KO坊の人・まち・ヤマ・道中日記

日々の体験交流の巻です。

友人の死

2010-01-19 21:33:02 | Weblog
1月19日(火)

小学校から高校まで同じだった友人が火事で亡くなった。

弟からの訃報を受けて、共通の友人と始発電車で出発。
新幹線で東京駅6時50分発ののぞみ101号広島行きに乗車、名古屋駅で乗り換え、8時47分発のこだま697号で米原駅下車。米原駅から東海道本線で近江八幡駅に9時51分着。

葬祭センターのタウンホール近江八幡で無言の対面。

本当は、20歳から5歳刻みで開催していた8回目の同級会を正月に開催予定でしたが、夏に開催してほしいという声に押され、お盆の頃に開催となった。
今思えば、正月の3日に開催していればと心残りだ。

お別れ会は午後0時30分から。終了後、新しくなった火葬場の近江八幡市立さざなみ浄苑で。外観からは火葬場とは思えない。
1時30分から火葬の儀。

永遠の別れ。合掌。

3時が予定で、親族は葬祭ホールに一旦戻る。すばらしい施設だが、飲食ができない。
われわれ2人は近くの八幡山(写真中央の山)にロープウェイが見えるので、そこに行くことにする。



八幡山ロープウェイ乗車券は往復800円。市で運営しているかと思ったが、近江鉄道で経営していた。



山頂はハイキングができるようになっていて、標高は271.9m。琵琶湖が望める展望台は他に比良山系の眺望も素晴らしい。



ロープウェイ山頂から地蔵道を行くと、山門があり、ここに日蓮宗唯一の門跡由緒寺院の村雲御所瑞龍寺がある。八幡山は豊臣秀次公が居城を築いた要害の地で、本丸のところに本堂がある。北の丸、出丸、西の丸には遊歩道で結ばれている。



ロープウェイから城主気分で近江八幡市の旧城下町を見下ろす。



タクシーで市内の八幡堀をみながら、3時前にさざなみ浄苑に着く。
まだ、時間があり、苑内を見て回る。日本庭園の枯山水がある。



この浄苑と山麓の間に今は取り壊されたが、レンガの煙突のある旧火葬場があった。10年前に奥さんが亡くなり、やはり2人でここに来て、見送りました。



焼きあがり、骨を拾い上げて、骨壷に納める。別に故人の希望で海に散骨するとのこと。

4時1分近江八幡駅発で帰る。米原駅4時28分発こだま670号で、名古屋駅から5時ちょうどののぞみ244号はN700系で、ここで車内販売のビールで清めする。
上野駅から通快で8時43分に到着。