そもそも日本は「宗教」とは無縁の国であった。教義も拘束もない。大自然に感謝を捧げ、これを大事に保護し、その中で共に生きる。
大変健全な感じがします。いいですねぇ~
自然保護と農業推進。伊勢神宮の禰宜の方が書かれていたことですが、御稲御倉(みしねのみくら)から稲をお下げする御稲奉下(ごとうほうげ)という神事の際、御倉の扉を開いたときに生温かい力のこもった風=稲魂の生気を感じたとあります。それは温かく懐かしい稲の香りであり、これぞ稲魂、神ここにいますと平伏したそうです。これはおそらく伊勢神宮のお祭りの根幹なのでありましょう。