<以下の文は2010年10月20日に書いたものですが、一部修正して復刻します。>
1) 8年ほど前、所用があって高知市へ出かけたことがある。私が泊まったホテルは坂本龍馬の生誕地の近くにあったが、たまたま11月15日に「龍馬誕生祭り」が行なわれ、それを見る機会があった。偶然とはいえ、ラッキーだった。 坂本龍馬は高知では大変な英雄だが、今や全国的に最も有名な歴史上の人物となっている。 . . . 本文を読む
<以下の記事は2013年12月に書いたものですが、そのまま復刻します。>
田中角栄元首相
福田赳夫元首相
田中角栄元首相が亡くなって今月でちょうど20年だそうだが、ふと、昔のことを思い出した。もう40年以上も前だが、当時、私は某テレビ局の政治記者をしていた。そして、福田赳夫氏(元首相)がリーダーである清和会(自民党福田派)を担当していたが、ある晩、福田邸へ取材に行った。た . . . 本文を読む
<だいぶ前の記事ですが復刻します。>
政治家とは「何をするか」「何をしたか」で評価が決まるものだ。何もしない、何もできない政治家なんて無用の長物であり、ただ歳費を食っているだけだ。政治家にはまず「能力」が求められる。何かをする場合、当然能力が問われるのだ。もちろん、悪いことをしてはならないが、違法か適法かは「法律」によって決まることだ。 例えば、田中角栄という非常に能力のある政治家がい . . . 本文を読む
13) 個人的な話になるが、その頃の私は報道の職場が嫌になっていた。入社以来28年もいると飽きも出てくる。N報道局長ともあまり上手くいかないし、50歳になると体力も衰える。前にも言ったが、組合出身の同期生らが非組合系の私よりどんどん上役に就く。不満が溜まっていた。 ある日、同期のM君(組合出身)が私に「部長になる気はないか」と言ってきた。たぶん、N局長の意向を受けて話してくれたのだろうが . . . 本文を読む
10) 前にも話したが、私がお世話になった石川報道局長は「電波の私物化」に反対し、鹿内信隆会長と対立、その挙句に左遷され社外に飛ばされた。 電波とは国家・国民のもの、公けのものである。それを私物化するのは何事だと反対するのは分かるが、皮肉なことに、息子の春雄氏がFテレビの実権を握ると、視聴率は3冠王になるし営業成績も民放トップに躍り出た。 こうなると“勝てば官軍&rdqu . . . 本文を読む
5) 昨年亡くなった元Fテレビの名プロデューサー・横沢彪(たけし)さんも、組合活動が災いして全く違うセクション(関連会社)に飛ばされた。彼は何年かそこで“冷や飯”を食わされていたわけだ。組合員への露骨な人事異動が続いたが、それで職場環境が良くなるわけがない。 Fテレビはだんだん落ち込んでいった。鹿内信隆社長の経営方針が徹底され、組合対策があったのかどうか知らない . . . 本文を読む
<はじめに>
以前、「Yahoo!」のマイブログに書いた連載記事だが、ブログを“全面削除”されたため幾つかの記事が消失してしまった。しかし、その後、親切な方々のご支援により、全面的に復元することができた。この場を借りて、感謝の意を捧げたい。 復刻に当たっては、一部記事を修正・補筆している。(2012年4月9日)
フジテレビの旧本社ビル(東京・新宿区の河田町)
&n . . . 本文を読む
某テレビ局の報道に入って、初めて取材に行ったのが「かなりや祭」だった。これは毎年4月3日に、東京・上野の不忍池(しのばずのいけ)のほとりで開かれるもので、有名な童謡『かなりや』を記念するものだ。今でも開かれているのだろうか・・・私が某テレビ局に入ったのが昭和39年(1964年)だから、とんでもなく古い話だ。古いのは承知で、これも思い出の一つだからお許し願おう。当時は“デンスケ&rdqu . . . 本文を読む