ノラニンジン～野良人参、帰化植物

北海道で訪れた場所のどこにでもあった印象です。。。

森町の山の中

花壇ではないですがよく咲いています
葉っぱの感じと
蕾です

全国にあるそうですが
北海道の特に道央・道南に多いのだとか
急激に増えているのだそうです

ヨーロッパ原産の外来植物
〈セリ科ニンジン属の二年草Anne's Lace（アン女王のレース）と呼ばれる〉

なぜ〝アン女王のレース〟と呼ばれるかというと
レース作り手の守護聖人（聖アンナ）に由来する
などの多説があるなかで

この花の真ん中

濃い赤紫になっているところから
〈レースを編んでいたアン女王が誤って針で指を刺し
白いレースに一滴の血が落ち
これが花の中心部に見られる暗紫色の小花になった〉
こんな逸話からだそうです

キレイ、そしてたくましい花です

ここはどこだと思います？



フェリー乗り場の片隅です
コンクリートとアスファルトの間に花を咲かせていました

今回北海道に来てからたくさんの花を見てきましたが
旺盛な勢いを感じる外来種が多かったように感じました

今日は本州に戻りますが
本州では見られる外来種の〝ナガミヒナゲシ〟
北海道では見かけませんでした
気温が低いせいなのか…それとも
ただ海を越えていないだけなのか？
もしかしたら来年は北海道のどこかで見ることに
なるのかな？！。。。