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Throbbing Gristle-Second Annual Report 1978 SPK

2007-11-29 13:23:37 | Ambient
Throbbing Gristle-Second Annual Report 1978 FR2001




 本日は働く者の当然の権利である有給休暇を取得し、自宅でくつろいでいる。ってか、午前中は少し早めの年末?大掃除で書斎の片付けをしてて大変でしたあ(*´д`;)… 仕事柄、かなりの量の書籍を購入しますし、ペーパーベースの書類が、本来快適なはずの私の書斎の邪魔になっていました。結局90%はゴミに。来週の資源ごみに日に6束の各種資料のゴミを出します。

 ひと段落着いて玉露園の梅こんぶ茶をいれ、TGの1st LPを聴きながらやっとくつろぎの時を過ごすとする。

 [1]「Industrial Introduction」無音からグオーーンとTG流アンビエント・ノイズがスタート!
 まあリアルタイムにTGに接していたインダストリアルの先輩方とは違い、私の場合この手の音楽を聴くようになった頃にはTGはとっくに解散しており特段思い入れは正直ありません。アナログ時代のライブ盤も10枚は入手しましたが、結局あまり聞かないでだいぶ前に処分してしまいましたあ( ゜∀゜)ノ

 本作もライブからの寄せ集めですが、本作ともう1枚テクノな「Greatest Hits 」だけは好きですね。

 インダストリアルって言うか、なかなかアンビエント的なエクリでいい感じで曲が展開されています♪

 エミッター、コレクター、ベースまたはアノード、カソードの表出。
 先ほどまでアメリカの無線工学の書物を読んでいたもので…

 「Maggot Death 」はちょっとノイジーなパロールから始まり、徐々に様々なエレクトン音が交錯します。まあ悪くはないですね。リズムの表出が殆どないので「のれる」サウンドではなく、しかし読書やデスクワークのBGMによさげなアンビエントです。

 TGと言うと個人的には「ただのノイズの垂れ流し!」ってインプッレションがあるのですが本作は例外的にいいですね♪ 静寂なるインダストリアルですか。

 でB面へ。
 「After Cease To Exist」1曲がやはりアンビエント。Brian Eno博士のような精密さはないのですが、なかなかいい雰囲気であります。
 こういうアンビエントな曲を聴いているときは、何か作業をしていないと駄目な仕事人間?ですので、最近購入したジョルジョ・アガンベンの「例外状態」に目を通す。
 「開かれた空間から出発することによってのみ、例外状態において法を生に結び付けていた装置を不活性化したあとで、法の使用の可能性についての質問を提出することが可能となる」
 興味深いエクリチュ-ルです。まあ本書は午後の楽しみに取っておいてっと。無線工学の復習も楽しいです( ゜∀゜)ノ

 肝心のTGからイデアが飛んでしまったが、いいんですアンビエントですから。聞き流せるし、いい空間を創造していますよ。

 TGとしては飛びぬけていいのではないでしょうか?彼らの作品のごく一部しか聴いたことがない者の感想ですけど。

 ★★★★

 さて、これから寝室に行って音楽を聴きながら先の洋書の無線工学本を読みきってしまおう。

  自宅書斎にて [y27dx]