風の雑記帳

平凡でもかけがえのない毎日が過ぎていく。
風景や触れ合い、心の断片を切り貼りして綴ってみる。

丁寧に暮らす

2019年05月07日 | 本いろいろ




連休前に、滑り込みで借りた本。

山本 文緒      「日々是作文」
佐藤多佳子      「黄色い目の魚」
鎌田  實      「脱・呪縛」
安達 裕哉      『すぐ「決めつけるバカ」まず「受け止める」知的な人』
朱川 湊人      「花まんま」



2冊読んで返して、また2冊借りた。



角田 光代他     「もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた」
朝井 リョウ     「死にがいを求めて 生きているの」


鎌田實氏の、(大人は読まないでください)という10代に向けて書いた本「脱・呪縛」の中に出てきた文章が、心に残っている。
本を返してしまったので、正確な文章ではないが、こんな感じだったなぁと。

アウシュビッツで生き残った人は、最後まで「希望」を捨てなかった人。それから、毎日を「ていねい」に暮らした人、だという。
収容所に入るために荷物は全て取り上げられ、手元にあるのは縞の服のみ。
その服を着るのに、汚れを少しでも手で払い整えて着る人。落ちていたガラスの欠片を拾っておき、ひげを剃る人。

絶望の中にいるとき、苦しさや辛さを抱えているとき、何も手につかない時、明日の命さえ分からない中にいても、、。
そんな時でも、まずは今できることを丁寧にやって過ごすということの大切さ。
歯ブラシもない収容所で、自分の指で毎日歯磨きをした人。丁寧に暮らすことはやはり希望に繋がるのかなと思う。

5月5日の「ポツンと一軒家」に、20年間山奥で独り暮らしされている和歌山の87歳の男性が出ておられた。
その方の家の中が、87歳の男性一人にも拘らずとても綺麗に整理されていて、使ったらすぐ片付ける暮らしぶりに驚いた。
この方こそ、日々を丁寧に暮らしておられる方だと思った。だからお元気なのだなと納得。
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筍の煮物弁当

2019年05月07日 | お弁当




今日からまたいつもの日常が戻ってきた。


連休明けの今日のお弁当は、筍の煮物弁当。
竹輪と甘辛く煮つけて。エビフライに卵焼き、丘ひじきが出てきたので、今日は辛子醤油和えで。


今日はやはり10度くらい低いから、風もあるし外の空気がヒンヤリする。
朝、薄いストールを巻いて歩いて来たから、懸命に歩くと体はポカポカしてくるけれどね。

それにしても連休中は歩かなかったものだ。
唯一、喜多方の桜祭りで1万歩超えたくらいで、後はその五分の一程度の日々。167歩の日もあった
家から出ないか、車に乗ると、そういう結果になってくるよね、、、。

今は新緑の緑が眩しい。雪融け水で川の水量は増え、そんなこんなを眺めながらの歩きを満喫しようと思う。
コメント (2)
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