左の男。
つまり、本心では真っ先にあの女性に向かいたいところなのに、つまらない女に邪魔されてしまっている現実。
その女の手前、自分の希望が叶えられない。
その現実と非現実の差、つまり自分のとれる行動が、色の濃度で現されているとしたら?
だって、同じような位置にいる二人の男の色彩が、これだけ差があるのは不自然でしょう?
作者は、意図的に非現実が起こる可能性が低いことを、色の濃淡で示唆しているのかも知れません。

では、この処女は羊飼いと結ばれるのでしょうか?
答えは違います。
もしも、この二人が結ばれて穏やかな生活をするのであれば、それはあまりにもキリスト教的です。

この絵を購入するのは誰でしょうか?
そう!
貧乏人の羊飼いではなく、お金持ちの遊び人です。
ベネチア男の野望は、この処女を奪うことです。
羊飼いを慕う乙女を無理やり犯す願望が、この絵には、込められています。

そのような発想はキリスト教的ではありません。
そのエロスの根元が、ルネッサンスそのものであるように思えます。
そう考えると、ダナエを本当に理解することができるような気がします。

ルネッサンスが、キリスト教の性的な教えを破った文化であるならば。
それは、ベネチア男の願望があったからかも知れません。







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サンシュユを使ってヨーグルト~成功です!

2017-02-26 15:14:14 | 今日の楽しい
半信半疑でやってみたサンシュユでヨーグルト作りです。。。

この黄色いサンシュユの
枝と花を温めた牛乳に入れて約二日間
なるべく冷さないように注意しながら見守りました

今朝の事…寝室のオイルヒーターの上を見ると


白いものが浮いている!
ヨーグルト~できたの!?


しかし、もしかしたら発酵したのではなく
腐敗かも知れないわけです~確かめないといけません!


スプーンでそっと、上に浮いてきた部分を取り出しました


なにやら嗅いだことのあるにおいがします
ギンナンのよう?
酸っぱい臭いではありません


透明に近い水分と固形の
白いクリームチーズのようなものにはっきり別れています

お味見を…
〝塩味のしないチーズ〟って感じ!
食べられそうでした
水分の方もそんな感じだったようです


花の色と枝の色
共に変わらずでした
乳酸菌が住んでいたんですね~ここに!

サンシュユヨーグルト、確かに作ることができました。。。



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桜の花に珍客現れ!

2017-02-26 12:55:32 | 今日の楽しい
裏庭の桜、河津桜が満開です!。。。



せっかくなのでお昼ごはんはお花見気分~♪

桜の屋根の下で
いただきま~す♪ と、始めたら
花びらならぬ
花がポタリと落ちてきた!

メジロが来ていますがあの鳥たちは
花びらはおとしても花をそのまま落とす事はないと思うけど?

「いや、メジロたちスズメに教わったんじゃないかな?」

「もしくは、いつもはここから
クチバシを入れ蜜を食べていたけど
桜は梅よりそれがしにくいとかで
付け根辺り
から食べようとするので花ごと落ちるのかも知れない」

な~るほど
実際に花を裏からよく見たら
ここに
穴が空いていました!


〝チーチーチー〟と楽しげなメジロたち
こちらとしては花がポタリ…よりも花びらは
ハラハラ~~~の方が風情があって良いですよ

な~んて事をいっていたら
頭上に舞い降りてきた黒い影にびっくり!



少し細身のカラスの大きさで尾っぽが長くなったシルエット

やはり花を落としますがメジロの比ではない勢い!

枝の上をノコノコ横歩き…

ソシテ緑色の羽色は…

インコ?


ここはハワイ?
河津桜にインコなんてビックリです!。。。



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青空に長~い飛行機雲♪

2017-02-26 10:41:21 | 今日の空
今日の都内はきっと賑やかですね
東京マラソンのスタート今朝の9:30でした。。。

快晴の空を見上げたら
真っ白な線が長~く!伸びていました




どこに向かう飛行機でしょう


さっき遊んであげたサム君

息が切れた? それとも
日向で温まり暑くなったのかも知れません

今日は風がなく日向はポカポカしていますから



日向ぼっこのサム君の
背中や頭の毛の黒いところ、なでなでしたら


温かくなっていて気持ちよかったですよ♪。。。
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ベネチア男の野望・田園の奏楽における処女の祈り

2017-02-26 04:19:03 | 美術館・絵画
ベネチア派展ですが。
どれが良かった?
と聞かれると、「良い」の定義をどう捉えるかで悩みます。
が、最も興味を惹かれたのは、この作品です。

でも、この写真を見ても説明が困難です。
実物でないと・・・。

解説書を読むと、冒険好きな二人の若者を二人の娘が舞踊に誘うとされていますが、私の解釈は全然違います。

まず、二人の娘は二人の若者を見ていません。
二人の娘は、二人の若者を誘ったのですが、相手にはされていなかったのです。
だから、この時点で次の相手を探すべく、遠くを見ています。
多分誘いをかけたのは、左の女が早く、誘いを断られたことに落胆しています。
右の女は、すでに次の相手を発見して、つま先立つように期待を込めた表情で相手を追っています。

この絵の主人公は、右の男です。
鮮やかな赤いパンツが目を見張ります(実物でないと伝わりません)。
誘いを断った二人の女を追い払った後の左手が「お前たち邪魔だ」という印象を与えています。
指先で、「また今度な!」と言ったかのような感じを表現しています。
目線は前方を見ているようですが、気持ちは別の女性を見ています。
こころの目で、この男の考えを探って下さい。
その相手は、もう一人の男が狙っています。
ある見方をすると、左右の男は非対称でありながら対象的であり、それは身体の前面と背面、色彩の濃淡、赤と白など、まったく無関係のようで実は一体化されているように感じます。
左の男は、二人の女よりも奥に位置しています。
その位置から誰が見えるでしょうか?

そう。
もう一人の主人公は、5人の真ん中で跪いている女性です。
この女性の表情が絶妙です。
硬い身体は処女のようであり、実はある男のことを思っているのかも知れません。
楽器を通じて念じているようにも見受けられます。

実物でないと説明できないと言ったのは、まったく色彩とポーズの異なる二人が、絵の中で繋がって見えるのです。
作者は、これを意図して、この女性の衣装だけわずかに色彩を変えています。
この色調が、他の4人と比較して絶妙です。
写真ではこの感動は伝わりません。


・・・でもね。
正解を言いましょう。
この女性が慕っているのは、羊飼いの男性です。
派手な服の遊び人などは相手にしないはずです。

では?
その羊飼いはどこにいるのでしょうか。

実は、遠くから彼女を見据えています。
絵画では、彼女の頭のすぐ上の丘の中腹に描かれています。





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