先日、
シャープが台湾企業の鴻海に買収されたとのニュースが流れました。シャープ自体も日本や同業他社(特に東芝など)を振り回したあげくの買収劇でした。
少なくとも10年前までは全く考えられませんでした。
そんな大きな話の影にかつて一世を風靡した「美少女ゲーム」つまり「アダルトゲーム」メーカーがひっそりと活動休止した話がありました。
その会社は
「エルフ」です。今年の3月31日を持ってHPが閉鎖されました。
(一応、連絡手段だけは残っていますが・・・)
1989年11月に
「ドラゴンナイト」がPCゲーム(この頃はPC-9801などのDOS版)として発売されました。今までは「アダルトゲーム」と言えば、即○○○シーンが当たり前でした。
しかし、この「ドラゴンナイト」は、DQやFFのようなRPGの感じで楽しめ、さらにゲーム性が通常の一般ゲームと変わりなかったので大人気になり、ゲーム雑誌のランキングでは、今まで考えられなかった第1位となるなどすごかったです。
それから、「アダルトゲーム」業界も一般ゲームのようにゲーム性の高いゲームが販売されるようになり正にバブル状態でした。(自分もその頃には結構はまりました)
いつの間にか「アダルトゲーム」の名前が『美少女ゲーム』と変わりました。
(この例と言えば、昔の「ポルノ映画」→「ピンク映画」(ピンク女優、ピンク監督)や現在の「AVビデオ」→「セクシービデオ」(セクシー女優、セクシービデオ監督)に変わったものもあります)
社会現象を起こしていきました。1990年代と言えば、「美少女ゲーム」でしたね・・・
それから10年以上経ちました。あの勢いがどこへいったのか?
自分もこの「エルフが3月31日でHP閉鎖」のニュースを確認するまで、存在自体も忘れていた。
この業界の最新ニュースもあまり聞かないので、業界自体が無くなったのかと・・・
今では、HPも最低限しかありません・・・寂しい物ですね。
最盛期には、こんなものを発売していました。
数両限定の「エルフ 大人の缶詰」↓
本とか・・・
自分が所有している物です。近々売却手続きします。何でこんな物を買いまくったのか?
日はいつか沈みます。どの世界でも同じです。今、日本自体が沈んでいこうとしています。
どうなるのかわかりません。それでは・・・・