私はメンタルチャットの管理人

メンタルチャットでおこるさまざまな非日常

今更だが

2018-08-09 20:18:28 | メンタルヘルス
井ノ上章一氏の京都ぎらいを読んでいる。まあ何時もいく古本屋の新書のコーナーにぽつんとあったのでサルベージしてきたわけだが。実は本書一冊持ってる。東京の部屋のどこかに埋もれてるのだがw 初見ではあまりいい印象を持たなかったのだが 今読み直しても なんか僻みみたいなものを感じる。あたしは洛中(下京、中京、上京を指す)で部屋を物色してるわけだが ただ便利なのと京町家が多いってだけでしかない。まあ古くからの中京の旦那衆が京都中華思想を持ってるのは知ってる。洛中以外は京都じゃないと思ってるのも承知である。あたしはたまたま学生時代に西陣にいたし バイトが西洞院花屋町だったので洛中の良さを知ってるのだが 今回西陣は色々見て回って諦めたのである。元住んでたマンションの1階下の1Kが4万で出てたので まあ賃貸でもいいかな・・と思ったのだが しばらく京都から離れてる間に 千本と中立売の商店街が壊滅してたのである。北野公設市場は大きなマンションになり1Fがメッサ北野と名前が変わってたが それ以外は全滅でアーケードの屋根も外されてたり(千本通」2軒あった小さなスーパーもきれいさっぱり無くなってた。大将軍商店街 俗に言う妖怪ストリートも観光ならいいけど暮らすには無理だ。結局今は上京の出町柳周辺を見て回ってるのだが なかなかいい物件に出会えない。安い部屋は山科や伏見にかたまってるのでそこまでして買おうとは思わないし・・・ちょっと懇意にしてる不動産屋と相談してあれこれ見てるのだが もう大原あたりの借家もありかな・・と思う。まあ倒れたら助からんが どうせそんなに長い命でもあるまいし。ベニシアさんの里山暮らしを見てると また田舎に住みたい。30代で山暮らししてた記憶がふつふつと沸き上がってきて 京都なら大原ってのもありだな・・と思う。さて戻るが京都ぎらい あーだこーだと難癖つけてるが結局井上氏は京都が好きなんだと思う。好きだから不満もリアルなわけで嵯峨だが洛外・・と自嘲はしてるのだが。何度も書いてるが あたしは学制の街京都が好きなので 観光寺院なんか行かないし 四条界隈で遊ぼうとは思わないので 上京か左京が好きなのだ。もう京都に来てから一週間以上たつのだが 出町と百万遍しか行ってないw 夏休みだから四条あたりは混んでるだろうし とりたてて行きたいところはない。学生時代は四条界隈には何軒もJAZZ喫茶があり学校が終わってからほとんど入り浸ってたのだが JASRACの横暴でみんな潰れたし 四条でなければ買えないものはない。あー河原町三条下がるに業務スーパーがあるがあそこは行きたいくらいだ。あたしは三重県津市の生まれだからよそさんである。まあでも曲がりなりにも学生時代は洛中にいたので多少わかるぐらい。津に伯母の家が残ってれば 多分津に行ったと思う。が都市計画で立ち退きになって取り壊しちゃったから もう帰るべき場所がない。東京があるだろ?とか言われそうだが 東京こそあたしにはよそさんだし ただ仕事をする場所だっただけで終わる場所ではない。山梨の家を手直しして・・とも思うが大病して力仕事が必須の山暮らしはもう無理。そうやって潰していくと残ったのが京都だけだっただけの話だ。京都に変な幻想は無い。某永江氏みたいに改造された町家に住む気も無い。大体 スケルトンにしてリノベした割には ミニベアだの壁紙だのに拘るし まあ それが悪いとは言わないが 別に京都でなくても茶室は持てるだろ?とか腹立たしい。というのも 氏のそうだ 京都に住もうを読んでると ほぼモノマガジンかカタログ雑誌みたいな感性なのである。そんなんするなら東京でもいいじゃん?とか思う。朝食は喫茶店 夜はグルメ雑誌に出てくるような店で食事をして 奥さんはホテルのバーで呑むのが楽しみとかw まあお金あるんだから京都の別荘的な扱いなんでそれでいいんだろうが 京都愛が全く無いのが鼻につく。京都に町家を持ってる自分に酔ってるだけじゃないか?と思う。まーお金あるみたいだから それでいいと言えばいいのだが違和感ばかりが残る。来週あたり山科の1Kでも話のタネに見に行こうかな・・と思ってる。ちょっとした大衆車くらいの値段で買えるのである。少しぐらっときてるのは事実だw 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

