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M.B.-NH/HN 1989? Banned Maurizio Bianchi SPK

2007-10-13 08:46:21 | Noise Industrial
M.B.-NH/HN 1989? Banned




 本日7:30に起床。土日はなぜか目覚めが良い。アイシーンを1本吸い、ヨーロピアン・ドリップをいれ休日恒例となってきたM.B.を早速、本Blogで取り上げましょう。
 酷似のタイトル「NH-HN」(ベルギー、Grafika)w紹介したいところだが、バックアップも取らず、かなり以前に処分してしまった(;゜д゜)アッ.... そちらは、今でもフレーズを覚えているがチープなリズムボックスを使用した、腐敗したインダストリアル・テクノであったが、これがなかなか入手できない。
 今聴いている本作はたまーに見かけるし、実際今ブートのLP盤がeBayに出品されている…

 で、こちら
 [1]「NH]は「ネウロ・ハビタット」は「Leibstandarte SS MB 2」のエクリですよ。リズムなし。しかし安物のシンセが何重にも重なり合い分厚い初期M.B.独特のインダストリアル世界が展開されている。
 諸限界のエッジで相/待-期する。そうしたデリダのディスクールが脳内を走る。
 シンセ音が唸りをあげるが、アンビエント的に読書のBGMにもいけますよ。実際ジジェクとも関係の深いジュディス・バトラー「生のあやうさ 哀悼と暴力の政治学」を妻とブランチを食した後、購入してきて、本作もBGMに使用と思って用意しておいた。
 初期M.B.のエクリの中ではよく出来た作品でしょう。ブートLPさえ作られているくらいですから。

 [2]「HN」さて本作のアートワークは、愛人と共に吊るされたムッソリーニである。以前はヒトラーには興味があったがムッソリーニについては、大学での教養課程で学んだこと程度しか知らない、いや今はそれすら怪しいが… 同じイタリア人としてM.B.は良く学んだのでしょう。
 路線的には[1]と同様ですう( ゜∀゜)ノ
 最近「Symphony For A Genocide」「The Plain Truth」「Armaghedon」などがまたCD再発されましたが、ことM.B.に関してはアナログ盤にこだわっている。後者2枚はアンビエントでもありますから、諸々のBGMにもよろしいかと。
 本作は純粋に鑑賞するにも良いインダストリアル・ノイズだ(´-`).。oO

 先に言及したようにLP盤がeBayに出品されているし、このカセット版も時折見かけるのでM.B.の好きな方は入手されても後悔することはないでしょう。

 ★4つ

 さて、コーヒーをいれなおして今度はBrian EnoをBGMにJ・バトラーを読んで行こう。

  自宅書斎にて y27dx