無知の知

ほたるぶくろの日記

バジルの生命力

2018-09-23 20:31:40 | 日記

今日はお天気も良かったので、バジルの収穫をしました。大きなボウルに2杯。わんさか。先日台風が来る前に収穫したのは2週間くらい前です。台風の後、何本か枝が折れていて、週末には切り取ってやろう、と思っていたのです。

ところが週末に観てみると、なんと折れた先端がちっともしおれていなくて大変元気。それではこのままにしてみようかな、ということで放っておきました。その後もあまりよいお天気とは言えない日々が続いたにもかかわらず、わさわさと元気に茂っていて、この週末には収穫しないと、と思っていました。

先日台風の前に収穫した次の日、今年初めてのヨトウガ被害に気がつき、結構わしわしと食われている形跡にびっくりしました。あんなに収穫できたのですが、彼(女?)(虫くん)にも気前よく食わせててやっていたんです。全然気がつきませんでした。

この夏は暑過ぎで虫の活動も鈍い、と聞いていて、実際うちのベランダでも虫の被害がなかったのです。涼しくなってとうとう出たな!ということで、申し訳ないですが、うちのプランターからは退去して頂きました。

さて、その後も元気に茂り、今日の収穫を迎えました。どんどん大胆に切り進んで行くうち、台風で折れかけて復活した枝を収穫しました。立派に成長してしかも折れたところはすっかり修復されているではないですか!

感動しました。

骨折したあとの骨を観ているような感じです。折れたところの細胞が再生し、折れた先とつながり、さらに根の原基(黄色っぽいぼつぼつ)まで形成していた。

素晴らしい再生能力に脱帽しました。

まあ、人生いろいろありますが、それを乗り越えてこそ、味のある顔にもなるかと。生きていると、これで終わりか、みたいな時もたまにはあります。ただ、そうであっても生かされている限り、まだ自分に何かできることがある、はず。最後まで全うしたいものです。

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