偉大な人が無くなった。アレサ・フランクリン soulの女王と呼ばれた人だ。享年76歳。最近見ないな・・と思ってたら2010年に癌で引退したらしい。確かオバマ大統領の就任式で歌ってた時は 随分太ったけど歌声には更に磨きがかかってるな・・という感じだったのだが。若い頃の彼女は本当に美人で細くて どこからあんな声が出るのか?と思ったものだが アフリカ系は歳取ると半端なく太る。まあCDで聴いてる分にはどうでもいいことだ。ご冥福をお祈りしたい。
買いに行ったついでに 古本屋いって買ってきた 京都人は変わらない 村田吉弘著 光文社新書 2002年初版 を読んだ。著者は京料理 菊乃井の主人だ。これ結構面白い。京都というと 京のぶぶ漬けや一見さんお断り・・に代表されるイケズな面を連想される方も多いのだが これは言われのない都市伝説だというのが 本書を読めばわかるだろう。村田氏の言うことはいちいちもっともである。人との関係性をどう作るか?自分はどういう姿勢であるべきか?というような生きていく基本みたいなものが平易な文体でさらっと書かれてるので面白い。あたしは 京都の着物業界でバイトしてたし 関西のある意味濃い社会で生きてきたから氏の言うことはすんなり理解できる。まあ関西は個を確立せねば生きていけないというか みんな同じ方向を向かない・・というのが面白いのだが ブランドすら笑い飛ばす・・という感覚は関東には無い。関西ではきっちり存在感を出せなければ 誰も相手にしてくれない そしてその存在感というのは金でなく個の確立や地域での立ち位置だというところか。東京なら金さえあれば みんなちやほやしてくれるが 関西はそうではないというのが面白い。何も負け惜しみで言ってるわけじゃなくて まずその人の人となりで評価される・・という至極当たり前な基準なのである。京都のイケズが恐ろしいあなた・・本書を一読されると良かろう。ちなみにあたしも関西人なので そんなこと今更言わんでも・・と思う内容ばっかなのだがw
もう秋の気配である。日向にいてもむっとしないのでふらふらと 下鴨神社近くの加茂みたらし茶屋に名物のみたらし団子を食べに行く。こぶりな団子が5個の串が3本で420円 団子が一個だけ離れてついてるんだが 人形を表してるんだそうな。 みたらし団子はここが発祥だそうで みたらし団子総本山らしいが小さな店であるw 美味しいんだが 個人的には上賀茂神社そばの神馬堂のやきもちの方が好き。下鴨本通をぶらぶら歩いて 下鴨神社に行く。お参りして帰ってきたが もうすっかり秋の気配だが涼しいのは明日くらいまでらしい。22日の晩のバスで東京に戻るんだが ちょうど台風と重なるらしく雨っぽい。安いバスがそこしか取れなかったんで仕方ないし1ヶ月も前から当日の天気なんかわからないので仕方ない。
会社の同僚に誕生祝いをもらった。今治タオルのハンドタオル2枚。で 来月はその人(女子だ)の誕生月なんでお返し・・を・・というわけで三条に行ったわけだが ついでにお昼を新京極のシェーキーズで食べた話は先に書いた。でまあ 1500〜2000円くらいでお返しをと探し回って まずは定番の鳩居堂なんだが あまりに渋いうえあまりに高いw で旦那さんとペアのお箸・・・ってこれも安いので一膳800円〜といいお値段。黒紫檀の象嵌のいい箸置きがあったのだが1個1000円 これ絶対値段相応に見てくれんよなぁ・・と断念 まあ箸と組み合わせたら4000円近いいうのもあるけど。ハンカチも見てたんだが いかにも観光地のお土産である。昭和の時代だったら京都!って書いたペナントみたいなw しかし新京極も変わった。まあ京極スタンドは当たり前のようにあるのだけど 小さなお土産屋さんはだいぶ姿を消し ナショナルブランドの大型店になってたりしてなんか普通になっちゃった。まあそれがいいか悪いかは別として かなりの店がJRの駅ビルにテナントで入ったという話も聞く。で 寺町通をぶらぶらしてたら 一点物の千代紙細工の置き時計を見つけた。なんとも京都らしいが主張しないんでいいかと。本体は紙でムーヴメントはそこらの100均で売ってるような代物なので 時計としての機能は100円てとこだが デザイン料の値段だろう。1個2160円を2個買う。まあ これで義理が果たせると思えば安いものである。歩き回るのは結構疲れる。帰りに三条の業務スーパーで酒買って帰るが 暑くてたまらないので自販機でサイダー買ったら これが温い。おまけに落下してくるから開けた途端に盛大に吹いて 手がべたべた もう散々なのである。
京都にいるというのに行く店は ほぼ京都らしくない学生相手か地元御用達の店ばかり。昨日は・・というと三条新京極のシェーキーズでピザの食べ放題に行ってきた。京都まで来て何が悲しくてピザか?と言われるだろうが ここは安い。平日のランチバイキングだと税込み750円で数種のピザと4種のパスタ フライドポテト カレーが食べ放題なのだ。料理はカウンターに並んでる奴を取ってくるバイキングスタイル。よくある時間制限のある食べ放題では無くて 時間無制限なのが嬉しいのだが そんなに多く食べられるものでは無いけど 宅配のピザの1/3くらいの値段と思えばお得感満載である。客層はほぼ地元民の若い人。観光客が入る店では無い。入店すると受付で前払いで一人750円(平日のランチ料金 休日や夜は1050円)払う。ドリンクバーつけたければ そのときに付けないと後付はできない。確か500円だったと思うが コスパが悪いのでつけたことはないw お客が少ないと新しいピザは焼かないので 勢い冷めちゃったものがカウンターに並ぶので注意。パスタは意外とコシがあるが これも人が少ないと冷めてる。カレーは・・と言うと 肉が全く入って無くて 具はインゲンとパプリカだけだが ソース自体はそこそこ美味しいので許される範囲だろう。飲み物はチケットを見せてオーダーする形式らしいが 氷水が用意されてるのでそれで十分かと思う。Lサイズのカットピザを6〜8切れも食べれば元が取れるので あんまり欲張って取らない方がいい。チーズはお腹にたまるので冷めたピザ前にして頭を抱えることになるwコスパは最高。京料理に飽きたらいかがだろうか? 時間は12時あたりからが混んできて 焼き立てピザが食べれるようになる。11時の開店で入ると客が少ないので冷めたピザに当たる確率が高いし それよりも遅いと入店待ちになる。何事もタイミングである。