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上沼田神楽の歴史は古く、その起源は1717年以前ともいわれているが、定かではない。
道具とかを事細かに分析していけば、どこかに何らかの年号とかがあるかもしれないけど、なかなか足が重たく、未確認のまま年月が経過している。
どうやら歴代伝わる文献を誤って焼却したらしく、昭和56年に当時の錦町の文化財指定を受ける際に、かなり掘り起こして調べたが、明確には分からなかったという経緯からも、残る資料は乏しいようだ。
でも、大正-昭和生まれの古老たちが子どもの頃にはすでにあったことは確実なため、明治時代にはすくなくとも継承されていたっぽい。
そういう話を聞く時は、大体が酒の席のため、貴重な情報がアルコールと一緒に失われている可能性が高い。今後は録音が必要だな。
で、そんな上沼田神楽の衣裳。
昭和40年頃の中断、そして昭和52年の復活の中で、途絶えた演目とあわせて眠っている衣裳もある。
そんな衣裳の一部を今回、エネルギア文化・スポーツ財団の助成をいただき、復元することとなった。復元するのは下の画像の衣裳。
ぱっと見は現役衣裳にも見えるが、実際はかなり色褪せていて、刺繍も一部剥がれている様子。
主に天の岩戸のタマオヤノミコト、フトダマノミコトで着用する予定。
先日、島根県浜田市の福屋神楽衣裳店さんにはご挨拶に伺って、概要をお話してきた。
明後日、18日には、エネルギア文化・スポーツ財団による助成金の目録授与式があるとのこと。
ありがたい助成金を活用させてもらいながら、当時の神楽の復活に向けて頑張っていきます。
毎年9月の第2日曜日は、林道沼田神明原線の道刈りの日。
関係地権者総勢18人が集まり、7時30分から15時過ぎまで、弁当昼寝休憩をはさんで林道の道刈り、側溝の土上げ、路面清掃を行った。
年々歳をとる集落にあって、この日は多くの「後継者」が帰省。
運動会などで休まないといけない人は、事前にある程度草を刈ってくれていたりする。
木材の需要向上を願って、しっかりと維持管理を続けている。
朝礼の様子。
燃料は管理組合から支給される。
昭和59年完成らしい。
総工費4600万円。
道端の草を刈り、路面にたまった落ち葉を掃き、泥を上げる。
全身の筋肉が悲鳴をあげる。
↓落ち葉一つない道路。「天皇陛下がきても大丈夫」らしい。
(昨年の様子)
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先日、山代神楽の会議があり、今年の共演大会の概要が話し合われた。
今年は、11月30日(日)、岩国市美和町のハーモニーみわで開催される。
毎年会場を転々としており、美和町での開催は、実に5年ぶりとなる。
当日は、山代神楽7団体、子ども神楽3団体、そして美川観音太鼓の計11団体が、日頃の継承の成果を披露する。
秋の奉納公演を終えた時期のため、各団体ともに練習・舞台はしっかりと踏んできている。
見応えのある舞台をお届けできるものと思います!
なお、当日はやましろ商工会などによる飲食物、特産品の出店も予定している。
しっかり観て、しっかり食べて、しっかり楽しんでもらえるよう、企画・準備を進めていくので、是非ご来場を!
情報が整い次第、随時お知らせしていきます。
[出演団体]
上沼田神楽保存会
金山神楽保存会
釜ヶ原神楽団
東谷神楽保存会
向峠神楽保存会
山代神楽本谷保存会
山代白羽神楽保存会
生見子ども神楽
北中山子ども神楽
本郷子ども神楽
美川観音太鼓保存会
※演目は出そろい次第お知らせします。