山代日記 ~神楽とか、田舎行事とか~

山口県岩国市錦町に伝わる上沼田神楽を中心としたブログ。
広域組織の山代神楽連絡協議会や農作業、田舎行事なども掲載。

H28年岩国民芸まつり(13-6山代神楽本谷保存会)

2016年10月06日 12時21分03秒 | 岩国民俗芸能まつり
11月13日(日) 13時30分~14時10分
6.山代神楽本谷保存会(岩国市本郷町本谷)
八岐の大蛇



⬛団体紹介
山代神楽本谷保存会は、旧本郷村本谷で今から280年位前から始まったとされています。地元のお宮での奉納神楽は一度も休むことなく今まで舞い続けられてきました。昭和43年に山口県指定無形民俗文化財となり各地でのイベントや祭りの出演が多くなりました。40年前から地元の子どもにも神楽を教えるようになり、今にいたっています。元々、地元の人間で男子だけが神楽を舞う事を許されてきましたが、今は過疎化の影響で神楽舞を伝承する人間が少なくなり地元外や女性でも会員として今では頑張っています。

⬛演目紹介
高天原を乱行で追放された素瑳鳴尊が、出雲の国の斐の川の上流で一人の娘を中にして嘆き悲しんでいる老夫婦に出会った。不審に思い問いただすと、老夫婦には元は八人の娘がいたが、毎年この時期に山奥に棲む大蛇に一人ずつ呑まれ、とうとうこの娘だけになってしまったが、なす術もなくただ嘆き悲しんでいると訴えた。これを哀れと思い、尊は大蛇を退治することを約束し、老夫婦に強い酒を造るよう命じた。やがて現れた大蛇は準備された酒を一気に呑み、酔いつぶれた。これを見た尊がすかさず大蛇を切り刻むと、その尻尾より一振りの剣が出てきた。尊は、これを天の叢雲剣と命名し、天照大神に捧げ、姉弟仲直りされたとの事である。

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11月12日
11月13日

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