1951年(昭和26年)にリリースされた曲で、作詞は佐伯孝夫、作曲は佐々木俊一で、灰田勝彦が歌った。「野球の歌はヒットしない」という当時のジンクスを破って大ヒットしたという。
戦後6年になり世の中がようやく落ち着いたのか、こういう明るい楽しい曲が大いに受けたようだ。小学生の私もこの歌が好きになり、これが主題歌になった映画『歌う野球小僧』を見に行ったものだ。
灰田勝彦は戦前戦後を通じて人気のあった歌手で、彼自身 野球が大好きで映画でも主役を演じている。他にも多くのヒット曲を出した。
野球小僧1973 灰 田 勝 彦 氏