その昔、ある占い師に
「アンタには蓄財運はない。お金は常に右から左。
でも、動きはあるから決定的に困ることはないよ」
と、有難いんだか迷惑なんだか分からないご託宣を受けたことがあります。
考えてみればホントにその通り(^_^;)
しかしまあ「い~んじゃないの? 決定的に困らないんなら」
……ということで、右から左の人生をおくっています(爆)
昨日は10年来の念願叶って、宇治の
「青土」さんへ。
布マニアな方々には既にお馴染みの名店ですが
一見さんには敷居が高いので、最初は誰かに連れてってもらわないとね。
それが、なかなかタイミングが合わず、月日が経ってしまったというわけです。
もっとも、青土さんで扱っているような特上クラスの布
私なんぞ、とてもとても……と尻ごみしていたことも事実。
文字通り「豚に真珠」ですからね
でもまあ豚には豚なりの美意識ってものがあって
どうせ買うなら「特上麻」と決めていたんですが
これがまたお値段も特上で、中でも目をつけてしまったのは、超特上のレアモノ。
幸か不幸か、これは「非売品」ということで(ほっ…(^_^;)
それよりランクは下がるものの、私なんぞには畏れ多い特上麻(白)を
1疋(つまり2反)譲っていただきました。
さらに、何とも深く美しい色合いに染まった特上麻に
着物にしたらどんなによかろうかと思われる着尺地を。
ははは……まったく予定通りというか何というか
新幹線のごとく右から左に飛んでいきましたわ、稼いだばかりのオアシが(~o~)
この「白」を何に使うか、既に腹案はありますが
(いい白なんだわ、これが。かすかに青みが入っていて柔らかで)
鬼が笑うといけないので、じっくり取り組もうと思っております。
連れて行ってくださった皆さん、
長時間お相手してくださった青土さん、ありがとうございました。
真珠のような布を生かしてモトがとれるよう(!?) 頑張ります。