無知の知

ほたるぶくろの日記

大人のキノコ狩り

2011-10-08 09:56:51 | 日記

昨日の朝は「完璧な初秋の朝」でした。暑くもなく寒くもなく、心地よい乾燥したそよ風がそよそよとキンモクセイの香りをはこんでくれるのでした。完璧な心地よさを堪能しました。年に数回あるかないかのすばらしい朝でした。空も美しいですし、ああこんなに地球は日本は美しいのだ、とおもっておりました。私は空の様子を比較的よく観察する方だとおもっているのですが、最近ますますこの地球の美しさが心に沁み入るようになりました。同時に、いかに人間が地球を痛めつけているのかを思います。

東京の上空から測定した放射線量の結果、青梅などの東京の西の方、山間部と東端部が高いことがわかったようです。とりあえず今年はキノコ狩りはやめたほうがよいと思います。それでは来年ならば大丈夫なのか?除染の方法を工夫しない限り、しかも木々など植物たちがセシウムを取り込まない前になんとかしませんと、放射性セシウムは山の中で循環し、いつまでたっても減らない可能性があります。ひまわりは結局あまり除染には役に立たないことがわかったらしいですが、キノコは実に高い値を示していますから、そういう意味ではよい掃除屋さんなのではないでしょうか?キノコを採取して、放射性廃棄物として集める、というのはキノコ狩り+除染で楽しいイベント(大人限定)かもしれません。キノコの種類などを覚えるよい演習にもなりますね。