無知の知

ほたるぶくろの日記

母性について

2010-02-27 20:24:24 | 日記

どうして生活の中に子供がいると自分がしっかりするようになるのか。自分の中の母性に気がつくからなのでしょう。これは女性も男性も同じことです。本当は自分に子供がいなくても気づければよいのでしょうが、今の世の中は子供のような大人が主人公ですから気づくのが難しいのかもしれません。自分を大事にするということと、他人の為に何かをすることがつながりにくいのでしょうか。

またある方に子供がいるということを知りますと、皆さん少しほっとしたような顔をされます。私もほっとしたりします。その心はつまり、子供を育てる=人を育てる=母性を持っている(であろう)方である、という安心感なのでしょう。

ところで母性って何なのでしょうね?人間のどうしようもなさをやれやれ、と受け取ってもらえる優しさのことなのでしょうか。育てる、ということはどういうことなのでしょう?さらに自分の母性を自分に向ける、とはどういうことなのでしょうか?優しいだけでなく、母性は厳しいこともありますねぇ。そうしないと育ちませんし。

最近、子供に向かうとき気をつけていることは、自分のできることを惜しみなくやり続けることです。あれこれ指示しないのです。やってほしいことがあれば明快にお願いします。あとは私が私のできることを一生懸命やります。そうしますと、期待していたときよりもずっといろいろなお手伝いをやってくれることに気がついたのでした。子供の中で何かが発露したかな?