借りてきた本だが文藝春秋の9月号の前のほうに 日本の顔・・って村田吉弘氏の写真が出ている。先に書いた 京都人は変わらない の著者 京都菊乃井の主人だ。いいおっちゃんだがw こんなところでこんな人が日本の顔で出てるのも なんかのめぐり合わせだろう。悟りきったような それでいて厳しいいい表情である。こういうおっさん・・と言っても66歳だが に なりたいものだ。生き方が顔にでるのである。そういわれたら あたしは ぼーっと生きてるよなぁ・・と思う。チコちゃんに叱られそうであるw
バイトの関係でタダで借りてくるCARトップを読んでたら ホンダのS660のモデューロX版の試乗レポートが載ってた。まあ通常版+66万で280万強と恐ろしく高いので問題外だが・・たかが軽に280万も出すか?という話。エンジンが自主規制の64PSだし軽からの転用なので スポーツカーらしい高揚感無しにだらーっと回るらしいw ラゲッジスペースはほぼ無いから走るためだけだが それに300万近い金を払うなら あと100万足してケータハムの7-160を買った方が何倍も幸せになれる・・ってもんだがw あー読者投稿欄を見てたら S660をエス6と呼んでる人がいたが エス6はDOHC4気筒のFRオープンスポーツのS600のことだ(拡大版のS800や800Mもあるが)。昔を知らないというのは恐ろしいな・・と思う。更にあと100万足せば7-270が買える(ただし 幌は22万のオプションでエアコンすら無いけどw)ので ますます意味無いだろうと思う。今の車はみんな顔が変で形がうねうねしてて 電子デバイスてんこもりでもう本当につまんないのだ。
続いて 東京の国立でメルチャリというシェアサイクルの実証実験が始まったそうだ。メルカリと中国モバイク(中国のシェアサイクルの大手)が組んでのシェアサイクルだが これ絶対失敗するかと。あたしは国分寺にいたので良く知ってるのだが JRは国立駅の北側が国分寺 南側が国立で国立は縦横4キロほどの比較的狭い市なうえ 自転車道が整備されてて ほぼ全域が平地なので実証実験に選ばれたらしい。北側の国分寺にいたのだが 国立駅からは急な坂を上がって武蔵野丘陵に上がるし 南も国分寺との境にも忌野清志郎のたまらん坂で有名な多摩蘭坂がある。忌野清志郎は国分寺出身だ。さて このメルチャリ 時間料金で1分4円らしい。登録して スマホでQRコード読んで開錠 ロックして返却となるのだが まずスマホ持ってなきゃ使えない。本国では30分ごとに8円で どこでも乗り捨てできるのだが 日本では放置自転車の問題もあってステーションから借りてステーションに返却する乗り捨てできない仕様だ。雑に計算しても30分借りたら120円なので 本国の15倍・・・ もうこの時点でコスパが悪すぎる。返却には専用のステーションを探さなきゃならんし そこからは歩きだ。もう利便性悪すぎ。1時間借りたら240円なので バスより高い。国立って観光地でもなんでもないから 住んでる人はもう自転車持ってるし スマホ使えないお年寄りはバスの無料パスが出てるから使わないと思う。3ヶ月の実証実験らしいが あっけなく撤退するだろう。料金が高く 乗り捨てができない時点で 本国のビジネスモデルは成立しない。京都の出町柳の駅に同じようなシェアサイクルのステーションあるが 乗り捨てはできないものの1ヶ月どれだけ使っても1500円のプランがあるから これなら・・って思うが。まあ住んでたら 数ヶ月で中古自転車買える金額になるからこれもあまり需要がないかと。それでもメルチャリよりは格段に安いから商機はある。京都みたいに観光客がワンタイムで使う可能性があるならまあアリだけど 市バスの一日券(均一期間なら何回乗っても600円)があるからメリットは少ないけど。 東京それも観光地でもない国立じゃ始まる前から負けが決まったようなものだ。中国のビジネスモデルが日本で通用する・・と踏んだメルカリって間抜けだな・・と思うが。