先日

2018-08-09 12:28:13 | メンタルヘルス
ちらっと書いた 沈まぬアメリカ 渡辺靖著 新潮社刊 2015年初版を読み終えた。はっきり言って本書1600円も出して買う意味がない。いかにもアメリカを象徴するような事例 ウォルマートだのセサミストリートだの政治コンサルタントだのロータリークラブだのメガチャーチだのの アメリカの組織つーか集団の履歴をだらだら並べただけである。書き下ろしか?と思ったら 新潮社の考える人・・って雑誌に2013年~2015年まで連載されてたものに終章を追加したものだけらしい。著者はハーバード出の慶應の文化人類学の教授らしいが 実につまらない本である。リサーチ能力はそれなりに評価できるけれど それだけ。いたるところに傍線が引いてあったりして ゼミのテキストだった形跡が見受けられるが こんな駄本をテキストにしてる授業って 大学教育・・ってどんなメリットがあるのかさっぱりわからない。まあ興味のある人は図書館にはありそうだから借りて読めば?くらいの感じ。あたしはこれ読んで セサミストリートのオープニングがなんて唄ってるのかわかったのと ロータリークラブとライオンズクラブの正体がわかったくらいの感想しかない。本書を古本屋に叩き売った学生の気持ちがよくわかるw 君は正しいが こんな授業は無駄だw
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京に

2018-08-09 11:41:20 | メンタルヘルス
いるときは ノートで自分のメンタルチャットにはログインしっぱなしで入室アラームかけて待機してるんだが 出先では タブレットなのでそれができない。チャットシステムはwhocaresなので 仕様で携帯端末は15分で切断されてしまう。なので 出先はもう諦めた。ひたすらブログの更新に専念することにする。今日の京都は台風の影響だと思うが 雲が厚くて気温27度。湿度が高いのでちょいと蒸し暑い。朝 弟からメールが来て 実家の部屋の売却の見積もりが出たそうな。買い取りだと見積もりの30%オフなんてふざけた金額を提示されたのだが 売り急いでいるわけではなく足元見られるのは嫌なので 専任仲介で話を進めてる。それで見積もりを取ったわけだが 仲介手数料は36万 家財の処分費用が30万らしい。買い取りより数百万多いので まあそっちにするわけだが まだ荷物の整理が終わってない。後日 次の荷物の梱包・発送にいくのだが もう大体片付いてるのでいいかと。無垢のダイニングテーブルとか椅子とか 新しい和箪笥とか 羽布団とかあるのだが もうどうにもならん。処分とかいうが 中古で売られるのだろうから 処分費用30万は高すぎる・・と思うが 送るのもそれなりにお金がかかるのでもう処分するしかない。人生の後始末というか 最後はこんな無惨なものか・・と結構落ち込むのだが。役者の津川雅彦氏が心不全で亡くなった。78才だそうだ。つい先日 嫁はんの朝丘雪路氏を亡くしたばかりで まあお気の毒だが夫婦としてはいい終わり方かな・・と思う。あたしは今京都にいるが 嫁はんが仕事の都合で明日しか来れない。もう一週間ほど独り暮らししてると 嫁はんいなくなったら 何時死んでも・・というか 独りでは生きていけないな・・と思う。津川雅彦といえば 祖父は牧野省三だし父は澤村国太郎 兄が長門裕之なわけで 典型的な芸能一家だ。で 嫁はんが朝丘雪路なわけで 昭和の人には11PMで馴染みが深い。来年には平成が終わるので 今さら昭和の話されてもなぁ・・と思うが昭和ってすごい時代だったのだな・・と思う。ちなみに朝丘雪路の父は日本画家の伊東深水なのだから すごいな・・と思う。昨日 鏑木清方の画集を買った話を書いたが 呑みながら見てたらどうにもソフトフォーカスなのである。もっとクリアだったんだがなぁ・・と思いながら 手元の上村松園の画集を見てみたら くっきりしてて繊細なのである。伊東深水はもう少しモダンなんで あたしのイチオシは上村松園・・てことになる。しかし 勘違いしてたんだが三人とも明治~昭和の画家だ。鏑木清方と伊東深水は東京出身で伊東は蕪木の弟子 対して上村松園は京都下京なので こっちの方が肌に合う。鏑木清方は江戸末期~と勝手に思い込んでたあたしは阿呆である。明日は嫁はんと合流 数日京都にいて下鴨神社の納涼古本市に行って ちょいと美味しいものでも食べて 嫁はんの実家の大阪に移動。五山までには戻ってきて送り火をみて それから先はまだ決まってない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする