山代日記 ~神楽とか、田舎行事とか~

山口県岩国市錦町に伝わる上沼田神楽を中心としたブログ。
広域組織の山代神楽連絡協議会や農作業、田舎行事なども掲載。

酒祭(3/8)

2015年02月05日 20時25分59秒 | 雑談
岩国市にある、5つの酒蔵。
↓は、酒造名と所在地、代表的な銘柄。

堀江酒場(錦町) 金雀 http://www.horiesakaba.com/
酒井酒造(岩国市) 五橋 http://www.gokyo-sake.co.jp/
旭酒造(周東町) 獺祭 http://www.asahishuzo.ne.jp/
村重酒造(岩国市) 黒松 http://www.kinkan-kuromatsu.jp/
八百新酒造(岩国市) 雁木 http://www.yaoshin.co.jp/

この酒が一か所に集い、500円で各銘柄の試飲もできるイベント、酒祭が3月8日(日)に開催されるとのこと。
岩国市麻里布のアーケードが会場。

当日は、色々な出店を始め、ステージイベントもあると思われる。
岩国市の新たな魅力を体験しに行きましょう!


広域十二神祇神楽大会(3/15)

2015年02月04日 21時53分52秒 | その他神楽全般
先日、このブログでご紹介した「広域十二神祇神楽大会」。
そのポスターが完成したとのことで、ご紹介。

単に十二神祇神楽をご披露するのが目的ではなく、講演を交えながら、その背景を含めて自分たち自身も勉強しよう、というのが主旨とのこと。

PDFデータはこちらから↓
http://www.uenuda.net/30poster/H270315-12jingi.pdf


緑の衣裳、朱の衣裳

2015年02月04日 00時17分20秒 | 上沼田神楽

上沼田神楽には、先人達の努力により伝わってきた衣裳が数多くある。
その中の一つ、「千早(ちはや)」といわれる衣裳で、天の岩戸などに使用している衣裳がある。

この衣裳。昭和の時代に着ていた衣裳で、その後作製した衣裳がメインとなったり、舞える演目が一時期減少していたりの影響で、かなりの期間お蔵入りだった。
その影響もあってか、色褪せなどの劣化がかなりひどく、日の下で見るとちょっと痛しい状態になってしまっている。
2年前の「天の岩戸」復活にあたり、この衣裳がどうしても必要となり、引っ張り出してきて、50年ぶりの演目復活公演を始め数回の舞台を踏んできた。

けど、やっぱり劣化が痛々しいということで、今年度、エネルギア文化スポーツ財団の助成をいただいて復元する運びとなった。

で、夏前に頼んでいたものが、衣裳店さんが頑張ってくれ、先日完成した。
届いた衣裳を見てみると、模様はそのままに、正に蘇っている。

パレス公演でも岩戸をご披露したいけど、総勢12名が必要となる演目のため、全員の都合がつかないと難しいため、実現しそうにはない・・・。

我々上沼田神楽の中ではかなり評判が高い(自己満足)、天の岩戸。
次ご披露する時は、この新衣裳のデビューとなる。




広域十二神祇神楽連絡協議会

2015年02月01日 20時18分14秒 | その他神楽全般
安芸十二神祇。
この神楽を聞いたことがある人は多いだろう。

広島県の西部の安芸を中心として発展した神楽の系統で、荒平舞などを特徴とする。
その分布はかなり広く、山口県東部の山代神楽もこの流れを受けており、東は安芸太田町にもその流れが残るという。
江戸時代頃にはかなりの勢力(?)を誇った一方、戦後は新たに創作された芸北神楽とも呼ばれる早い囃子、勧善懲悪でストーリー性をもたせた神楽の影響を受けて、衰退した地区も多いと聞く。

そんな中、改めて、古くから伝わる文化を見直し、それぞれのルーツや所作の意味、道具の意味など、基本的なところから「古き良きを知る(見つめ直す)」ため、この度設立されたのが「広域十二神祇神楽連絡協議会」。

その第1回総会が、今日開催された。
3月15日(日)に開催する第1回大会出演団体を中心に、17名の方々が出席。
会の主旨や、今後に向けた活動などを取り決めた。


日時 平成27年3月15日(日) 9時30分開演
場所 ハーモニーみわ(岩国市美和町)
出演
 釜ヶ原神楽団(岩国市美和町)湯立て
 石内神楽団(広島市佐伯区石内)煤払い
 坂原神楽団(安芸太田町坂原)注連口
 松ヶ原神楽団(大竹市松ヶ原町)岩戸
 上矢口郷土芸能保存会(広島市安佐北区)旗舞
 浅原神楽団(廿日市市浅原)恵比須
  (休憩)
 講演(小原清氏)
 東谷神楽保存会[特別出演](岩国市美和町)六神
 河津原神楽団(廿日市市河津原)五刀
 山代白羽神楽保存会(岩国市美和町)日本刀
 伊勢神社神楽団(廿日市市原)荒神
 阿刀神楽団(広島市安佐南区沼田町阿戸)八つ花