風の雑記帳

平凡でもかけがえのない毎日が過ぎていく。
風景や触れ合い、心の断片を切り貼りして綴ってみる。

ニューフェイス

2006年07月04日 | 仕事、職場風景

職場に来ている●クルト販売のお姉さんが、ここ2,3日前から新人さんに替わった。

前に来ていた方はベテランで、それでもバイクでの冬の販売はキツイらしく冗談か本気か
「冬になる前に辞めたい」と毎年毎年言っていたものだった。
それが、冬を越した今年の春、突然辞めることになったとこっそり教えてくれて
自宅近くのフルタイムで働ける製造会社に行くのだと張り切っていた。
一番上のお子さんが今年高校生になり、出費が増える事や子育てに手もかからなくなり
働く時間も増やせるようになったのだろう。
また、家を建てて引っ越す予定だとも、輝く笑顔で話してくれたっけ。
夢や希望に満ち、今が一番働き盛りのときに違いない。

その方が辞めてからは、新しい方が入るまでは代わりの方が来て下さっていた。


●クルトへ勤めるには、確か既婚であることが条件だと聞いた気がする、、、。
今、新しいお姉さんには、毎日ベテランの方が一緒について来ている。
こういう仕事に慣れないのか、もしかしたら勤める事自体、初めてなのかもしれない。
新しい方は、動作そのものがゆっくりで、仕事のスピードをまだ掴んでいないようだ。
また、販売しながらさらりと交わす言葉のやり取り。
余計な事を言わず、かといって全くの無口でも困る。難しいものだ。

けれども、人は誰でもそんな慣れない時期があり、失敗し悩んで強くなっていくものだ。
自分を思い出してみても、上司が厳しかった時代が、一番学び多き時だったと思う。
経験こそが力へと変わる。
新しいお姉さんも、仕事のスピードを掴み気を読み慣れるのもつかの間の事だろう。
コメント (2)
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