上沼田は、数人が共同で農薬散布を行っているようである。本当は前日(9日)に行う予定だったけど、機械のトラブルにより延期。下沼田のご好意により、散布機械を借用しての再チャレンジとなった。
昼2時集合。平均年齢は70歳くらいだろうか。日差しは燦々と降り注いでいる。
最大500リットルは入るタンクに防疫液を溜め、そこからポンプで圧力をかけてホースで散布する。平たい土地の四角い田んぼなら楽な作業だろうけど、ここは沼田。平たくない、四角くない、車も入らない棚田を縦横無尽に駆け巡っての散布。ホースを数人で手繰り、合図とともに発射!を繰り返す。
終わったのは夕方の6時。沼田の年寄りは元気だなーというのを改めて感じた。
多くの畦道を歩いたけど、段が少し下がっていたりするのが多く見られた。長い年月をかけて、少しずつ少しずつ地形がずれてきているんだろう。少子高齢化・過疎化だけでなく、そういった地形的条件も農地の維持が困難になる一つの理由だろう。
農作業の大変さに新たな経験が加わった一日でした。