花の季節が到来した。
なかなか山に行けないので、庭や近くで野草の花をみつけて楽しんでいる。
姿をあらわしたばかりのヒトリシズカが好きだ。
可憐だし、まだ赤んぼのくせに一人前に白く美しい花をつける。
草むらになんだか光っているような感じで咲くタツナミソウ。
花びらを開いて顔をあげ気味のスミレは少ない。前の葉っぱがじゃまなんだけど・・・
こちらは光がすけていい感じに撮れた。
花の季節が到来した。
なかなか山に行けないので、庭や近くで野草の花をみつけて楽しんでいる。
姿をあらわしたばかりのヒトリシズカが好きだ。
可憐だし、まだ赤んぼのくせに一人前に白く美しい花をつける。
草むらになんだか光っているような感じで咲くタツナミソウ。
花びらを開いて顔をあげ気味のスミレは少ない。前の葉っぱがじゃまなんだけど・・・
こちらは光がすけていい感じに撮れた。
エリア別インデックスやシーズン別インデックスをつくってみて、高尾山の投稿がないことに気がついた。あまりにも有名なところなので書いていなかったのだけど、やはり穴が開いたようで気になる。
そこで2015年末から2016年にかけてなんども歩いていたので、その中から雪をねらって出かけた時のことを紹介してみる。
この時は、朝早めに家を出て、バスで小仏に向かい、城山から高尾山を周回した。
早朝に出かけて、高尾駅7時20分のバスを利用。小仏行きのバスは、シーズンの土日には長蛇の列ができる。2台での運行になるがそれでも満員。でもこの日は大丈夫。
小仏で降りると道端には雪がかなりある。予想通りだけどうれしい。
山道になっても雪は道にはほとんど残っていない。
旧甲州街道を歩いて小仏峠へとむかう。落葉樹林の地面はまだ真っ白。
途中、展望が開けて東京の方が見えてきた。
ちょうど東の方向なのでスカイツリーや高層ビル群がシルエットになって見えていた。
小仏峠。ここの峠はかなり広い。昔は峠の茶屋などが建っていたのだろう。ここは白く積雪している。
反対側を見下ろすと相模湖が見えた。相模ダムと国道の橋が並んでいる。
城山に向かう道も人の歩いたあとは黒く土が見えていた。
それでも木段道にはしっかり雪がついていて、油断するとすべる。
バスをおりて1時間10分ほどで城山山頂。たくさんある茶店のテーブルも大部分は雪がのったまま。まだ9時前だし、平日でもあるので閑散としている。
でもこの数日間で踏み跡だらけ。やはり人気の山だ。
これは横浜方面。
望遠でアップにしたらかすんだ中にスカイツリーが確認できた。
まだ早いので特に休憩らしいこともせずに高尾山へとむかう。
道の雪は踏み固められているのであわてるとすべる。
一丁平園地へ。
残念ながら雲が広がっていて丹沢の山も富士山も見えない。丹沢のはずれの大山だけが見えていた。
高尾山の山頂の少し手前のもみじ台。日差しがない寒い中で黒猫がじっとうずくまっていた。
日当たりがいい場所はすっかり雪が消えて道がぬかるんでいる。
ゴザを敷いてあるのは靴がよごれなくてありがたい。
さあ、高尾山山頂へ向かって階段登りだ。
9時30分すぎに高尾山山頂に到着。
まだ早い時間だけどそれでも人の姿があちこちに。さすが高尾山だ。
東を望むと東京湾が光っていた。
薬王院の天狗さん。
ここでももうかなりの人が来ている。
下りはもちろん歩いて下るが、高尾山口駅の方ではなく、JR高尾駅方向の尾根を下る。
埼玉と東京、つまり武蔵の国の山には金比羅神社が多い。高尾山にも高尾山口と落合(南浅川と案内川の落合)へとくだる尾根道との分岐点にも金毘羅社があった。
尾根道を歩いて落合に出て、JR高尾駅には11時ころについたと思う。午前中だけの山歩きだった。
高尾山だと早めに家を出れば、半日で山歩きが楽しめる。近くて本当に便利だと思う。
今年は暖冬で、桜の開花も早まると予想されていたのに、ここのところの冷え込みで東京でもまだ開花宣言されていない。
でも、明日くらいには開花しそうだ。
それよりも短い花の季節、どの山にいくか悩ましい。
4月には奥多摩の三頭山と奥武蔵の大霧山にグループで行くことが決まっている。
さてそのあとどうするかと過去の記録を調べていたら、2016年4月30日に前日光の夕日岳に行っていた。
ここはアカヤシオがたくさんあってきれいだったし、道もよくて山頂からの展望もよかった。
その記録を投稿することにする。
この時は義兄と二人で出かけた。車で日光から日足トンネルの上の細尾峠にあがり、路肩に駐車した。
8時15分出発。
ようやく芽吹き始めた木々の下、笹におおわれた斜面を登っていく。
さっそくアカヤシオだ。ちょうど満開、大当たりだ。
独特のやわらかなピンク色。ほかのツツジにくらべて花そのものもやわらかな感じ。
まだ芽吹き始めなので見通しもいい。
細尾峠から最初のピーク薬師岳(1420m)へ。少々急な登りだが、標高差は230mほど。
もう山頂が見えてきた。見晴らしがよさそうな雰囲気だぞ。
9時ちょうど、薬師岳山頂に到着。男体山をバックに記念撮影。
男体山から女峰山まで見えている。なかなかいいところだ。
山頂にもアカヤシオがたくさん咲いていた。
薬師岳から快適な稜線の道を次の目標、夕日岳へとすすむ。
もう8年も前のことなので思い出すために地形図を確認したが、夕日岳までの尾根は、1350mから1400mの間を小さくアップダウンしながら続いている。
笹におおわれた地面とまだ葉が茂らない木々。ところどころにアカヤシオ。
この尾根道は禅頂行者道と呼ばれているらしい。
日光を開山した勝道上人が、拠点としていた古峰ヶ原から日光に通った道だそうだ。
灌木はすでに緑色。
ところどころに登りはあるもののそれほど続かない。
男体山をバックにアカヤシオ。
これは日光白根山。さすがにここはまだ真っ白。
アカハラ?
薬師岳を出発して1時間50分ほどで最高地点、夕日岳(1420m)に到着。
ここは稜線からわきへ飛び出したようなところなので日光の山々の眺めがとてもいい。
日光白根と男体山。
男体山から大真子、女峰の山々。
さてお次は、元の稜線に戻ってこのコースの最南端にある地蔵岳(1483m)へ。
地蔵岳は天狗で有名な古峯神社の真北にそびえる山。
そちらからだと標高差が700mくらいになるが、夕日岳からだとわずかな高低差。
その途中にもアカヤシオ。
これが地蔵岳からのながめ。まあ、夕日岳とあまりかわらないけどね。
帰りの道も快適。
行きに見落とした薬師岳の石祠。脇には不動明王。
あとは細尾峠にむかってくだるだけ。午後3時には細尾峠に戻れたと思う。
写真をみながら思い出してみてもいいコースだ。
それにアカヤシオがバッチリ咲いていたし。
今年のGWもここに行ってみようかな。道路は混むけどね。