パレス公演や冬の休業生活も終え、いつもの練習の日々が戻ってきた上沼田神楽。
練習はもっぱら、今年の9月にある神楽大会に向けての「薙刀舞」です。
この演目、昭和30年代の上沼田神楽休止前や、昭和52年の復活後の特徴的な演目だったと聞く。
他の演目は儀式的要素や合戦的要素が強い中、この薙刀舞は技術力が求められる演目。間違えるというか、失敗すると、それが一目で分かる。
また、早いテンポの中、猿田彦(薙刀)と荒神(四神)がいかに激しく、そして息のあった舞が舞えるかが問われる。
奥が深いです。
昔はあこがれの演目で、いくら練習しても、本番で薙刀を振ることは中々許されなかったとか・・・。
今でこそ、そこまでの競争はありませんが、その技術はしっかりと受け継いでいきたいと思います。
この他にも、新入団員の基本技術の習得など、シーズンに向けて、戦力拡充を図っているところであります。
だんだんと暑くなる季節。標高が高いとは言え、練習では大汗をかく状態。
ダイエットですな。